三重県総合文化センター ブログ

【事業報告】ピアノ解体ショー

開催日時:2023年8月16日(水曜日)1回目10時30分、2回目13時30分(各回60分)
会場:三重県文化会館 中ホール
参加者:小学生1回目21人、2回目22人
先生:吉永有介さん(調律師)

鍵盤を解体して音がでるしくみを見学
調律の体験

いつもそうぶんのピアノをメンテナンスしてくださっている、調律師の吉永有介さんと一緒に、ピアノの解体・組立・調律の一連の流れを、解説を交えつつ見学・体験していただきました。

まず導入として、ピアノに関するクイズを行いピアノに関する基本的な情報を学びました。その後吉永さんをお呼びし、メインであるピアノ解体を進めていきます。   

解体を行う中、随所で吉永さんにインタビューを行い、進行中の作業の様子の実況や解説もしていただきました。

ピアノの中をのぞいてみよう

その後、引き出した鍵盤を近くで実際に触ってみたり、響板の上にオルゴールをのせ、響き方が変わることを体験してもらったりしながら、今度は組み立てを行い、最後に調律の体験も行いました。

ボランティアさんの生演奏

また、すべての作業終了後には、舞台上に設置した客席に座り、そうぶんにもよくボランティアとしてお越しいただいている演奏家の方にご協力いただき、生演奏を間近で聞いていただきました。

体験や間近で見学ができる部分ではみんな熱心に話を聞いたり、反応したりしており、興味を持って、楽しく学んでくれている様子が見られました。

参加者の声

  • ピアノはどのように、音を鳴らしているのかが気になっていたので分かって嬉しかったです。(3年生)
  • イベントに参加して楽しかった。解体なんか初めて見たからよかった。(4年生)
  • コンクール等で県文のピアノを弾くのをより楽しみになった様です。藤田さん(ボランティア)の音色も素敵でこの様な体験をありがとうございました。(保護者)
  • 調律師さんになるには、身体的な条件が有る事など知らない事がたくさん知れてためになりました。(保護者)

【事業報告】「ようこそ!手話の国のお祭りへ」

開催日時:2023年8月6日(日曜日)10時から13時まで、14時から16時まで
会場:三重県文化会館 第1ギャラリー
参加者:対象どなたでも のべ412人
協力:手話マルシェ®


手話でお出迎え

「ようこそ!手話の国のお祭りへ」。

声ではなく、手の動きと表情だけで表現された手話の動画がお祭りに来た人たちを最初にお出迎えします。そう、ここは手話の国。

お祭りを運営するのも、普段から手話を使って生活をしている、手話の国の住人(ろう者・ろう児)の皆さんです。

うちわ作り どんなうちわにしようかな?
オリジナルうちわの完成!

遊びに来た子どもたちは、受付で配布された手話ポイントを持って、射的、輪投げ、ストラックアウト、ペットボトルボーリングで遊んだり、手話をテーマにしたミニゲーム「手話クイズ釣り」、「手話インタビュー」に挑戦したり。ポイントをたくさん集めて、クリアうちわ作りやバルーンアート作りをしてみたり。射的にはまって何度も挑戦する子や、手話クイズに何回も挑戦してポイントをたくさん貰う子、うちわをじっくりこだわって作る子・・・など、みんな思い思いの楽しみ方でお祭りを満喫していました。

手話でコミュニケーション

覚えてきた手話を試してみたり、新しい手話を教えてもらったり。子どもたちだけでなく、保護者の皆さんも一緒に、自分なりの方法で住人たちとコミュニケーションを取りながら、お祭りを楽しんでいる様子が印象的でした。

あちこちで身振り手振りのやり取りが交わされる、とっても賑やかなお祭りになりました!

