三重県総合文化センター ブログ

取材ボランティアレポート「三重県総合文化センター防災訓練」

12月7日は、昭和東南海地震が発生した日で、三重県はこの日を「みえ地震・津波対策の日」と定めています。今回、三重県総合文化センターでは、「大ホールでピアノのコンサートが行われている最中に震度6強の地震が発生する」という想定で、三重県総合文化センターに勤務する職員と、ボランティア・関係機関による協力のもと、防災訓練が行われました。

防災訓練に参加したボランティアの私たちは、観客の役をしました。実際に演奏者役のボランティアがピアノの演奏をしている時、大きな音(地震の音)が鳴り、コンサートは中断され、職員が大ホールから広場まで私たちを避難誘導しました。大ホールという大きな空間では、マイクを使えない状況で観客全員を安全に誘導するには、職員の冷静な判断と連携、可能な限りの大きな声での呼びかけは必須ですが、私自身、観客役を体験して考えたことは、観客や出演者も含め、日頃の災害に対する意識を高めることが必要だと思いました。

そのシミュレーションのあとに、元消防士である三重県防災対策部防災企画・地域支援課の岩本さんによる講話の時間があり、どのように地震災害に備えたらよいか、分かりやすくスライドを使って説明くださいました。

私は三重県に引っ越してきてからは、家に防災バッグ等を揃えていなかったので、この防災訓練後、早速防災バッグを買い、備蓄品のチェックも行いました。

南海トラフ地震がいつ起きてもおかしくない状況の今、もう一度自分自身や家族、近所の方々とともに、災害について考え、情報を共有し、備えをしていく必要性を強く感じる防災訓練となりました。

(取材ボランティア:小此内寧々)

取材したイベント

三重県総合文化センター防災訓練
2022年12月19日(月曜日)

取材ボランティアレポート「小森あやさんとヒビユウさんの窓アート」

12月14日(水曜日)から3月26日(日曜日)まで展示されている「小森あやさんとヒビユウさんの窓アート」。今年の窓アートのテーマは「ブレーメンの音楽隊」です。

「ブレーメンの音楽隊」のお話を簡単に説明させていただくと……
「様々な理由で家から逃げてきたロバ、犬、猫、おんどりが音楽隊に入るためブレーメンへ向かいます。その道中、泥棒が家でごちそうを食べているのを見つけ、4匹の動物たちは協力して泥棒を追い出し、その家で平和に暮らしました。」という物語です。

12月5日の休館日、一足先に窓アートの制作現場を見学させていただきました。
下描きの様子やイラストレーターさんの作品への思いなどを聞かせていただける貴重な機会となりました。

館内に入ると絵の具のつんとした匂いがしていました。足場を組んで、とても大きなガラス窓に小さなイラストレーターさんが集中して作品を描いていました。

長い窓担当:ヒビユウさん
大きな窓担当:小森あやさん

エントランス上の長い窓を担当されたヒビユウさんの作品は、屋外から見て左から右にかけて「ブレーメンの音楽隊」のストーリーが進むようなデザインが特徴です。またMikkeの大きな窓を担当された小森あやさんの作品は、「ブレーメンの音楽隊」の楽しそうな雰囲気が伝わってくる表紙絵が特徴的です。

ある程度絵が描けたら外に出て、位置や大きさを確認する。その作業を繰り返して完成させていったそうです。

そして作業がひと段落ついた際にお二人にいくつか質問にお答えいただきました。

質問:一番こだわったポイントはどこですか?

小森さん
小さいお子さんからご年配の方まで幅広く楽しんでもらえるにはどうすればいいかを考えてデザインしました。
ヒビユウさん
絵を見るだけでストーリーが分かるような作品にしたいと思いました。また、小さい頃に読んだ「ブレーメンの音楽隊」を思い出しながら、「そういえばこんなシーンあったな」と思って楽しんでほしいです。

質問:どのようなところに注目してみてほしいですか?

