2018年「そうぶんの竹あかり」レポート!
今年も大好評でした!「そうぶんの竹あかり」
昨年初開催した「そうぶんの竹あかり」。
皆さまからの大きな反響を受けて、今年も竹あかり作家・演出家 川渕皓平さんに演出をしていただきました。
お一人でじっくり写真撮影をされる方、ご家族連れの方、お友達とご一緒の方など連日多くの方で賑わい、7000名以上のご来場がありました。
日本庭園を目にした子どもたちからは「すごーい!」「きれい!」という歓声があがり、大人の方は川渕さんの緻密な作品や紅葉柄の竹あかりに驚き、作り方や制作日数を質問するなど熱心に鑑賞される姿が見られました。
ご来場いただいた皆さま、寒い中ありがとうございました。
準備開始は11月12日(月曜日)の休館日から。
まずは搬入。
写真はごくごく一部です。
運んだ竹あかりを、配置していきます。
竹あかりを設置したら、竹ひごをつないでつないで…。
職員も、川渕さんの指示のもと、お手伝いしました。
こ、これはいったい何ができるんだ!? つないだ竹ひごは何mになったのでしょうか。
職員の頭には「?」ばかりが浮かんでいます。
図面は川渕さんの頭の中。
川渕さんは、竹の特性を活かしながら、イメージを具現化していきます。
3日をかけ、「そうぶんの竹あかり」が完成しました!
作品名は「流れ」。
水の流れ、時の流れ、人生の流れが表現されています。
日本庭園いっぱいに広がった超大作で、全部がカメラに収めきれないのが残念です。
今年は、エントランスや広場にも竹あかりを設置していただきました。
本来は夜に灯りを楽しむものですが、青空の下で見る竹あかりもカッコ良い!
ここで、「そうぶんの竹あかり」の演出を手がけた川渕皓平さんをご紹介します。
竹あかり作家・演出家 川渕 皓平(かわぶち こうへい)さん
1985年奈良県生まれ。三重県伊賀市在住。
canaarea代表。
<主な演出内容>
2016年5月「伊勢志摩サミット」
2017年8月「伊勢神宮外宮奉納」、11月「海女サミット」
2018年4月「橿原神宮神武祭」、7月「高田本山国宝記念演出」 など多数。
この他、2017年12月 台東県政府文化処主催の「日台芸術家交流事業」に参加。
最後に、「そうぶんの竹あかり」関連企画をご紹介。
10月21日(日曜日) 川渕皓平さんと竹あかりを作ろう
会場:生涯学習センター3階 スタジオ
9月30日(日曜日)に開催予定でしたが、台風24号により延期し、会場も変更して行いました。
子ども対象は午前の部・午後の部を合わせて23名、一般対象は15名の方にご参加いただきました。
子ども対象ではまず、そうぶんの竹を使ってお持ち帰り用のミニ竹あかりを作り、その後、「そうぶんの竹あかり」で展示する合同作品を制作しました。
電動工具を使用するため、保護者の方と一緒に参加してもらいました。
最初はドキドキしながらでしたが、みんなすぐに慣れて、最初に選んだ模様にプラスして自分の名前やオリジナルの模様を彫ったりもしました。
自分だけのミニ竹あかりを作った後は、合同作品を制作。
チョークで描いたオリジナルの模様に沿って、電動ドリルで穴を開けていきます。
最後は記念撮影。
みんな、ステキな竹あかりができました!
みんなで制作した合同作品は、「そうぶんの竹あかり」会場に特等席を作ってもらって展示されました。
11月25日(日曜日) 新日本フィルハーモニー交響楽団の楽団員による木管五重奏ミニコンサートとお茶処「なごみ」特別営業『夜なごみ』
会場:三重県男女共同参画センター「フレンテみえ」1階エントランス
新日本フィルハーモニー交響楽団の楽団員による木管五重奏ミニコンサート
会場準備中からお待ちになる方もいらっしゃるほどの人気で、約450名の方が来場されました。
真っ赤に紅葉したもみじと「そうぶんの竹あかり」を背景に、楽器紹介を交えたプロの演奏をご堪能いただきました。
お茶処「なごみ」特別営業『夜なごみ』
ミニコンサート会場の隣では、『夜なごみ』を実施しました。
演奏前のひととき、または終演後の余韻を季節の和菓子と温かいお抹茶と共にお楽しみいただきました。
そうぶんの竹あかり
日程 2018年11月15日(木曜日)から12月2日(日曜日)まで ※休館日を除く
会場 三重県総合文化センター内 三重県男女共同参画センター「フレンテみえ」裏 日本庭園 ほか
演出 竹あかり作家・演出家 川渕 皓平