三重県総合文化センター ブログ

【事業報告】美し三重のお魚について知ろう!

開催日時
2025年8月10日(日曜日) 10時から16時(12時30分から13時30分は休み)
会場
三重県文化会館 第2ギャラリー
参加者
幼児から小学生427人(保護者470人)
プログラム提供
三重県農林水産部、第44回全国豊かな海づくり大会三重県実行委員会

 

イベントの様子

 

大日本水産会発行の「おさかなぬりえ」を使用し、海や河川環境の保全の大切さと水生生物の生態学習ができる体験として実施しました。さらに令和7119日開催予定の第44回全国豊かな海づくり大会を記念し、子どもたちに水産生物への親しみを持ってもらい、魚食普及につながることも意図して実施しました。

ぬりえとともに海づくり大会用のコスチュームを着用したPRキャラクター「とこまる」の絵柄で缶バッジ作りも行い、それが子どもたちの興味をひいて、ぬりえ体験に参加するきっかけとなった子も多かったようです。当日はたくさんの方にご参加いただきました。

海づくり大会を紹介するパネルは、子どもたちの同行者がご覧になっていることが多く、スマートフォンで撮影している方もみえました。

 

展示の様子
ぬりえ

 

参加者の声

 

アンケート
  • ぬりえの本がもらえてうれしかった。
  • 「とこまる」(キャラクター)がかわいかった。
  • さかなのぬりえがたのしかった。バッジすき

 

 

【事業報告】マスキングテープでかき氷のペンダントを作ろう!

開催日時
2025年8月10日(日曜日) 10時から16時(12時30分から13時30分は休み)
会場
三重県文化会館 第2ギャラリー
参加者
3歳から小学生321人(保護者385人)
アーティスト
赤木希世美(マスキングテープアート作家)

 

イベントの様子

 

発泡スチロールでできた型に、マスキングテープで氷・シロップ・カップの模様を貼りつけ、かき氷のペンダントを作ります。完成したペンダントは、ひもを通して身に着けて帰ります。
かき氷の形をした型のほかに丸い型も選べるので、思い思いにスイカや浮き輪、アニメの武器などを作ってくれた子たちもいました。

マスキングテープは色も模様も様々で、文字がプリントされているものや、ラーメンのどんぶりの模様のものも。
好きなシロップの味を思い出したり、その日のファッションにぴったりなデザインを考えたりして、ペンダントをスタッフに見せてくれました。

赤木さんのサポートもあり、おいしそうなかき氷たちがたくさん出来あがりました。

 

全体の様子
作品

 

参加者の声

 

アンケート
  • マスキングテープでいろいろつくれてたのしかったです!(ペンでかくとおもってたけど)(1年生)
  • かき氷のペンダントつくるのがたのしかったです。(2年生)
  • 手が器用だったことにおどろきました(保護者)

 

 

【事業報告】作ってあそぼ!たのしい海の生きもの

開催日時
2025年8月10日(日曜日) 10時から16時(12時30分から13時30分は休み)
会場
三重県文化会館 第2ギャラリー
参加者
3歳から小学生218人(保護者195人)
アーティスト
nobuyoung(のぶヤン)

 

イベントの様子

 

封筒や紙コップ、ビニール袋など身近にある材料を使って海の生きものを作り、完成したら「そうぶん釣り堀」で釣って遊びます。
「ふうとう魚」「コップたこ」「ふくろクラゲ」の3つの生きものの中から2つ選んで作ることができるので、どれを作ろうかな・・・と楽しそうに選んでいる子もいました。

生きもの作りでは、いろいろなシールを貼って模様を作ったり、紙コップにハサミで細かく切りこみを入れて作っている子など、皆思い思いに作っていました。

完成した海の生きものは釣り堀コーナーで釣って遊び、最後に袋詰めして持ち帰りました。

 

全体の様子
イベントの様子

 

参加者の声

 

アンケート
  • いきものをつくるのがたのしかった(未就学児)
  • 工作系のイベントが好きなのでしっかり楽しんでました(保護者)
  • 幼児でも楽しめるイベントもあり喜んでいました(保護者)

 

 

【事業報告】to R mansion「走れ☆星の王子メロス」

開催日時
2025年8月24日(日曜日) 1回目10時から11時、2回目15時
会場
三重県文化会館 小ホール
参加者
1回目168人(大人99人、子ども69人)、2回目163人(大人111人、子ども52人)
アーティスト
to R mansion

 

イベントの様子

 

ロビーでは、フォトスポットやお絵描きコーナーが充実し、ご家族で楽しむ姿が見られました。開演前から出演者たちが生演奏を披露し、メロスがロビーを走り回るなど、来場者のワクワクもMAXに!

