三重県総合文化センター ブログ

取材ボランティアレポート「みんなでうたいましょうなつかしいメロディーを」

2019年以来3年ぶりに開催された大人気講座「みんなでうたいましょう なつかしいメロディーを」。感染症対策のため、例年より半数の定員でしたが、みんなで歌う喜びを味わう時となりました。

講師阪野徹さん

講師の阪野徹さん(三重県文化会館アドバイザー)は、詩の意味やその曲のエピソードを交えながら、歌いやすく美しい伴奏をしてくださいました。いくつかの曲にはフルートの音色も加わり、さらに音楽の世界が広がる華やかな空間になりました。

誰もが知っている「故郷」から始まって、春、夏、秋、冬と四季を感じる曲や、三重県児童福祉の歌「虹の橋」、外国民謡等々、バラエティに富んだ合計22曲を歌い、2時間があっという間に過ぎました。まだ記憶に新しい2020年度のNHK連続テレビ小説「エール」の主人公のモデルになった古関裕而(こせきゆうじ)さんの曲も数曲歌いました。

私自身は知らない曲が多くあったのですが、他の参加者の方々の中には、楽譜を見ずにスクリーンに映された歌詞だけを見て歌っている方もおられました。古き良き歌を、まず自分自身が知り、次の世代にも継承していく必要性を感じました。

 

最後の2曲、「手のひらを太陽に」と「Believe」を歌いながら、私たち人間は1人では生きていけないこと、こうしてみんなで歌うことによって励まされ、強くなっていくのだと思いました。

参加者それぞれが心のうちに、なつかしさ、愛しさ、時に切なさを感じながら、過去や未来を思いながら、自らの声に希望を託して歌ったのではないでしょうか。これからも、私たちに寄り添い続けてくれる数々の歌を口ずさみながら、前を向いて生きていこうと思いました。

(取材ボランティア:小此内寧々

取材したイベント

三重のまなび2022 まなびぃすとセミナー みんなでうたいましょう なつかしいメロディーを
2022年10月19日(水曜日)13時30分から15時30分まで
講師 三重県文化会館アドバイザー 阪野徹

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