【事業報告】どくしょビンゴ!(2024年)
開催期間:2024年7月20日(土曜日)から8月31日(土曜日)まで
場所:三重県立図書館 児童コーナー
参加者:幼児から小学生 149人


昨年同様、夏休み中はいつでも参加できるようにしたところ、多くの方に参加いただきました。ビンゴを完成させるために、図書館のいろいろな本を見てもらう機会にもなりました。景品のプレゼントや賞状も喜んで受け取ってくれました。
開催期間:2024年7月20日(土曜日)から8月31日(土曜日)まで
場所:三重県立図書館 児童コーナー
参加者:幼児から小学生 149人
昨年同様、夏休み中はいつでも参加できるようにしたところ、多くの方に参加いただきました。ビンゴを完成させるために、図書館のいろいろな本を見てもらう機会にもなりました。景品のプレゼントや賞状も喜んで受け取ってくれました。
開催日時:2024年7月20日(土曜日)から8月31日(土曜日)まで
場所:三重県総合文化センター、三重県立図書館、三重県総合博物館、三重県立美術館
参加者:幼児から小学生まで クリア数151人
そうぶんの応援団鳥のかるみーが出題した8つのミッションにちょーせん!
夏休み期間中に、いつ来ても遊べるイベントとして開催しました。
ミッションを見事クリアしたら、やまぎわさゆりさんが描いたオリジナルキャラクター「もじもじねずみ」の缶バッジをプレゼントしました。
そうぶん30周年、MieMu10周年の記念イヤーにちなんだ出題もありました。
ご家族や、お友達同士で館内をあちこち回りながら「かるミッション」にちょーせんしている姿や、ミッション5の「絵かきのコばっぐ」でお絵かきする姿が見られました。
《開催日時》2024年9月27日(金曜日) 10時30分から11時30分まで
《会場》三重県総合文化センター 大ホール
《団体》伊賀市立友生小学校
《内容》
伊賀市立友生小学校のみなさんをそうぶんの施設見学と、劇場体験プログラム「わくわく劇場体験ツアー」へご案内しました。
大ホールのホワイエに集まって、そうぶんに関するお話を聞いた後、まずは、そうぶん全体の見学へと出発。そうぶんを構成する「文化会館」「生涯学習センター」「男女共同参画センター」それぞれの建物で、どんな役割を持っているのか、どんなことができるのかなどの説明を聞いたり、開館30周年記念事業の「広場deアート」や「窓アート 30周年スペシャル!」の見学をしました。
「知識の広場」のナナ像のこと、県立図書館には89万冊の本があること、文学コーナーで和綴じ本の見学、窓アートでは伊賀市在住のアーティストさんも参加していることなど、初めて知ることがたくさんあって子どもたちも興味津々の様子でした。
施設見学を終え大ホールに戻ると、次は劇場体験ツアーのプログラムへ。ホワイエでイベントの動画を見たり説明を聞いた後、客席の中へと入っていきます。客席では、音響・照明・舞台の3つの機構を組み合わせた簡単なショーを見学。先生も出演者として協力していただきました。3つの機構について説明を受けたら、もう一度先程のショーを見てみます。
機構について少しわかってきたところで、より近くで見たり聞いたりするために、今度は舞台上へと移動します。舞台上では、照明の作業の様子を見たり、ライトに色を付けるための仕組みについて聞いた後、大ホールにしかない「オペラカーテン」という機構の仕組みを裏側から見学。
その後は、ギャラリーと呼ばれる舞台上の少し高いところから舞台上を眺めてみたり、楽屋の中へ入ってみたりと、大ホールのいろんな場所を回り、その場所が何のためにあり、どういった場所なのかを学びました。
皆さん話を聞きながらメモを取ったり、質問をしたりと、とても興味を持って楽しんでいました。
先生が下から出てきた!?どうなっているんだろう?