いよいよ開演。最前列のプレイマットエリアでは、子どもたちが途中客席から登場する出演者やアッと驚くパフォ―マンスに目をキラキラさせていました。赤ちゃんと観劇してくれたママパパや大人たちも、童心にかえって一緒に振りを踊ってくれる場面も。劇場が幸せな興奮に包まれたひとときでした。

 

全体の様子
アーティストアップ

 

参加者の声

 

アンケート
  • メロスが走っていることろがカッコ良かった!(小1
  • とにかくさいこう。(小5
  • 人をもちあげるところ、羊めっちゃ力もちだったなあ。(小3
  • 子ども(4才)は初めて演劇をみました。号泣でした。心にひびいたものがあったみたいです。(大人)
  • こわがりの息子たちも最後まで観ていられました。「赤ちゃんは泣くのが仕事」と最初に言っていただけてホッとしました。子どもが嫌がったり、喋ったりしても大丈夫な雰囲気をつくっていただけて嬉しかったです。安心して観られました。(大人)

 

 

【事業報告】デフ・パペットシアター・ひとみ「あやかし」を作ろう!ワークショップ

開催日時
2025年8月10日(日曜日) 1回目10時から11時40分、2回目13時から14時40分
会場
三重県文化会館 第1ギャラリー
参加者
1回目小学生9人(付添12人)、2回目小学生19人(付添21人)
アーティスト
デフ・パペットシアター・ひとみ

 

イベントの様子

 

講師は、聞こえない人と聞こえる人が一緒に活動している人形劇団、デフ・パペットシアター・ひとみ(通称デフパペ)の榎本トオルさん、やなせけいこさん、鈴木文さん。ろう者である榎本さんが手話で話す内容を、やなせさんが手話通訳してくれました。

 

全体の様子
アーティストアップ

 

デフパペの皆さんが作ったあやかし人形を見せてもらいながら、みんなであやかし人形作りに挑戦!たくさんの新聞紙や色紙、ビニール袋、不織布などを目一杯使って、自分だけのあやかしを作りました。

1人で持つあやかし人形や、複数人で動かすあやかし人形、自分があやかしになるあやかし衣装…などなど、とってもユニークな人形が完成しました。

最後はあやかし人形と一緒に、みんなで多目的ホールまでねり歩き!ステージの上で、みんなの作ったあやかしをたくさんの人にお披露目しました。

 

 

参加者の声

 

アンケート
  • あやかしになれて、たのしかったです!
  • ねりあるきがたのしかった。
  • 大きくつくりすぎて少しおもかったけど、たのしかったです!!4てん(満点)こえて100てんです!

 

 

【事業報告】ピアニスト・高橋ドレミの親子で楽しむレクチャー&コンサート

開催日時
2025年8月9日(土曜日) 11時開演
会場
三重県文化会館 中ホール
参加者
小学生66人(保護者69人)
アーティスト
橋ドレミ(ピアニスト)

 

イベントの様子

 

1部では、三重県文化会館所蔵の鍵盤楽器・ポジティブオルガン、チェンバロ、ピアノ、チェレスタを舞台上に並べました。小学生は舞台上の特設客席に座って、ピアニスト・高橋ドレミさんの話を聞いたり、実際に楽器に近づいて演奏している様子を観察したりしました。レクチャーの中では「ピアノとチェンバロの演奏を聴いてみてどんな違いがあったか?」など、小学生のみんなに意見を求める場面もありましたが、積極的に手を挙げて意見を出してくれました。

 

全体の様子
アーティストアップ

 

第2部では、「エリーゼのために」「ラ・カンパネラ」などのクラシック音楽を中心に本格的なピアノコンサートを行いました。コンサートの際は小学生も客席の家族のもとへ戻り、一緒にピアノの演奏を楽しんでもらいました。最後の曲目はショパンの「スケルツォ 第1番 ロ短調 作品20」。ショパンがロシアの侵攻の影響で祖国から亡命する際の葛藤を描いた音楽です。公演日の89日は日本の戦争の歴史の中で忘れてはならない日であり、子どもたちに今一度平和について考えてほしいという理由で高橋ドレミさんが選曲しました。子どもたちの客席で真剣に耳を傾ける様子から高橋ドレミさんの思いはきっと届いたと思います。

終演後は舞台上の楽器を今度は家族みんなで観察したり、ロビーで高橋ドレミさんとお話をしたり、にぎやかな雰囲気で終了しました。

 

 

参加者の声

 

アンケート
  • きょうじゃくがすごくうまかったです。いろいろなピアノの名前をしれてうれしかったです。手のうごきがすばやかったです。
  • れきしでピアノがしんかしたことがすごかった。
  • 子供の感想を否定せず、うけいれてもらえてうれしかったです。コンペイトウのおどり等、知っている曲が出てきてわかりやすかった。チェレスタは初めて音色が聞けてよかった。(保護者)

 

 

【事業報告】くみひもでオリジナルキーホルダーやブレスレットを作ろう!

