三重県総合文化センター ブログ

【インターンシップは見た!】北条さん編2

三重県文化会館にインターンシップに来ている、
北条さんによるインターンシップブログ第二弾です

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 こんにちは。インターン生の北条です。

 今日は文化会館で2日目のインターンシップをさせていただきました。

 午前はワンコインコンサートのパンフレットの配布と、会場内でのお客様の案内をしました。パンフレットの配布を何名かでご来場された方に先頭の方にまとめて配布してしまい後の方を混乱させてしまいました。しっかり一人ひとりに配布するべきだったと思います。会場内での案内では、お客様に不快な思いをさせることなくできたのではないかと思います。また、ワンコインコンサートを最後まで観させていただきました。一人でとても音量が大きく、迫力のある演奏でした。やはり、人の声に近い楽器ということで人の心に響く演奏で、とても感動しました。また、どこかでコンサートをした際には観に行かせていただきたいです。

 午後はポスターの貼り替えとパンフレットの入れ替えをしました。順調にできていたのですが、エントランスのポスターを貼り替える時に強風で剥がさなくていいポスターまで剥がれ、飛んでいってしまいとても大変でした。しかし、最終的にはしっかり貼り替えることができたのでよかったです。ポスターの貼り替えとパンフレットの入れ替えの場所が多いことを知り、驚きました。毎回コンサートなどが終わってから全部のところに貼り替えと入れ替えをしにいかなければいけないのはとても大変なことだと思いました。また、各パートの楽譜を必要な枚数コピーしました。時間までに終わらせることができ、パート別に分けるところもできたのでよかったです。

 残り2日間もよろしくお願いいたします。

文:インターン 北条

【インターンシップは見た!】北条さん編1

三重県総合文化センターでは毎年数多くのインターンシップ生を受け入れています。
8月21日から三重県文化会館にインターンシップに来ている、
北条さんにその様子を綴っていただきます。

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こんにちは。インターン生の北条です。

今日は初めて文化会館でインターンシップをさせていただきました。

午前は文化に関する新聞記事を探しました。それを文化会館の方でまわしていくことをしており、全員が今どのようなことが開催されているのかなどを知るためだとわかりました。私はあまり新聞を読まないのですが、今日このような作業をさせていただいて新聞を読むことの楽しさを知ることができ、また、今、日本では何が行われているのかなども知ることができました。

午後にはワンコインコンサートの準備をしました。私は中学・高校の時に部活動でお世話になり、その時に舞台に立つ方の役に立てるようなことがしたいと思っていました。そのため今日ワンコインコンサートの準備をさせていただいて、出演者様の役に立つことができたのではないかと思いました。

また、ユーフォニアム奏者の佐藤さんを迎えに行き、FMラジオの場所に行かせていただきました。初めてFMラジオの場所に行かせていただき、ラジオがどのように進行されているか、どのような場所でしているのかを知ることができました。そして、初めて佐藤さんにお会いしました。ユーフォ二アムは人の声に近くトロンボーンと同じ音域だけれど音が柔らかくトロンボーンより人の声に近いという説明を聞き、このようにユーフォ二アムを説明する人は初めてだったため驚きました。しかし、とてもわかりやすい説明だと思いました。残りの3日も頑張りますのでよろしくお願いいたします。
インターン生事務作業
文:インターン 北条

【インターンシップは見た!】三重大学松永さん編2

三重県文化会館にインターンシップに来ている、
三重大学人文学部の松永萌さんによるインターンシップブログ第二弾です

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こんにちは。インターン生の松永です。
本日は2日目としてインターンシップ活動をさせていただきました。

 はじめに文化会館では毎朝、この地域で読まれている数種類の新聞をすべてチェックして、文化に関連する記事を収集しているというお話を伺いました。現在どのような文化活動が行われているのか、今注目されるべき作品は何なのかなどを全職員が確認をするために、私も記事の収集作業をさせていただきました。最近では新聞を家で取る人が少なくなってきていますが、こうした記事をチェックすることで、日々変わっていく芸術の情報を素早くキャッチできるメリットを体感しました。このような意識は仕事上だけでなく、個人活動の中でもとても重要であると思います。

 そして前回に引き続き、1011日に公演を控えているブルガリア国立歌劇場オペラ「トゥーランドット」の宣伝について、SNSを利用する活動の計画をしました。先日三重大学で、アートマネジメントに関する講座を拝聴したのですが、その中にSNSを利用したビジネスについての講義もありましたので、今回はその内容等も計画を考えるうえでのヒントにさせていただきました。若年層を中心に広く利用されているTwitter,Instagramを軸に、それぞれの機能と特色に合わせた方法で宣伝をしていく予定です。また双方で使うための写真データのサムネイル案を作成中ですので、今後はより効果的なデザインについても計画していきます。
作成中のサムネイル画像

 SNSの手段だけでなく、地域に焦点をおいた他の手段でも効果的な宣伝をすることができないか考えていきたいと思っております。今後もどうぞよろしくお願いいたします!