(児童)
・大ホールは体育館みたいって思っていたけど、階段がいっぱいあって、映画館みたいな感じだったからびっくりした。
・今までそうぶんの中ホールやほかの舞台にバレエで出たり見たことはあるけど、いろんな人が協力して一つの物を作り上げていることを感じました。
・三重で一番大きな図書館があって、一度入ってみたいと思った。
(先生)
・普段見れない舞台の裏側を見れる貴重な機会となった。照明・舞台・音響という仕事に触れることで、子供たちの夢も広がったように感じた。
・普段見ることのできないことを体験させていただいて、とてもよかったです。みんなが力を合わせてひとつの物をつくりあげることが、わかりやすく説明していただいていてよかったです。
三重県総合文化センターでは、小学校中学年を対象とした社会見学を実施しております。
未来の利用者である子どもたちに、公共の施設でのマナーやルールの他、普段は入ることのできない施設の裏側や、そこで働く人々のさまざまな「仕事」について楽しく学んでいただけるコースをご用意しています。
詳細は、「社会見学・施設見学」ページをご覧ください。
三重県総合文化センターの広場にある「ナナ」像。作者はアーティストのニキ・ド・サンファルです。東京大学名誉教授でニキの大ファンでもある上野千鶴子さんの講演会に参加してきました。
講演ではニキの作品や人生、上野さんとの実際の交流などについてお話いただきました。ニキのアーティストとしての出発は、「射撃絵画」だったそうです。いくつか作品を紹介していただきましたが、「ナナ」しか知らなかった私はギャップに驚きました。ナナは自由で明るい女性の作品であるのに対し、射撃絵画は感情をそのままぶつけたような重い作品でした。ニキは64歳のときに、11歳のとき実父による性的虐待を受けたことを告白しており、射撃絵画には、ニキの女性的役割に対する嫌悪が表されているとのことでした。上野さんは、このような作品からナナシリーズに至るまでを考えると、胸に迫るものがあるとおっしゃっていました。
上野さんはニキが来日した際、京都でイベントを行い、そこで交流をしたそうです。上野さんによると、ニキは日本語が話せないにも関わらず、集まった人々は前のめりになって彼女の話を聞いていたということでした。ニキの人を惹きつける魅力がよく分かるエピソードだと感じました。
また最後に上野さんは、「ニキの苦しみが過去のものになってほしい」とおっしゃっていました。昔、上野さんが若い人たちにナナについてどう思うか尋ねたところ、「腰が引ける」という意見が多数派だったそうです。当時は男女平等の概念があまり浸透していなかったということが伝わりました。
私はナナの像を見てそのように感じなかったので、少しずつ女性が自由に生きられる時代に変わってきているのかもしれないと思います。
上野さんの講演会後、ニキ・ド・サンファル展に行ってきました。小さなお子さんから年配の方までたくさんの人がいらっしゃいました。
皆さんじっくりと作品をご覧になっていて、中には熱心にメモを取る方やスケッチをする方の姿も見られました。
上野さんからニキについてのお話を聞いたあとに観ると、作品に対しての彼女の想いがより伝わってきました。ニキの作品は強く激しいものや明るく可愛らしいもの、ダイナミックなものなど様々で、感情が良く表れていて、とても魅力的でした。
(取材ボランティア:高山)
ニキ・ド・サンファル展特別企画 フォーカスみえ 上野千鶴子講演会「ニキと私」
2024年9月14日(土曜日)13時から14時30分まで
講師:上野千鶴子(社会学者・東京大学名誉教授)
開催日時:2024年9月8日(日曜日)9時から10時まで
会場:三重県文化会館 第1ギャラリー
参加者:小学生20人
先生:つつみあれいさん(絵本作家)
開催中のニキ・ド・サンファル展を子どもたちだけで貸し切って、絵本作家のつつみあれいさんナビゲートのもとお絵かきツアーを行いました。
子どもたちは思い思いの視点でニキ・ド・サンファルの作品と向き合い、ひたむきに絵をかいていました。
真剣に、集中して、静かに作品と向かい合う。普段の生活ではなかなか味わえない「創作の楽しさ」を体感していただいた様子でした。
開催日時:2024年8月18日(日曜日)13時30分から14時30分まで(13時から14時までお休み)
