取材ボランティアレポート「東京六人組」
本日は、今年で結成10周年を迎えたアンサンブル集団の「東京六人組」の公演に行かせていただいた。ずっと気になっていた音楽公演をやっと観に行くことができたので本公演について書かせていただく。
「東京六人組」が登場するやいなや、割れんばかりの拍手。そこからも1曲1曲終わるごとに拍手の嵐に包まれ、MCの前後にも鳴り止まぬ拍手が響いた。
曲ごとの音の強弱を意識して聴いたり情景を思い浮かべたりと様々な方法で音を楽しむことが出来た。1曲ごとにMCがあり、各楽器の紹介や演奏曲についての解説、注目ポイントなども説明していただくことで、初めて触れる曲にも抵抗なく楽しめた。またMCも出演者が順番に行い、それぞれが和やかムードで盛り上げてくださったため、会場から笑い声が聞こえる場面もあった。
一番驚いたのは、前述したように拍手の数々だ。登場や退場、MCの前後、演奏前後などどんな時でも拍手が必ず沸いた。特にプログラム最後のボレロの演奏後は拍手の数が今までよりも強く、アンコール曲を2曲も演奏してくださった。会場のみなさんの温かさと「東京六人組」の方々の温かいコメントや響く演奏曲に自分自身も心が穏やかになったのだった。
プログラム
- モーツァルト(竹島悟史編)/歌劇「フィガロの結婚」序曲
- プロコフィエフ(竹下倫士編)/バレエ音楽「ロミオとジュリエット」より
- ガーシュウィン(リサ・ポルタス編)/パリのアメリカ人
- ファリャ(竹下倫士編)/歌劇「はかなき人生」より「スペイン舞曲」
- ホルスト(リサ・ポルタス編)/組曲「惑星」より「木星」
- プーランク/ピアノと管楽器のための六重奏曲
- ラヴェル(川島素晴編)/ボレロ
【アンコール】
- ビゼー(リサ・ポルタス編)/歌劇「カルメン」より前奏曲
- ビゼー(竹下倫士編)/組曲「アルルの女」よりファランドール
(取材ボランティア:m.)
取材したイベント
東京六人組
2025年3月2日(日曜日)14時から
メンバー:上野由恵(フルート)荒絵理子(オーボエ)金子平(クラリネット)福士マリ子(ファゴット)福川伸陽(ホルン)三浦友理枝(ピアノ)