小森さん
楽しそうな雰囲気を絵から感じ取ってほしいです。
ヒビユウさん
絵の流れやストーリー性を楽しんで見てほしいです。

お二人はとても物腰が柔らかく気さくな方で、質問にも丁寧に答えていただきました。しかし作業をしているときは真剣で、休憩されているときの朗らかな雰囲気とのギャップがとても印象に残っています。

小森あや
ヒビユウ

後日完成した作品を拝見して、朗らかなお二人の雰囲気がそのまま作品に表れていました。またガラス窓に目いっぱい描かれた作品はとても楽しそうな感じが伝わってきました。

窓アートは3月26日(日曜日)まで展示されていて、休館日も屋外からご覧いただけます。お立ち寄りの際はぜひ足を運んでみてください。

(取材ボランティア:ymk)

取材したイベント

小森あやさんとヒビユウさんの窓アート
2022年12月14日から2023年3月26日まで

イベント詳細ページへのリンク

取材ボランティアレポート「関ヶ原の戦と三重の城郭」


講師:竹田憲治さん

三重県埋蔵文化センターの竹田憲治さんを講師としてお招きし、関ヶ原の戦いと三重の城郭についてお話いただきました。

関ヶ原の戦いの前と後で三重県の様子はどうであったか、またその後、三重県の様子はどのように変わったのかをポイントに講演が進んでいきました。

関ヶ原の戦いは慶長五年(1600年)915日に、徳川家康率いる東軍と石田三成率いる西軍が美濃国 関ケ原にて争った大合戦であり、「天下分け目の戦い」としても知られています。その大合戦の前に東北から九州にかけて全国的に戦が起こり、三重県でも各地で戦(いくさ)が起こりました。

津城や松坂城、鳥羽城、桑名城など各地で戦が起こり、東軍と西軍に分かれて戦いが繰り広げられました。関ヶ原の戦い後はその土地の大名である領主や石高(こくだか)が変わったり、城の形が変わったりと戦の前と後で状況が大きく変化していったのだと伺いました。

その中でも現在まで残っている変化が石垣です。関ヶ原の戦いの前後で石垣の造りがどんどんと進歩していったそうです。石垣の隅部(すみぶ)に長い石と短い石を交互に組み合わせて積み重ねていく算木(さんぎ)積みと呼ばれる構法が用いられた石垣や、矢穴と呼ばれる大きな石を割るために楔(くさび)を入れた穴の跡がある石垣は、関ヶ原の戦い後に造られた石垣ではないかといわれているそうです。

また津城では城を拡大するため、かつて本丸があった場所に継ぎ足すように石垣が造られたであろう跡が残っているそうです。訪れた際に探してみると面白いかもしれません。

現在城に残る石垣や発掘調査の成果で、改修の時期や改修前の様子が少しずつ解明されてきています。そのため石垣の詳細や新たな発見があるかもしれません。

石垣は当時のものが残っており、400年前の石垣の造りや技術を今でも見ることが出来ます。

もし津城や松坂城などを訪れた際には当時の状況を思い描きながら、また関ヶ原の戦い後の石垣の特徴などを思い出していただけたらより一層、理解が深まり面白いものになると思います。

(取材ボランティア:ymk

取材したイベント

まなびぃすとセミナー・三重県埋蔵文化財センター共催講座
原の戦と三重の城郭
2022年11月19日(土曜日)13時30分開講
講師 三重県埋蔵文化財センター 竹田憲治


取材ボランティアレポート「みんなでうたいましょうなつかしいメロディーを」

2019年以来3年ぶりに開催された大人気講座「みんなでうたいましょう なつかしいメロディーを」。感染症対策のため、例年より半数の定員でしたが、みんなで歌う喜びを味わう時となりました。

講師阪野徹さん

講師の阪野徹さん(三重県文化会館アドバイザー)は、詩の意味やその曲のエピソードを交えながら、歌いやすく美しい伴奏をしてくださいました。いくつかの曲にはフルートの音色も加わり、さらに音楽の世界が広がる華やかな空間になりました。

誰もが知っている「故郷」から始まって、春、夏、秋、冬と四季を感じる曲や、三重県児童福祉の歌「虹の橋」、外国民謡等々、バラエティに富んだ合計22曲を歌い、2時間があっという間に過ぎました。まだ記憶に新しい2020年度のNHK連続テレビ小説「エール」の主人公のモデルになった古関裕而(こせきゆうじ)さんの曲も数曲歌いました。

私自身は知らない曲が多くあったのですが、他の参加者の方々の中には、楽譜を見ずにスクリーンに映された歌詞だけを見て歌っている方もおられました。古き良き歌を、まず自分自身が知り、次の世代にも継承していく必要性を感じました。

 

最後の2曲、「手のひらを太陽に」と「Believe」を歌いながら、私たち人間は1人では生きていけないこと、こうしてみんなで歌うことによって励まされ、強くなっていくのだと思いました。

参加者それぞれが心のうちに、なつかしさ、愛しさ、時に切なさを感じながら、過去や未来を思いながら、自らの声に希望を託して歌ったのではないでしょうか。これからも、私たちに寄り添い続けてくれる数々の歌を口ずさみながら、前を向いて生きていこうと思いました。

(取材ボランティア:小此内寧々

取材したイベント

三重のまなび2022 まなびぃすとセミナー みんなでうたいましょう なつかしいメロディーを
2022年10月19日(水曜日)13時30分から15時30分まで
講師 三重県文化会館アドバイザー 阪野徹

【事業報告】どくしょビンゴ!

