【事業報告】ちがいにOK!ドラァグクイーン・ストーリー・アワー
開催日時:2023年8月5日(土曜日)1回目11時、2回目14時(60分)
会場:三重県男女共同参画センター 多目的ホール
参加者:1回目 3歳から5歳の親子30人、2回目 6歳から8歳の親子25人
先生:マダム ボンジュール・ジャンジさん(ドラァグクイーン・ストーリー・アワー東京)
ドラァグクイーン・ストーリー・アワーからドラァグクイーンのマダム ボンジュール・ジャンジさんにお越しいただき、親子で楽しいひと時を過ごすイベントを行いました。
子どもたちみんなで「ジャンジさ〜ん!」と呼びかけると、会場の後ろ側からジャンジさんが登場。見たこともないようなきらびやかな衣装に身を包んだジャンジさんを見て、子どもたちもびっくり。はじめはドキドキな雰囲気でしたが、手拍子を使った遊びによって、すぐに和やかな雰囲気になりました。
まずはジャンジさんによる絵本の読み聞かせ。一度は読んだことがあるような絵本や「It's Okay to Be Different」という絵本をジャンジさんが読んでくれました。絵本「It's Okay to Be Different」は背が大きくても、小さくても、髪の毛が無くても、車いすでも、「OK!」とどんな人も肯定し、多様性を認め合うことの大切さを楽しく教えてくれるステキな絵本。ジャンジさんと一緒に「OK!」とポーズを取りながら読んでいきました。
その後は工作「自分だけの王冠づくり」。配られた用紙に思い思いの絵を描いたり、シールを貼っていたりして自分だけの王冠を作りました。用紙を一色に塗りつぶす人もいれば、キラキラのシールをいっぱい貼り付けていく人も。それぞれ思い思いの自分だけの王冠を作ったら、最後はジャンジさんと記念撮影。思い出の一枚が撮れました。
多くの人にとって、ドラァグクイーンと呼ばれる人たちと接する機会はそれほど多くはないかもしれませんが、今回こうして自分らしさ全開!のジャンジさんと一緒に楽しいひと時を過ごせたことは、自分らしさを表現することやいろんな「違い」を認め合うことの大切さに気付けるような、ステキな出会いの場になったのではないかと思います。
参加者の声
- なかなかドラァグクイーンイベント等の参加ができないので、子ども達も大人もいい体験ができて嬉しかったです。(保護者)
- 周りのスタッフの方がちょっと緊張していらっしゃったので、少しドキドキしてしまいました。音楽でもあれば和んだかもです。(保護者)
- 最近テレビで多様性についてお話を聞くことが増え、親子で参加し、いろいろ話し合うきっかけにしようと思い申し込みました。「いろんな人がいていいよね」「そういう考え方もあっていいよね」を子育ての中でよく使っています。(保護者)
- 今後、子どもたちのおままごとにジャンジさんのようなファッションが登場しそうで楽しみです。(保護者)