この姫は!!

トゥーランドット姫
イラスト:appan

「Mnews」vol.123に登場するこの絶世の美女。
そう、トゥーランドット姫です。
カリスマ性を感じさせるクールビューティぶりに、ドキドキしている人も多いのでは?

この姫は、三重県在住のイラストレーターappan(あっぱん)さんによって描かれました。
カラフが一目惚れした登場シーンでしょうか。氷のような鋭い表情です。

「オペラ」と聞くだけで縁遠く感じてしまう人もいるかもしれません。
高尚な芸術の極致というと言い過ぎでしょうか・・・そんなイメージがオペラをまとっているのであれば、その霞をとっぱらいたい。そんな思いで今回のオペラ特集ができました。

トゥーランドット姫 
イラスト:appan

特集「10分でわかるトゥーランドット」では、はじめてオペラ鑑賞をする方を念頭に置いています。何を隠そう、このブログを書いている筆者もオペラ初心者。「Mnews」を読んで、すっかりわかった気になっていますが、あとは実践あるのみです。

イラストは、かわいいバージョンも。紙面には、他にもカラフ王子や、悲劇のヒロインリューも登場しますよ。
ぜひ見てみてくださいね。

appanさん

appanさんは、この冬そうぶんでワークショップをされます。
今回はイラストではなく、なんと「顔はめ」!!
パネルがあったらはめたくなるのはやはり本能なのでしょうか、巷にあふれる顔はめブーム。
自分専用顔はめパネルがあれば、いつでもどこでもはめたい放題。
恥ずかしがっている場合じゃありませんよ。素敵な顔はめ作りにきてくださいね。
ただし、小学生限定なんです!
子どもの頃にアーティストさんと一緒にワークショップできるだなんて、うらやましい限り!
学校の図工とはちょっと違うアート体験で、感性をはぐくんでほしいですね。

appanさんのワークショップ

いろんなアーティストとアーティストになってみよう「顔はめパネルをつくろう」

開催日  2018年12月9日(日曜日)13時30分から15時まで
申込期間 2018年10月6日から11月18日まで

イベント詳細ページへのリンク

ここがかわったよ「Mnews」

121号表紙
リニューアル前(vol.121)
122号表紙
リニューアル!(vol.122)

「Mnews」をリニューアルしました!
ページ数が10ページに拡大。内容が充実しました。

znews

おすすめの新コーナーは「Znews」。
「M」ではなくなぜ「Z」?と疑問に思われた方も多いでしょう。
「Znews」は「ゾーンニュース」と読みます。
三重県総合文化センターの周辺には、MieMu(三重県総合博物館)、三重県立美術館があり、この一帯地域を「文化交流ゾーン」とよんでいます。「Mnews」はゾーン盛り上げ隊の一員として、毎号「Znews」を発信していきます。総合博物館や県立美術館の企画展にあわせたコラムのほか、県立図書館のさまざまなサービスを実際に体験してみる「行こう、図書館」などを掲載。文化交流ゾーンをめぐって「文化のはしご」なんてどうでしょう。

122号10ページ

そして2つ目の新コーナーは、「フジコの知らない世界」。
Mnews編集担当のフジコが、文化施設のプロフェッショナルを訪ねる新コーナー。初回は総合文化センターの舞台技術者である「テクニカルディレクター」を取材しました。華やかな舞台の裏側では徹底した安全管理が行われていました。

イベントインフォメーション

今回のリニューアルで個人的におすすめなのが、イベントインフォメーション。そうぶん内のホールやギャラリーで開催される主なイベントを掲載しています。これまで見開きで掲載していましたが、今回のリニューアルでは、半分のサイズになりました。取り出しやすくなり持ち運びに便利です。
「Mnews」は家で読み物として、イベントインフォメーションは手帳にはさんでバッグに入れるなんて使い方もおすすめですよ。

Mnews(エムニュース)

122号表紙

発行月:6月・9月・12月・3月
仕様:タブロイド判、10ページ
配布場所:三重県総合文化センター館内ほか、三重県内の各市町役所、公立文化ホール、公立図書館、チケット販売所、イオンシネマ津・鈴鹿、近鉄四日市駅、津駅、宇治山田駅でもラック設置配布しています。

 

マイクさんと音であそぼう

授業のはじまりは、ハイドンのピアノトリオ「ジプシー」の生演奏から。
迫力ある生演奏に出迎えられた子どもたちは、とまどいながらも静かに演奏に聴き入ります。

演奏

2016年11月25日津市立新町小学校6年生を対象に、「マイクさんと音であそぼう♪」の授業が開催されました。
「ハロー!」マイクさんは、子どもたちに呼びかけます。
それに対して、とても小さな声の子どもたち。ずっこけるマイクさん。
授業の冒頭は、マイクさんと子どもたちのコミュニケーションの場。

ダンス

次は、歌とダンスを踊ります。
「さぁ、踊りましょう、手をつないで♪」
歌詞の通り、手をつないで踊るダンスに、照れくささが勝って、子どもたちはなかなか踊ることができません。
それでもマイクさんは子どもたちを盛り立てて、繰り返しそのリズムを体に覚えさせました。

グループワーク

その後、グループにわかれ、繰り返し歌い踊った「さぁ、踊りましょう」のメロディを木琴や鉄琴でさがします。子どもたちは一音ずつ確かめながらメロディを探っていました。

みんなが弾けるようになった頃、マイクさんから新たなテーマが与えられます。
「木琴と鉄琴の他に、太鼓や木魚、ウィンドチャイムなど他の楽器を取り入れて変奏曲をつくる。」