開催期間:2022年8月4日から17日まで
場所:三重県立図書館 児童コーナー
参加者:幼児から小学生 86人


ビンゴの案内

いろんなテーマの本に触れてもらいたい、ということで作成したビンゴカードですが、期間中はたくさんの子どもたちがチャレンジしてくれました。それぞれ、本を探す機械を使ってお題の本を見つけたり、おうちの人と一緒に読んだりして楽しんでもらえました。景品のプレゼントや賞状も喜んで受け取ってくれました。

【事業報告】みんなの描いた絵で“自分らしさ”の森をつくろう〜フレンテみえの絵本「みっちときりー」の世界〜

開催日時:2022年8月21日(日曜日)1回目10時、2回目14時(各90分)
会場:三重県文化会館 第1ギャラリー
参加者:1回目4歳から7歳くらいまで16人、2回目7歳から9歳くらいまで15人
ファシリテーター:KYO
絵本読み聞かせ:なりかわちほ

フレンテみえが作成した絵本「みっちときりー」の作者KYOさんをファシリテーターに迎え、ワークショップを行いました。

まず始めはマインドフルネスワーク。KYOさんのお友達、「しずかちゃんベル」の音を聴くワークなどを行いました。子どもたちは耳を澄ませてベルの音に聴き入っていました。次は絵本の読み聞かせ。子どもたちと同じくらいのサイズの大きな絵本の登場に子どもたちもびっくり。読み聞かせ後は「おもしろかった〜!」という感想が聞こえてきました。

どんな作品ができるかな?
色々な材料、どれにしようかな?

そしてお待ちかねの作品を創る時間。今回のワークショップでは、絵の具やペンだけでなく、木材の削りカスや毛玉、葉っぱなどいろんな素材を用意。子どもたちはそんな素材を破ってみたり、音を聞いてみたり、いろんな素材をくっつけてみたり…様々な素材に触発されて浮かんだイメージを形にしていき、それぞれが描くイメージを自由に表現し、驚くほど面白い作品を作ってくれました。

 作品が完成した後は絵本の中のどの場面に登場させたいか子どもたちに決めてもらい、絵本の世界を再現したパネルに貼り付けていき、新しい「みっちときりー」の世界が出来上がりました。

参加者の声

  • 読み聞かせありがとうございました。自分らしくしたらいい。と思いました。(9歳)
  • 教えてくれた先生がたにたくさんのことを教えてもらいうれしいです。中にはお絵かきや難しいところもあったけど楽しかったです。(9歳)
  • いろんな具材で作ると、すごくきれいになるんだなと思いました。(7歳)

【事業報告】わくわく劇場体験ツアー

開催日時:8月17日(水曜日)1回目10時30分、2回目13時30分(各90分)
会場:三重県文化会館 中ホール
参加者:小学生 1回目13人、2回目12人

中ホールにて「劇場体験ツアー」を開催しました。

ツアーの前半では、まず客席で簡単に中ホールや舞台の説明を聞いた後、舞台機構のショーを見ていただきました。次に舞台上へ移動し、照明やバトンなどの吊物をより近くで見学。その後、音響・照明・舞台の各機構の操作室で操作の様子を見学したり、実際に操作の体験も行いました。体験を終え再び舞台上に戻ると、今度は床の機構を体験。舞台の地下(奈落)で床の大きな機械が動く様子を見た後、同じく床の機構を使って舞台上へ戻り、前半は終了です。

操作室を見学
舞台の地下へ

ツアー後半では「北風と太陽」の朗読劇をみんなで作り上げました。まず最初にプロのお手本を客席で見た後、くじで音響・照明・舞台の3チームに分かれて操作の練習を行いました。その後一度リハーサルを行い本番へ!本番終了後は、記録していた本番の映像を客席で鑑賞しました。

ツアーに朗読劇にと盛りだくさんの内容でしたが、前半の機構体験も、後半の朗読劇の体験も、皆さん積極的に操作したり質問してくれていたりと、終始楽しそうな様子が伺えました。

参加者の声

  • 見学以外にも体験したり物語をやったりすることができてよかったです。(5年生)
  • とても楽しかったし、この仕事をしようかなと思った。(6年生)
  • 最後の北風と太陽、おもしろかった。らいねんも、したかった。(4年生)