参加者の声

  • 手話ができないと伝えられないと思ってはずかしかったけど、ジェスチャーや顔の表情でわかることもたくさんあった(2年生)
  • 思っていたより手話ができた 手話で話してつうじたらたのしかった(6年生)
  • 5才の子でも楽しめるイベントで、当日でもできるものがあって非常に楽しめました。(保護者)

【事業報告】ザ・オイオイズの手話パフォーマンス

開催日時:2023年8月6日(日曜日)1回目10時15分 2回目13時30分(各回30分)
会場:三重県文化会館 第2ギャラリー
参加者:対象どなたでも 1回目90人、2回目135
出演:ザオイオイズ

開始前から小さな子どもたちが大人と一緒にプレイマットの上に集まり始めます。大阪からやってきたオモシロ元気なお兄さん、お姉さんの登場に、子どもたちは興味津々。

実はザ・オイオイズのメンバーにも、聞こえる人と聞こえない人がいます。手話と口語、スライドなど様々な方法を使って説明していきます。

午前の部では、みんなで元気に手話体操!「家」「山」「楽しい/つらい」…ラジオ体操の音楽にのせて手話をカラダ全体で覚えます。表情も大事なポイント。午後の部では、みんな大好きな歌「おばけなんてないさ」に合わせて手話を学びました。子どもたちはもちろん、見ていた大人たちも一緒になってカラダを動かし、会場は笑いに溢れていました。

参加者の声

  • 手話を前から知っていたのでわかりやすかった(4年生)
  • ザ・オイオイズさんの手話パフォーマンスとても楽しかったです。また来てくれると嬉しいです。(保護者)

【事業報告】〜絵をかくと音がでる〜ビートワークスであそぼう!

開催日時:2023年8月6日(日曜日)11時から13時まで、14時から16時まで(一人10分)
会場:三重県文化会館 第2ギャラリー
参加者:3歳から小学生まで 188人
先生:小林 広恵さん(画家)

絵をかくと音が出るふしぎなキャンバス。みんなが思い思いの素材でキャンバスに絵をかいたり、ひっかいたり、叩いたりすると、それが音になって聞こえてきます。

こどもたちも、保護者の方も、みんな夢中になって一緒に楽しんでいました。なかには何度も足をはこんでくれる子も。クレヨンの音、そーっとかいた音、強くかいた音。それぞれの音に耳をかたむけながらあそびました。

参加者の声

  • 無料で楽しいことができてうれしかった。(5年生)
  • 楽しいイベントをありがとうございました(保護者)

【事業報告】水彩絵の具でつくろう!カラフルカード

開催日時:2023年8月6日(日曜日)10時から13時まで、14時から16時まで(一人30分)
会場:三重県文化会館 第2ギャラリー
参加者:5歳から小学生まで 121人
先生:中田 未菜さん(画家)

スポイトと絵の具を使っての作品づくり。

  1. ハケで紙に水を塗り、べったり濡らす
  2. 好きな色の絵の具をスポイトで垂らす
  3. 色がにじんだり混ざったりする様子を楽しむ
  4. ドライヤーで乾かす
  5. ペンで仕上げをする
  6. 完成!
中田さんに教えてもらいながら作品づくり
最後はペンで仕上げます

普段はあまりやらない「紙を水でしっかり濡らす」作業をおそるおそる始める子、大胆に「びしゃーっ!」とためらいなくハケを使う子など、スタートから様々なやり方でした。

スポイトを初めて使うお子さんも多かったようですが、すぐにコツをつかんで作品づくりを楽しんでいました。
8色用意した絵の具を全部使ったり、好きな色だけ使ってシンプルな作品にしたりと思い思いの個性あふれる作品が作られました。

できあがった作品を自慢げにスタッフに見せてくれるお子さんも多く、スタッフも嬉しくなるワークショップでした。

参加者の声

  • かーどつくるのたのしかったです(1年生)
  • たのしかった(2年生)

【事業報告】三重ジュニア管弦楽団 弦楽器を体験してみよう

開催日時:2023年8月6日(日曜日)14時00分〜16時00分(一人5分程度)
会場:三重県文化会館 レセプションルーム
参加者:ヴァイオリン93名 チェロ65名
先生三重ジュニア管弦楽団の団員

三重ジュニア管弦楽団の団員による弦楽器体験コーナーを開催いたしました。指導を行うのは三重ジュニア管弦楽団の団員たち。ヴァイオリンやチェロの持ち方や構え方を教わり、恐る恐る弓を引いてみると振動が腕に伝わるとともにぎこちない音が「ギギギー!」と鳴り響きます。弦楽器は押したらきれいな音がなる楽器ではなく、綺麗な音を出すためにたくさんの練習が必要なのです。

たくさんのお友達にはじめての弦楽器を体験していただくことができました。

参加者の声

  • バイオリンがおもしろくてびっくりしました。かくと音がでてふしぎだなと思いました。(2年生)
  • チェロがどんな音なのかわかった。(3年生)