開催日時
2025年8月9日(土曜日) 1回目9時30分、2回目13時30分
会場
三重県男女共同参画センター 生活工房
参加者
1回目小学生17人(保護者12人)2回目小学生19人(保護者14人)
協力
松島組紐店

 

 

 

伊賀くみひもを手掛ける松島組紐店よりお二人の講師を招いて組紐のお話しを聞き、組紐を使ったむすびに挑戦しました。願いごとが叶う「叶結び」でキーホルダーを、菊を型取った「菊結び」でブレスレットを作りました。少し難しかったけれど、自分のお気に入りの色でかわいい菊の花を作ることができました。

 

参加者の声

 

アンケート
  • むずかしかったけどじょうずにできてうれしかったです。かわいくできました。たのしかったです。
  • むずかしかったけど楽しかった。
  • 三重県の伝統工芸品について知ることができたことが良かった。実際に体験できたことが良かった。
  • いろんなむすび方がある。口と十で叶ってすてき
  • きく結びの作り方がむずかしいと思ったけれど完成した形がきれいでうれしかった。

 

 

社会見学:わくわく劇場体験ツアー「育生地区放課後児童クラブ くるみ会」

《開催日時》2025年8月21日(木曜日) 14時30分から15時50分まで
《会場》三重県総合文化センター 中ホール
《団体》育生地区放課後児童クラブ くるみ会
《内容》

 

育生地区放課後児童クラブくるみ会のみなさんを社会見学プログラム「わくわく劇場体験ツアー」へご案内しました。
最初は客席で、舞台機構を使ったショーを交えながら、ホールの特徴やお仕事について学びました。
その後、舞台上や音響室、調光室やオペレーション室と言った、普段客席からは見えないお部屋に行き、実際に目の前でプロの舞台スタッフの実演を交えながら、舞台機構の動かし方や仕組みを学びました。子どもたちは最初から興味津々で、スタッフさんのお話をじっくり聞くだけでなく、体験時間では、子どもたち全員が積極的に参加し、ツアー終了まで楽しく学んでくれていました。

 

鉄の棒がいっぱい降りてきた!!
これはいったい何だろう?




 

お部屋に入ると大きな機械が!!
どうやって操作しているんだろう?






 

この機械はいったい!?
メカメカしくて凄くカッコイイ!!






 

床が沈んでる!?
いざ奈落の世界へレッツゴー!!











 





参加者の声

(児童)
・上からのライトや照明が全部手動だということにおどろきました。上からのライト(シーリング)では階段を上り下りしていることに驚きました。
・照明の色を変えるのを見て、実際にやってみたらとても難しくておどろいた。
・中ホールの中の座席の数が968席あったのがびっくりした。バックヤード(照明)のいろんな色を作れたのが楽しかった。
・ほとんど人が機械で動かしていることにびっくりしました。色々なところに仕組みが隠れていて探すのが楽しかったりおどろいたりしました。
(先生)
・子どもたちのために、たくさんの大人が関わりを持ってくれることに感謝でいっぱいです。楽しかったです。ありがとうございました。

 

社会見学について

三重県総合文化センターでは、小学校中学年を対象とした社会見学を実施しております。
未来の利用者である子どもたちに、公共の施設でのマナーやルールの他、普段は入ることのできない施設の裏側や、そこで働く人々のさまざまな「仕事」について楽しく学んでいただけるコースをご用意しています。
詳細は、「社会見学・施設見学」ページをご覧ください。

取材ボランティアレポート「東京六人組」

 

本日は、今年で結成10周年を迎えたアンサンブル集団の「東京六人組」の公演に行かせていただいた。ずっと気になっていた音楽公演をやっと観に行くことができたので本公演について書かせていただく。

 

東京六人組

 

「東京六人組」が登場するやいなや、割れんばかりの拍手。そこからも11曲終わるごとに拍手の嵐に包まれ、MCの前後にも鳴り止まぬ拍手が響いた。

曲ごとの音の強弱を意識して聴いたり情景を思い浮かべたりと様々な方法で音を楽しむことが出来た。1曲ごとにMCがあり、各楽器の紹介や演奏曲についての解説、注目ポイントなども説明していただくことで、初めて触れる曲にも抵抗なく楽しめた。またMCも出演者が順番に行い、それぞれが和やかムードで盛り上げてくださったため、会場から笑い声が聞こえる場面もあった。

