9月も半ばに入り残暑も和らいできましたね。9月は季節柄、雨が増えますので屋内で読書はいかがですか?
さて、今月も三重県男女共同参画センター「フレンテみえ」からおすすめ図書を掲載します。
フレンテみえページへのリンク
Because I am a Girl わたしは女の子だから
著者 ティム・ブッチャー
グオ・シャオルー
ジョアン・ハリス
キャシー・レット
デボラ・モガー
マリー・フィリップス
アーヴィン・ウェルシュ
訳者 角田光代
国際NGOプランが推進するBecause I am a Girlキャンペーンの主旨に賛同した作家が、それぞれ異なる国のプランの活動地を取材し、その体験をもとに執筆して生まれた書き下ろし短編集です。執筆陣には『トレイン・スポッティング』のアーヴィン・ウェルシュや『ショコラ』のジョアン・ハリスなど世界一流の作家が参加しています。
角田光代さん自身も、プラン・ジャパンより依頼をうけて2009年と2011年に西アフリカ・マリの女性性器切除の撲滅活動や、インドの人身売買シェルターの様子を取材。そのルポは『CREA』や『日経ウーマン』など各誌に掲載されました。その経緯から、角田さんは本書のコンセプトに共感して翻訳を決意し、このたび出版に至ることになりました。
Because I am a Girlキャンペーンについて
Because I am a Girlは、国際NGOプラン(本部:イギリス)が展開するグローバルキャンペーン。世界では、女の子であることに加え、年齢が低いことも家庭や社会で軽視される要因となります。将来の稼ぎ手として期待できない女の子は、家計への負担などから、学校へ行くことも許されず、早くに結婚させられたり、働かされたりと差別を受け、自分の人生が自由に選択できることすら知りません。NGOプランは彼女たちが「生きていく力」を身に付け、途上国の貧困が削減されることを目指します。
毎年10月11日は国際ガールズデーです
国際ガールズデーは、プランジャパンがBecause I am a Girlキャンペーンの一環として、国連に働きかけた結果制定されました。
国際ガールズ・デーの制定は、ジェンダー(文化的・社会的に形成される男女の差異)の平等をもたらし、社会的に軽視、差別され、時に危険な目にあってきた女の子たちが、潜在能力を発揮できる社会を作っていくための第一歩です。女の子一人ひとりが持つ可能性や能力を社会で存分に生かしていくために、国際ガールズ・デーは大きな役割を担っています。
HAPPY BODY事典
監修 齋藤 裕
自分の体について知ることはとても大切なこと。
自分の体としっかり向き合いうことで、いつまでも健康的で美しく一生を通して女性の生き方を楽しむことができるはずです。
この本は、初潮の始まった思春期の女性、20代、30代の成熟期から更年期にいたるまで、すべての女性が対象です。それぞれのライフサイクルを通して抱える体の変化や女性特有の病気、最近増えているストレスから起こる病気にいたらない体の不調についても書かれていいます。家庭の中でいつでも手に取って、気軽に自分の体のことを調べてください。
三重県男女共同参画センター「フレンテみえ」では、10月17日(土曜日)に
情報コーナーミニセミナー「女性のからだのプチ不調 自分で整えるためのセルフケアレッスン」を開催。
働いている20から30歳代の女性を対象に日常生活でできるセルフケア方法を学びます。
詳しくは以下のリンクからご覧ください。
女性のからだのプチ不調イベントページへのリンク
フレンテみえ情報コーナー
図書の貸出【 お一人につき、3冊・2週間 】
初めて利用される方は、登録手続きのため保険証・免許証などの身分証明書をお持ちください。
開館時間:9時から19時まで
閉館時間:センター休館日と同じ
休館日:毎週月曜日 (月曜が祝日の場合、その翌日以降の最初の平日)、年末年始(12月29日から1月3日まで)