会場:三重県文化会館 小ホール
参加者:145人
そうぶんの30周年を祝って、0歳から入場OKなとびっきり楽しいコンサートをアソボ・マナボ・タノシソウブンのイベントとして開催しました。
クマーマさんと創(そう)さんのユニットkajii(カジー)が発明した日用品を使った楽器を演奏します。お茶碗で音階を奏でる「食琴」(しょっきん)や、タライで作った「タライUFO」等、ユニークなオリジナル楽器が次々と登場し、見ても聞いても楽しいあっという間の1時間でした。
袋の中に入った楽器の材料を当てるクイズでは、子どもも大人からもたくさん手があがり、プレゼントが足りなくなるほどの盛況ぶりでした。演奏会の終盤では、会場全員で楽器を演奏する曲もあり、「楽しかった!」という感想が多数寄せられました。
また、公演終了後には、事前申込の子どもたちを対象に、楽器体験ワークショップも開催しました。演奏を見て好奇心が高まっていた子どもたちは、待ちきれない様子で並べられる楽器に目を輝かせていました。素材によって違う音色を楽しんだり、好きな音階を並べたりして、kajiiの不思議な楽器を時間いっぱいまで存分に体験しました。
開催日時:2024年8月4日(日曜日)11時から15時まで
会場:三重県男女共同参画センター多目的ホール
今年は会場を多目的ホールへ拡大し、お弁当やパン類、お菓子など、マルシェなどで人気の9店舗に出店いただき、『おべんとうMikke』を開催しました。11時のオープン前より100名以上のお客様が並ばれ、30分以上待ちの店舗も出るなど多くのお客様にお越しいただきました。13時30分ごろにはほぼ完売となりました。
出店リスト
開催日時:2024年8月4日(日曜日)10時から16時まで(13時から14時までお休み)
会場:三重県男女共同参画センター多目的ホール、セミナー室A・B
参加者:小学生96人
「オシゴトニン」では、3つの会場で施設利用サービスセンターの職員のおしごと内容に基づいたクイズや企画を実施しました。
多目的ホールでは普段あまり見ることのない舞台に関するクイズを出題!少し、難しいかと思いましたが、皆さんヒントを見ながらしっかり解答してくれていました。
また、同会場では全2回の「ミニ劇場体験」も実施!参加した皆さんには、マイクで話す体験や、照明に色を付ける仕組みなどを学んでいただきました。
セミナー室Aでは、貸し出し施設に関連するクイズを出題!こちらは2問正解で合格でしたが、パンフレットとにらめっこしたり、ヒントを見たりしつつも、全問解答してくれる子も多く、全力で楽しんでくれている様子が見られました。また、お隣のセミナー室Bでは、「アートショップMikkeで販売している、かるみーグッズの新商品を作るなら?」というテーマで、皆さんに作品を考案しその場で絵を描いていただきました!どの作品も今にも商品化できそうな、素敵な作品となっていました。この3施設の体験はスタンプラリーになっており、達成した皆さんにはスタッフ任命証を贈呈!たくさんの未来のそうぶんスタッフ達にお会いすることができました!
開催日時:2024年8月4日(日曜日)13時から14時10分まで
会場:三重県文化会館 中ホール
参加者:どなたでも 300人
毎年恒例、三重ジュニア管弦楽団によるこどもオーケストラ教室では、なじみの楽曲を用いた指揮者体験コーナーやオーケストラを伴奏で楽しく体験するみんなで歌おうコーナー等、盛りだくさんの内容でお届けしました。
皆さんおなじみの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」も演奏。この曲は有名な冒頭の音楽だけでなく、ゆったりとした2楽章や喜びに満ちた3楽章、そして躍動感あふれる4楽章まで、それぞれの音楽の違いをお楽しみいただきました。
開催日時:2024年8月4日(日曜日)14時30分から16時まで
会場:三重県文化会館 レセプションルーム
参加者:5歳以上 148人
オーケストラの殆どの人数を占める「ヴァイオリン」と「チェロ」を体験していただきました。講師は三重ジュニア管弦楽団の団員たち。楽器の構え方から音の出し方あまで、丁寧に教えていただきました。初めての弦楽器演奏デビューとなるこどもたちもたくさん参加してもらい、オーケストラや音楽に興味を持ってもらうきっかけをつくることができました。