文:インターン 三重大学 松永萌

取材ボランティアレポート みえアカデミックセミナー2018「我が国の西洋音楽が辿った道」

講座の様子

音楽療法という言葉に魅せられて、この講座に参加をしてみました。小さいころに自分の中に刷り込まれた童謡・唱歌は、年を取って来るにつれ懐かしさが増し、曲が流れていたりすると一緒に口ずさみたくなってしまいます。今まで私は、童謡は子どもたちのための歌、唱歌は小学校で習った歌と大雑把に思っていました。この講座では特に唱歌に対して、その定義から変遷について教えていただきました。

講師

文部省唱歌というものは正式には存在しないというものの、共通認識として、明治43年の「尋常小学読本唱歌」から昭和22年の「国定教科書」までのものをいうそうで、作詞者作曲者が一切公表されなかったのだそうです。 

唱歌にもいろいろ変遷があったようです。明治当初に西洋音楽が導入され、讃美歌を訳した「蛍の光」や「あふげば尊し」が作られました。そうして、明治20年代には唱歌教育が本格化し、「君が代」や「一月一日」が作られました。日清・日露戦争がはじまると、国威高揚のために軍歌も唱歌の一種として作られたそうです。やがて、「言文一致唱歌」運動がおこり、「モモタロウ」や「キンタロウ」が作られました。さらに時代が進むと、滝廉太郎や山田耕筰などの芸術性の高い歌の作曲者たちが現れました。大正デモクラシーの時代には、子どもの歌の創出と普及を目指した童謡運動が起こり、北原白秋、野口雨情、西條八十といった詩人があらわれ、童謡運動はクライマックスに達していきました。しかし、昭和に入ると時代の流れにより唱歌・童謡は衰退していきますが、ラジオやレコードが普及することでまた新しい流れがうみだされました。

講師

「歌うことは生きる力をはぐくむ」(堀準一氏)ということで、講座の中では、歌の名前が出てくると、そのたびに皆で声をそろえて歌いました。「故郷の空」などは手拍子足拍子まで入れての大合唱でした。「浜辺の歌」では、ハンドベルを1人、1つから2つずつ持って、歌いながら番号に合わせて振っていったのですが、間違わないかと緊張しながらも、自ら体を動かすことがとても楽しかったです。やはり実習を伴う講座は飽きることがありません。知らない間に時間が過ぎていきます。また来年が楽しみです。

(取材ボランティア:興味津々子)

取材したイベント

みえアカデミックセミナー2018鈴鹿大学短期大学部公開セミナー
我が国の西洋音楽が辿った道〜童謡・唱歌・歌謡曲を歌う音楽療法の現場から振り返る〜

日程 2018年7月21日(土曜日)
場所 三重県文化会館1階 レセプションルーム

【インターンシップは見た!】三重大学松永さん編1

三重県総合文化センターでは毎年数多くのインターンシップ生を受け入れています。
8月14日から三重県文化会館にインターンシップに来ている、
三重大学人文学部の松永萌さんにその様子を綴っていただきます。

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 本日から三重県文化会館で、インターンシップをさせていただきます、三重大学の松永萌です。
私は1011日に開催される、ブルガリア国立歌劇場による「トゥーランドット」公演、および学生限定キャンパスシートの宣伝活動を中心に業務へ携わらせていただく予定でおります。どうぞよろしくお願いいたします。

 本日は事業課の鈴木さんから三重県文化会館の設立や事業概要を学び、後半は宣伝活動の方向性や手段等について話し合いました。事業を行うにあたって、かなり早い時期から計画を進めていくということや、それぞれの項目での期限や達成規準が設けられていることなど、実際の現場にある実態をお聞きすることができました。また指定管理者制度によって課せられる責任があるということも拝聴いたしました。

宣伝活動の話し合いについては、不特定多数の人に見せられるSNSをツールとする案を挙げました。キャンパスシートの宣伝ではより若者を対象にするという理由で、テキストよりも写真やイラストなど一目で見てわかるビジュアルを軸に広報活動をすることで、より高い効果を見込む期待をしています。今後はもっとこれらの案を具体化し、実行に移せるような形に進めていきたいと思っております。

自身の力が少しでも事業に貢献できるように尽力しますが、同時にこの貴重な機会を通して、より多くのことを多角度から吸収できるように精一杯努めてまいります。

文:インターン 三重大学 松永萌

取材ボランティアレポート 山本博文講演会「福沢諭吉の明治維新」

講演会の様子

山本博文先生といえば
NHKラジオ深夜便で
落ち着いた語り口ながら
新しい切り口で歴史をひもとき
毎回、目から鱗が落ちる講義をしてくださるので
何年も前からずっとファン。