【事業報告】三重ジュニア管弦楽団 こどもオーケストラ教室

開催日時:2023年8月6日(日曜日)11時開演(70分)
会場:三重県文化会館 小ホール
参加者:333人
指揮梶 吉宏、阪野 徹

毎年恒例、三重ジュニア管弦楽団によるこども向けオーケストラ教室を開催しました。ジュニア管弦楽団ではじめて楽器を始めてから2年が経とうとしている単科コースは、お客様の前で初めて演奏を披露しました。初舞台に緊張しながらも、練習の成果を発揮して堂々とした演奏をお届けしました。

楽器経験者による合奏コースは、クラシックの名曲をたくさん盛り込んだプログラム。ヴィヴァルディの「春」では、14行の詩(ソネット)とともに小鳥のさえずりや春の嵐、妖精の踊りなど、それぞれの場面を解説。それを踏まえて音楽を聴くと、それぞれの情景が鮮明に思い浮かびました。

指揮者体験

指揮者体験コーナーではアンパンマンのマーチの2分の2のリズムを梶館長が会場のみんなにレクチャーしました。元気よく立候補してくれた3名の子どもたちが実際にオーケストラの指揮を体験していただきました。指揮に合わせてオーケストラは早くなったり遅くなったり…タイミングを合わせたりリズムを保ったり、指揮者はとても重要な役割を担っているのです!最後はオーケストラと共にみんなで元気に合唱。みんなで楽しくオーケストラについて学べる一日となりました。

参加者の声

  • いろんな学年の子どもたちが奏でる音が一つになるのは、とてもステキだと思います。(保護者)
  • 5才児も入場出来てありがたいです。(保護者)
  • 指揮者体験がかわいくてよかったです(保護者)

【事業報告】ちがいにOK!ドラァグクイーン・ストーリー・アワー

開催日時:2023年8月5日(土曜日)1回目11時、2回目14時(60分)
会場:三重県男女共同参画センター 多目的ホール
参加者:1回目 3歳から5歳の親子30人、2回目 6歳から8歳の親子25人
先生:マダム ボンジュール・ジャンジさん(ドラァグクイーン・ストーリー・アワー東京)

ドラァグクイーン・ストーリー・アワーからドラァグクイーンのマダム ボンジュール・ジャンジさんにお越しいただき、親子で楽しいひと時を過ごすイベントを行いました。

子どもたちみんなで「ジャンジさ〜ん!」と呼びかけると、会場の後ろ側からジャンジさんが登場。見たこともないようなきらびやかな衣装に身を包んだジャンジさんを見て、子どもたちもびっくり。はじめはドキドキな雰囲気でしたが、手拍子を使った遊びによって、すぐに和やかな雰囲気になりました。

まずはジャンジさんによる絵本の読み聞かせ。一度は読んだことがあるような絵本や「It's Okay to Be Different」という絵本をジャンジさんが読んでくれました。絵本「It's Okay to Be Different」は背が大きくても、小さくても、髪の毛が無くても、車いすでも、「OK!」とどんな人も肯定し、多様性を認め合うことの大切さを楽しく教えてくれるステキな絵本。ジャンジさんと一緒に「OK!」とポーズを取りながら読んでいきました。

みんなで「OK!」
あそび

その後は工作「自分だけの王冠づくり」。配られた用紙に思い思いの絵を描いたり、シールを貼っていたりして自分だけの王冠を作りました。用紙を一色に塗りつぶす人もいれば、キラキラのシールをいっぱい貼り付けていく人も。それぞれ思い思いの自分だけの王冠を作ったら、最後はジャンジさんと記念撮影。思い出の一枚が撮れました。

多くの人にとって、ドラァグクイーンと呼ばれる人たちと接する機会はそれほど多くはないかもしれませんが、今回こうして自分らしさ全開!のジャンジさんと一緒に楽しいひと時を過ごせたことは、自分らしさを表現することやいろんな「違い」を認め合うことの大切さに気付けるような、ステキな出会いの場になったのではないかと思います。

参加者の声

  • なかなかドラァグクイーンイベント等の参加ができないので、子ども達も大人もいい体験ができて嬉しかったです。(保護者)
  • 周りのスタッフの方がちょっと緊張していらっしゃったので、少しドキドキしてしまいました。音楽でもあれば和んだかもです。(保護者)
  • 最近テレビで多様性についてお話を聞くことが増え、親子で参加し、いろいろ話し合うきっかけにしようと思い申し込みました。「いろんな人がいていいよね」「そういう考え方もあっていいよね」を子育ての中でよく使っています。(保護者)
  • 今後、子どもたちのおままごとにジャンジさんのようなファッションが登場しそうで楽しみです。(保護者)

