三重県総合文化センター開館30周年記念事業東京芸術劇場 Presents 木ノ下歌舞伎「三人吉三廓初買」作:河竹黙阿弥 監修・補綴:木ノ下裕一 演出:杉原邦生[KUNIO]

キノカブ渾身の5時間におよぶ一大エンターテインメント!
木ノ下歌舞伎『三人吉三』は、2014年初演、2015年の再演で読売演劇大賞2015年上半期作品賞部門のベスト5に選出され、キノカブ代表作の一つとなりました。
数奇な運命に翻弄される若者たち――和尚、お坊、お嬢の“三人吉三”と、現行歌舞伎ではカットされている“商人と花魁の恋”がダイナミックに交錯する鮮烈な群像劇。
幕末の動乱期に初演された河竹黙阿弥の最高傑作で、今なお愛され続ける「三人吉三廓初買(さんにんきちさくるわのはつがい)」の全幕通し上演を、同じく動乱の日々が続く現代にどのように届け、響かせるのか。ご期待ください。
★10月13日まで三重県立図書館展示コーナーにて関連書籍展示中★
出演者交代のお知らせ(8月1日)
お譲吉三役で出演予定の矢部昌暉さんが、体調不良により一定期間活動を休止し、療養に専念されるため、本作品への出演が叶わぬこととなりました。矢部さんのご出演を楽しみになさっていた皆様には、多大なご心配とご迷惑をおかけすることをお詫びいたします。
つきましては急遽この役を、坂口涼太郎さんにお務めいただくことが決定しました。
公演は、予定通り上演いたします。出演者変更に伴うチケットの払い戻しはございません。何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
基本情報
開催期間
2024年10月13日(日曜日)
チケット
公演は終了しました
主催者
文化会館
出演
田中俊介 須賀健太 坂口涼太郎 / 藤野涼子 小日向星一 深沢萌華
武谷公雄 高山のえみ 山口航太 武居卓 田中佑弥 緑川史絵
川平慈英 / 緒川たまき 眞島秀和

ティザー映像
プロフィール
木ノ下歌舞伎
歴史的な文脈を踏まえつつ、現代における歌舞伎演目上演の可能性を発信する団体。あらゆる視点から歌舞伎にアプローチするため、主宰である木ノ下裕一が指針を示しながら、さまざまな演出家による作品を上演するというスタイルで、京都を中心に2006年より活動を展開している。三重県文化会館では「黒塚」(2015年)、「心中天の網島」(2017年)以来3度目の上演となる。
監修・補綴:木ノ下裕一

木ノ下歌舞伎 主宰。
1985年和歌山市生まれ。2006年、京都造形芸術大学在学中に古典演目上演の補綴・監修を自らが行う木ノ下歌舞伎を旗揚げ。代表作に『三人吉三』『娘道成寺』『義経千本桜―渡海屋・大物浦―』など。
2016年に上演した『勧進帳』の成果に対して、平成28年度文化庁芸術祭新人賞を受賞。第38回(令和元年度)京都府文化賞奨励賞受賞。令和2年度京都市芸術新人賞受賞。平成29年度京都市芸術文化特別奨励制度奨励者。
渋谷・コクーン歌舞伎『切られの与三』(2018)の補綴を務めるなど、古典芸能に関する執筆、講座など多岐にわたって活動中。2024年からまつもと市民芸術館(長野)の芸術監督団長。
演出:杉原邦生

演出家、舞台美術家。KUNIO主宰。
2004年、プロデュース公演カンパニー“KUNIO”を立ち上げる。これまでの KUNIOの作品に『エンジェルス・イン・アメリカ第1部「至福千年紀が近づく」第2部「ペレストロイカ」』、“Q1”バージョンを新訳で上演した『ハムレット』、上演時間10時間に及ぶ大作『グリークス』、大学の恩師でもある太田省吾作品を鮮烈に蘇らせた『更地』などがある。近年の主な演出作品は、PARCO PRODUCE 2024『東京輪舞』 、KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『SHELL』、歌舞伎座『新・水滸伝』、ホリプロ『血の婚礼』、COCOON PRODUCTION 2022 / NINAGAWA MEMORIAL『パンドラの鐘』、さいたまゴールド・シアター最終公演『水の駅』など。第36回京都府文化奨励賞受賞。
詳細情報
日程 |
10月13日(日曜日)13時開演(12時30分開場) |
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【上演予定時間】約5時間20分(休憩2回あり) | |
料金 |
全席指定 1階席 2階席 キャンパスシートあり |
チケット | 7月6日(土曜日)10時発売 2階席発売:8月31日(土曜日)10時 ※好評につき急遽発売! |
クレジット |
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備考 |
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イベントに関するお問い合わせ先
- 担当部門
- 三重県文化会館トップページ
- 電話番号
- 059-233-1122(チケットカウンター)
- 所在地
- 〒514-0061 三重県津市一身田上津部田1234
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