【事業報告】劇団うりんこ ベイビーシアター「MARIMO」

開催日時816日(火曜日)1回目11時、2回目14時
会場:三重県文化会館 小ホール
参加者:0歳から24か月までの子どもと親 1回目9組、2回目10組
上演:劇団うりんこ 演出:Jackie E.chang
文化庁統括団体によるアートキャラバン事業(コロナ禍からの文化芸術活動の再興支援事業)「JAPAN LIVE YELL project」

40年近い歴史をもつ児童劇団うりんことともに、0から24ヶ月の子どもとその家族のための、特別な劇場体験として実施しました。受付で赤ちゃんの様子をヒアリングし、徐々に劇場に慣れるよう、スタッフがゆったりと親子を誘導していきます。会場内は大人も寝転んで赤ちゃんと同じ目線で鑑賞。赤ちゃんたちも自由に動きながら、リラックスして楽しんでいました。

参加者の声

  • 自由に動き回れて、とてもすてきな体験ができました。子供がいつもと違って、積極的に前に出て興味を示してくれたので、新しい顔や行動が見れて、とても良かった!!(保護者)

  • 乳児が気軽に参加できるイベントが少ないので、このイベントがあってとてもよかった。授乳室やオムツ換えスペースの心配もなく、安心して参加できた。(保護者)

  • 父親として参加していたのは自分だけでしたので少しだけ不安でしたが、あまりこのようなイベントに子供と2人で参加したことがなかったので自分にも子供にも良い経験になりました。(保護者)

【事業報告】三重ジュニア管弦楽団 こどもオーケストラ教室

開催日時:2022年8月7日(日曜日)11時開演(60分)
会場:三重県文化会館中ホール
参加者:250名
出演:三重ジュニア管弦楽団

毎年恒例のジュニア管弦楽団こどもオーケストラ教室。

ドキドキの指揮者体験

小さなお子様も1時間飽きずに鑑賞できるよう、馴染みある曲を選曲し、指揮者体験や楽器紹介コーナーを設け、ただ聴くだけにならないよう内容を工夫し開催しました。

想定外のアンコールをいただくなど、会場の反応も大変良く、最後まで楽しんでいる様子がうかがえました。

参加者の声

  • とても素敵な演奏をありがとうございました。こどもたち輝いていますね。パワーをもらいました!!
  • オーケストラの音色が生できけて、楽しかった。指揮者が体験(2人目です)ができ、オーケストラの皆さんがあわせてくれて、うれしかったです。指揮者体験、すごく楽しかったです。
  • いろんな音がかさなってきれいだった。わたしも入ってみたいです。楽しくてじかんがあっというまでした。みんながんばっていてとってもきれいでした。

【事業報告】異言語脱出ゲーム「異言語空間への招待状」

開催日時:2022年8月7日(日曜日)/1回目10時、2回目10時30分、3回目11時、4回目13時、5回目13時30分、6回目14時、7回目14時30分
会場:三重県男女共同参画センターフレンテみえ内各所
参加者:小学生 1回目13人、2回目10人、3回目5人、4回目10人、5回目11人、6回目10人、7回目6人
制作:一般社団法人異言語Lab.(いげんごラボ)

手話・筆談・身振りを使って、ろう者と積極的にコミュニケーションをとりながら謎を解いて行く新感覚の脱出ゲームを開催しました。

子どもたちはまず、はじまりの広場(多目的ホール)で、ろう者から手話のレクチャーを受けたあと、配られたゲームブックと地図・指文字表を手に、建物内にちりばめられた謎を解きに繰り出していきます。レクチャーで覚えた手話を使って行う、ろう者とのコミュニケーションから得られる情報等をもとにして、どんどん謎を解き進め、脱出(ゴール)を目指していきます。

最初の方こそ少し恥ずかしがっていた子たちも、覚えたての手話を使いながら謎を解き進めており、成功して帰るころには喜んで覚えた手話を使っているような様子が見られました。

出題されたナゾに挑戦
金庫は空くかな?

参加者の声

  • しゅわをはじめてつかってみてたのしかったです。(1年生)
  • いろんな人と手話で会話できて楽しかったです。いろんな手話がしれてうれしかったです。(4年生)
  • もういっかいしゅわのなぞときの、ちがうなぞときをやりたいです(3年生)
  • とっても楽しくて勉強になった。友達にも教えてあげたいです。(3年生)
  • 初めて手話をたいけんして、最初はとてもむずかしかったけれど、なれてきてからは、とても楽しかったです。また、やりたいです。(4年生)

最近のブログ

カレンダー

<<2023年01月>>
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     

カテゴリ

アーカイブ

このページの先頭へ

メニュー