今回のテーマは、「福澤諭吉の明治維新」。
NHK大河ドラマの舞台が明治維新なので
これは申し込みが殺到するだろうと
受付開始と同時に申し込みを済ませておいて正解。
当日は中ホールが歴史好きの三重県民で埋め尽くされました。

山本博文先生

先生が準備してくださったレジメは
まるで大学の講義のように細かくていねいで、おかげさまで、メモを取る必要がほとんどなく、先生のお話に集中することができ、最後まで楽しめました。

福沢諭吉の三冊の著作を読みながら
諭吉の思想を読み解くという流れで講義はすすんでいきますが
途中、山本博文先生の大河ドラマに対する感想がつぶやかれると会場がドッと沸き、
ああ、みんな同じようなことを感じていたんだなと、不思議な一体感が生まれたり

 レジメには載っていない「ウラ話」「小ばなし」がポロっと出ると、お客さんが一斉に身を乗り出したり

歴史の勉強って
どうしてこんなに楽しいんだろう?

ぜひ、続編が聞きたいと思います。
ありがとうございました。

(取材ボランティア:海住さつき)

取材したイベント

みえアカデミックセミナー2018オープニング
山本博文講演会「福沢諭吉の明治維新」

開催日 2018年7月7日(土曜日)
場所  三重県文化会館 中ホール

取材ボランティアレポート 名作映画会「禁じられた遊び」

名作映画会の様子

私の好きな映画音楽の中で、一番と言っても過言ではないのがこの「禁じられた遊び」。ギター演奏のみで奏でられるこの曲はどことなく哀愁がただよい、いつ聴いてもうっとりとした気分になります。

今回、「名作映画会」で上映されると知り、真っ先に申し込みました。実はこの映画のテーマ曲は何度も聞いていながら、映画はまだ観ていなかったのです。

この映画を昔、観たけれどもう一度みたいという人や、初めて観るという人などで客席は満席で、上映と共にこの曲が静かに流れる中、ストーリーが展開していきました。

ポスター

時は、第二次世界大戦最中のフランス。ドイツ軍の空襲に逃げ惑う群衆の姿が映し出されます。その中に両親と愛犬と共に逃げる少女、ポーレットがいました。爆撃の音に逃げ出した愛犬を追うポーレット、それを追う両親。

容赦なく降り注ぐ爆撃に両親と愛犬を亡くしたポーレットは、農家の少年ミシェルと出会い、家に連れて行かれます。優しい家族に迎えられたポーレットはそこで生活することになります。

愛犬の墓をポーレットとミシェルは人の来ない水車小屋へ作りますが、愛犬がひとりぼっちでかわいそうだと言うポーレットに、ミシェルはヒヨコやもぐらなど様々な動物の墓を作ります。しかし、だんだんと墓を作る遊びがエスカレートし、十字架を墓に立てようと思い立ちます。その頃、馬に蹴られて寝込んでいたミシェルの兄が亡くなり、父が手配した霊柩車の十字架をミシェルは盗みます。父に問い詰められたミシェルは隣人が盗んだと嘘を言います。

また、教会の十字架をミシェルは盗もうとしますが、神父に見つかって追い返されてしまいます。それを聞いたポーレットは墓場にも沢山の十字架があると言い出し、二人で墓場の十字架を盗み出します。その後、墓参りに行ったミシェルの家族は、息子の十字架が引き抜かれて無くなっているのに激高し、隣人のせいだと思い込み取っ組み合いの喧嘩をします。それを見た神父が犯人はミシェルであろうと父親に言うのを聞き、ミシェルは家出をします。    

水車小屋の墓を十字架できれいに飾りつけたミシェルは、ポーレットと翌朝見に行こうと約束をします。しかし翌朝、戦災孤児と申告してあったポーレットを孤児院へ入れるために警官がミシェルの家へ来ます。

慌てたミシェルは十字架の場所を言うからポーレットを家においてくれと懇願し、場所を白状しますが、父親は孤児院へ入れる書類にサインをしてしまいます。怒ったミシェルは水車小屋の十字架を引き抜いて、すべて川へ投げ捨てます。

駅に連れて来られたポーレットは、修道女にこの場所を動かず待っているように言われて、その場に残されますが、人ごみの中から「ミシェル」と呼ぶ声を聞き、探しに行きます。しかし人違いでミシェルは居ず、名を呼んで泣きながら雑踏の中へと消えていきます。

この映画を見て「禁じられた遊び」とはこの事だったのかーと初めて知り、長年の疑問が解けてこの映画を観て良かったと思いました。また、雑踏の中へ消えたポーレットは修道女と巡り会えて孤児院で大きくなったのであろうか、それとも運良く子供のない人に育てられて美しく成長したのであろうかーと想像の翼を拡げながら帰宅しました。

(取材ボランティア:葛山 則子)

取材したイベント

6月名作映画会「禁じられた遊び」

開催日 2018年6月9日(土曜日)
場所  三重県生涯学習センター視聴覚室

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