三重県総合文化センター ブログ

取材ボランティアレポート「みえアカデミックセミナー2015 三重大学公開セミナー」

そうぶんの主催イベントを取材ボランティアがお伝えします。

講座風景

8月8日に開催された「みえアカデミックセミナー2015 三重大学公開セミナー」に参加しました。

「すごいぞ!日本の科学技術〜ノーベル物理学賞は青色発光ダイオード〜」という演題に魅せられたのです。会場は、案の定、高校生から高齢者の方まで幅広い年齢の人たちで埋め尽くされていました。

素人の私にとっては難しい話だったのですが、先生の軽妙な語り口と全身から発する強いオーラとでグイグイと講座の中に引き込まれていきました。LEDは画期的な第4世代のあかりであり、青色発光ダイオードの発明により、高輝度で省電力の白色光源を実現可能にしたのだということでした。青色LEDの開発が難しかったのは青色の光のエネルギーが大きかったからだということですが、このエネルギーの大きさこそが、LEDの発光には必要だったのです。

講師アップ

LED照明は、出始めた頃にはずいぶん高価で、手に入れるのが大変だったのですが、最近ではどんどん低価格化してきています。長寿命ということで、我が家でも照明はを次々とLEDに変えていっています。LEDは社会の中でもどんどん応用範囲が広がっているということですが、私がその使用で感動したひとつに、信号機があります。

以前の信号機は、太陽光線がまともに当たるととても見づらく、今何色なのか判別のつき難いことがよくありました。それがあるとき、新しく信号機が変わったのです。今までの信号機とは違い、太陽光線が当たっても何ら差し障りがなく、信号を見間違う心配は全くなくなりました。中を覗くと、小さな点が無数にあり、その一つ一つが光っておりました。今思えば、それがLEDだったのです。

講座風景

知らないあいだに、しかも急速にLEDが世界を塗り替えていく。それほどにこの青色発光ダイオードの発明は社会にとって大きな意味を持っているのだと、今回改めて再認識させていただきました。このような楽しくかつ有意義な時間を与えてくださってことに深く感謝致します。

興味津津子書く

レポートした講座情報

「すごいぞ!日本の科学技術
  ノーベル物理学賞は青色発光ダイオード」

日時  2015年8月8日(土曜日)
時間  13時30分から15時まで
会場  三重県文化会館 レセプションルーム 
講師  三宅 秀人さん(三重大学 地域イノベーション学研究科 教授

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