グループワーク

音は大きい方がいい?それとも小さい方がいい?
一定のリズムがいい?
マイクさんから考えるきっかけをもらった後、グループからは様々な意見が出てきます。
「始まりは4回リズムを聞いてから」「ウィンドチャイムはメロディの最後に鳴らす」「間奏を入れよう!」「別のメロディを入れてみたら?」

グッド

最後は、ピアノトリオの演奏と組み合わせて3チームが作った変奏曲を順番に披露しました。

何度も何度もグループで工夫した子どもたちの変奏曲にマイクさんも「グ~!!」

歌って踊りながら音を体で感じ、木琴で音をさがし、グループで相談しながら、音を足したり引いたりして音をつくる。さまざまな角度から「音」であそんだ体験授業でした。

マイケル・スペンサーメッセージ

特別寄稿「アートセンターと子どもそしてその大局的な見地」

本城まい子さんのお絵かきツアーレポ

全景

M祭!2016で本城まい子さんのお絵かきツアーを開催しました!
その様子を、取材ボランティアがレポートします。


2016年7月30日、三重県総合文化センターで開催された、一大イベント「M祭!2016」
文化会館、男女共同参画センターフレンテみえ、生涯学習センター、県立図書館、広場、そして三重県総合博物館MieMuをサテライト会場として、なんと!21のイベントが同時開催されるという、アート好きなキッズにとってはどれに参加しようかと、悩んでしまう嬉しいイベントです。

私は、三重県総合博物館で行われた「イラストレーター本城まい子さんのお絵かきツアー」にボランティアとして参加させていただきました。

見学ツアー
学芸員さんのお話を聞きながら展示を見学。

このツアーは、午前・午後の二回に分けて、各回20名の小学生が展示されている化石や骨を観察し、画用紙に鉛筆でデッサン、その後、自分がデッサンした絵の上にトレーシングペーパーをのせて、今度は、その化石や骨にはどんな皮膚がくっついていたのかな?周りの様子はどうだったかな?エサは?仲間は?などなど、子どもの自由な発想力で絵を描いていくというイベント。

つまり、一回のお絵かきで、観察力・デッサン力に加え、想像力まで養えるという一回で二度美味しい企画です。

レクチャー
本城さんがまずみんなの前で描いてみせます。

イラストレーターの本城まい子さんが先生として、子ども達をさりげなくリード。描き終わると、「先生!見て!見て!」という子ども達の行列ができ、終わってからは先生と写メを撮る子どもが並ぶという、とてもアットホームな雰囲気の中で、子ども達はのびのびと鉛筆を走らせていました。

ふだん、骨は目に見えないもの。それをまじまじと見るというのは、なかなかない体験だからか、デッサンする子ども達は真剣そのもの。おしゃべりもせず、ものすごい集中力が展示室にみなぎっていて、同じ時間帯に普通に観覧する子ども達もいましたが、逆にその子たちが、お絵かきする子たちに刺激を受けて静かに展示を見ている姿は、「ああ、学ぶっていいなあ、この子たち、確実に今、何かを学んでいるなあ」と思わせる力がありました。

お絵かき中

発表
どんな絵を描いたか、発表しました。

こういう地道な活動の積み重ねが、子ども達の知識欲をかきたて、豊かな教養をはぐくんでいくんだろう。M祭!っていいね。
もう一度生まれ変わって子どもとしてこのイベントに参加したい!

いきいきしている子ども達を見て、少しうらやましく感じた私、来年も楽しみにしています。
(三重県総合文化センター 取材ボランティア:海住さつき)


子どもたちが描いた巨大生物たちの絵を展示

展示
トレーシングペーパーをそっとめくると…

MieMu三重県総合博物館3階にて「イラストレーター本城まい子さんのお絵かきツアー」に参加した子どもたちが描いた巨大生物たちの絵を展示しています。

子どもたちの観察と独創性が表現されている素敵な作品をぜひみにきてくださいね。

開催期間:2016年8月5日から9月4日まで(期間中休館日があります。)

MieMu三重県総合博物館(外部リンク)外部リンク

ベートーヴェン先生

ベートーヴェン先生

114号には、ベートーヴェン先生が登場します。なぜ、ベートーヴェンが先生になったのでしょうか。それは「オーケストラ」の入門編にしよう!と、特集の案を出していた時です。7月23日、日本センチュリー交響楽団の演奏会で演奏されるのは、シューベルト、ベートーヴェン、ムソルグスキー。真っ先に頭に浮かんできたのは、やはりあの怖い顔。先生っぽい…ね。ということから一気にイメージがふくらみ、ベートーヴェンに、先生としてご登場いただくことになりました。

そして、そのベートーヴェンを「先生」にしてください!という、やや無理やりなオーダーに快く応じてくださったのは、三重県のイラストレーター本城まい子さんです。輪郭の線をなくし色だけで描く本城さんの柔らかなイラストが、怒った顔だけど、実は優しそうなベートーヴェン先生のキャラクターを表現してくれています。

笑顔のベートーヴェン

本誌では、掲載できなかったのですが、笑顔のベートーヴェン先生も描いていただいたんですよ。

そんな本城まい子さんの「お絵かきツアー」が、M祭!2016で開催されます。
M祭!では、県総合博物館(MieMu)を会場にお絵かきツアーを行います。ちなみにこちらは小学生限定のイベントです。

イラストレーター本城まい子さんのお絵かきツアー詳細へのリンク

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