【事業報告】みんなでつくろう!にじいろの竹あかり

《開催日時》2021年7月25日(日曜日)
《会場》三重県総合文化センター 第2ギャラリー
《対象》5歳から小学6年生まで
《講師》竹あかり作家・演出家 川渕皓平さん

皆さんは「にじいろ」に込められた意味をご存知ですか?「にじいろ」は性の多様性のシンボルとして使われています。
同性を好きになる、こころとからだの性が違うなど、人の性のあり方は一人ひとりが違います。
それは竹の形が一つずつ違うように、そして子どもたちが創った作品に一つとして同じものがないように、どれもが大切で素晴らしいもの。
竹あかりづくりをとおして子どもたちに、そんな「多様性」を感じてもらうため、このワークショップを開催しました。

にじいろの竹あかり1

とても大きな会場に用意された竹あかりと7色の絵の具。
講師の川渕さんによる説明の後、保護者の方や川渕さんに見守られながら、制作をスタートしました。

  • にじいろの竹あかり2
  • にじいろの竹あかり3
  • にじいろの竹あかり4

穴あけ加工済みの竹あかりに、ウエスで作ったテルテルぼうずを使ってアクリル絵具で色を塗り、オリジナルの竹あかりを制作します。
写実的な模様を描く子もいれば抽象的な模様を描く子もいるし、全体に色を塗る子、塗らずに竹の素材を見えるようにする子など様々です。
絵の具の入ったお皿も、絵の具たまりが小さかったりお皿全体を使っていたりと色々ですね!

にじいろの竹あかり5

みんな、満足のいく作品になったようです。

自分の作った竹あかりと他の人が作った竹あかりを見比べて、「こんなのもあるんだ」と違いに驚いている様子が見られたほか、保護者の方からは「コロナ禍でなかなか外出できない中、広い場所で自由に作業させられてよかった」とのお声をいただきました。

できあがった作品は、2021年8月25日(水曜日)までフレンテみえのエントランスで展示しました。