【事業報告】まるでスクラッチ!〜コーヒーかすがアートに変身〜

開催日時:2023年7月29日(土曜日)1回目10時、2回目13時30分(60分)
会場:三重県文化会館 第2ギャラリー
参加者:5歳から小学生対象 1回目15人、2回目18人 ※2年生以下は保護者同伴
先生:酒井由美さん(PINE WORKS代表・プロデューサー)、にじろさん(アーティスト)

コーヒーかすを使ったアートの発案者である酒井由美さん(PINE WORKS)と製作者のにじろさんを招いて、コーヒーについてのお話しと試飲、作品作りをしました。

デカフェのコーヒーを飲みながら、酒井さんからコーヒーの豆知識とコーヒーかす再利用のお話しを聞きました。作品作りでは、にじろさんにコーヒーかすを使ったスクラッチアートの描き方を教わり、作品を作りました。

コーヒーのお話
下絵をかきます

それぞれ思い思いに描いた下絵に、協力しながらコーヒーかすペーストを塗り、引っ掻いて絵を描きました。

下絵にどんな色を塗るか、コーヒーペーストをどのようにのせていくか、それぞれ自由な発想で個性あふれる作品作りとなりました。

参加者の声

  • 線と絵を書くのがたのしかったです(2年生)
  • コーヒーのこなはいろんなことにつかえるんだなーっと思いました(3年生)
  • 色がでてくるのがたのしかった(5才)
  • コーヒーかすとでんぷんのりをまぜるのがたのしかった(3年生)
  • はじめてのデカフェコーヒーはおいしかった(1年生)

【事業報告】JAL折り紙ヒコーキ教室

開催日時:2023年7月29日(土曜日)1回目11時(70分)、2回目13時30分(90分)
会場:三重県文化会館 第1ギャラリー
参加者:1回目小学校低学年向け28人、2回目小学校高学年向け22人
先生:JAL折り紙ヒコーキ指導員

ミニ競技会

JALが取り組む次世代育成プログラムの「空育」の活動として、折り紙ヒコーキ教室を開催しました。

折り紙ヒコーキ指導員まっちゃんこと松浦さんの指導で「イカヒコーキ」を折りました。イカヒコーキは、その名の通りイカの形に似ているヒコーキです。JALのロゴマーク「鶴丸」が入った特製の紙でつくる折り紙ヒコーキは、いかにも飛びそうな期待が膨らみます。飛ばす前の翼の微調整や、飛ばし方も重要だという説明は、実際の飛行機とも重なる部分です。

折り方指導
イカヒコーキをつくりました
表彰式のようす

つくった折り紙ヒコーキは、試し投げをした後にいよいよミニ競技会がスタートです!くるっと曲がって思わぬ方向に飛んでいくヒコーキもあれば、よく飛んだヒコーキには思わず会場からも「わぁ!」という歓声が上がります。

参加者の記録を集計して、上位3人には、表彰状をお渡ししました。

教室終了後の自由時間を使って折り紙ヒコーキを夢中で飛ばす子どもたちの楽しそうな姿がとても印象的でした。

CAお仕事講座

午後からの高学年向けの会には、CAとして国際線・国内線に勤務経験のある利根川さんにお仕事講座をしていただきました。飛行機のこと、機内の設備や機内食のとこ、仕事に欠かせない持ち物や1日の流れなどクイズをまじえながらお話いただきました。質問コーナーでは「1か月間でどれぐらい飛行機に乗っているの?」等の質問がありました。

参加者の声

  • やっぱり紙ヒコーキを飛ばすのは楽しいなとあらためて思いました。1位になれなかったけれど3位になれたのはうれしかったです。これからもっともっと工夫をして20m飛ばしてみたいです(4年生)
  • むずかしいところもあったけど楽しかった(1年生)
  • 紙ヒコーキだけでなく、JALのお仕事のことも知れて、親子で楽しく過ごすことができました(保護者)

最近のブログ

カレンダー

<<2024年04月>>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     

カテゴリ

アーカイブ

このページの先頭へ

メニュー