三重県総合文化センター ブログ

インターン取材レポート@〜「見る・知る・感じる、認知症ケアの知恵ぶくろ」〜

こんにちは。 インターンシップ生の中村と高野です。

今回は「見る・知る・感じる、認知症ケアの知恵ぶくろ」に参加させていただきました。認知症についてあまり知識がなかった私たちですが、このイベントを通じて認知症についての理解が深まりました。 

まず、講演会1の「認知症とともに生きる」では自身も認知症である渡辺康平さんに当事者の視点から見える社会を教えていただきました。つぎに、講演会2の「安心して老いるために」は介護の現場からの視点でどのように老いを生き、どのように死を迎えることが幸せなのかを考えさせられました。最後に、体験講座の菅原直樹さんによる「介護する“わたし”、認知症の“わたし”」はジェスチャーゲームや老いのプレーパークの方々による寸劇を見て、認知症の方への対応の改善を考えました。 

    このイベントを通して次のことを学びました。認知症の方の言っていることが例え間違っていても、頭ごなしに否定するのではなく相手の言っていることにまずは乗ってみる。否定しても関係を悪化させるだけだからこのことが大切だそうです。ですが、頭ごなしに否定しないことは認知症の方相手だからではなく、どのような人との関係でも大切といえると思います。菅原さんのおっしゃっていた「相手の物語に寄り添っていくことでお互いもっとラクに過ごせるかもしれない」という意味が分かりました。

    認知症の方を責めてしまいがちですが、そうではなく認知症の方を支え、理解すること、心のサポートをすることが大切だと学びました。 認知症だと言うのが恥ずかしいから周りに隠すのではなく近所の人へ伝え、地域で協力して認知症の方もその家族も住みやすい環境を作っていくことが大切だと思いました。

     【文】インターン生 高田短期大学 中村、高野
      【写真】松原豊

    取材したイベント

    見る・知る・感じる、認知症ケアの知恵ぶくろ

    開催日 2019年8月28日(水曜日)
    場所  三重県総合文化センター内 レセプションルーム

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