 

 

一番驚いたのは、前述したように拍手の数々だ。登場や退場、MCの前後、演奏前後などどんな時でも拍手が必ず沸いた。特にプログラム最後のボレロの演奏後は拍手の数が今までよりも強く、アンコール曲を2曲も演奏してくださった。会場のみなさんの温かさと「東京六人組」の方々の温かいコメントや響く演奏曲に自分自身も心が穏やかになったのだった。

 

プログラム

 

  • モーツァルト(竹島悟史編)/歌劇「フィガロの結婚」序曲
  • プロコフィエフ(竹下倫士編)/バレエ音楽「ロミオとジュリエット」より
  • ガーシュウィン(リサ・ポルタス編)/パリのアメリカ人
  • ファリャ(竹下倫士編)/歌劇「はかなき人生」より「スペイン舞曲」
  • ホルスト(リサ・ポルタス編)/組曲「惑星」より「木星」
  • プーランク/ピアノと管楽器のための六重奏曲
  • ラヴェル(川島素晴編)/ボレロ

 

【アンコール】

 

  • ビゼー(リサ・ポルタス編)/歌劇「カルメン」より前奏曲
  • ビゼー(竹下倫士編)/組曲「アルルの女」よりファランドール

 

(取材ボランティア:m.)

 

取材したイベント

東京六人組
2025年3月2日(日曜日)14時から
メンバー:上野由恵(フルート)荒絵理子(オーボエ)金子平(クラリネット)福士マリ子(ファゴット)福川伸陽(ホルン)三浦友理枝(ピアノ)

 

取材ボランティアレポート「なりかわり標本会議」

 

なりかわり標本会議のお知らせを見た時は、会議…?演技…?標本…?と不思議に思ったのと同時に興味をそそられた。普段なかなか味わうことのない経験をしてみたく行くことにした。自分の感じたことや考えたこと、今回の公演についてまとめてみた。

 

写真:松原豊

 

まず受付をする際に、ランダムでカードや封筒を引くように指示を受けた。カードは今回の公演で使う「役割カード」というお仕事が書かれたもの、そして封筒は指示があるまで開けてはならないということだった。ちなみに、私が引いた役割カードは「インテリアコーディネーター」であり、これがどう関係するのかを楽しみに席につく。

公演ときくと、予め台本や設定などがありそれに応じて演技をするものだというイメージがある。だが、この公演はテーマや役割など出演者もどのような設定なのか知らない。我々と同じ感覚で進んでいくのだった。

出演者も我々と同じように役割カードを引き、それに応じて自身の中に落とし込み「なりかわって」いた。

役割が決まったあと、ファシリテーターにより標本会議のテーマが発表され、各々の考えや役割に応じて会議は進む。自分の考えだけでなく、「なりかわって」いる役割のことも考えるというかなり難しい即興演技のようなものが始まった。

 

写真:松原豊

 

標本会議のテーマは、「家族制度解体」について。もし家族制度解体が日本に適用されるとしたら賛成か反対かというようなもの。各々の立場や個人の考えを共有していった。

そのあとは、出演者が過去の行動が書かれたカードを引き、それをまた自身の中に落とし込み関連させながら会議は進んでいった。それにより、考えを変えたり自身の過去や今を話したりしていく。我々がはじめに渡された封筒にも実は過去の行動カードが入っていた。それを同じようなタイミングで見て、役割と過去の行動を絡めながら我々も自分なら賛成か反対かを考えた。私は「被災地のボランティアをしていた」という設定で、お隣の方は「投資詐欺をしていた」という設定だった。

 

写真:松原豊

全ての公演が終わり、役を落とし出演者の演じていた時の感想や考えなども聞くことができた。この職業ならどのように考えるか、過去の行動はこれだったからこれを生かそう、など様々なお話を聞きとても充実した時間を過ごせた。

 

自分自身が、インテリアコーディネーターで被災地のボランティアをしたという設定ならどのように考えるだろうか。お部屋のコーディネーターをするということは家族制度がなくなってもなにか影響があるのか。被災地のボランティアをしたのならその時に家族の尊さを学んだのではないか。など思考をめぐらせた。

役を全て落とした時の自分としては、家族は大事だしパートナーや友達も大切。家族制度解体があったとしたら、家族が家族のような存在になるというのは今の現状からすると考えにくい。だが、縛りから解き放たれると思うのか寂しさや孤独を感じるのかは人それぞれだと思い刺激を受け帰路についた。

 

 

 

 

(取材ボランティア:m.)

 

取材したイベント

なりかわり標本会議
2025年3月1日(土曜日)14時から
構成:松井周 

 

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