ハレノワ創造プログラム「終点 まさゆめ」作・演出:松井周 出演・演出協力:菅原直樹
基本情報
開催期間
2024年12月21日(土曜日)~22日(日曜日)
チケット
チケット発売中
主催者
文化会館
あらすじ
少し先の未来。
ちょうどいいサイズの欲望をちょうどよく叶えてくれる惑星「まさゆめ」。そこで人生最後の日々を過ごそうとするために、宇宙船に乗り込んだ7人の高齢な乗客たち。突然のハプニングにより宇宙船はそのままだと「まさゆめ」に辿り着けない。そこで船長の提案により、乗客1人を船から降ろすことになった。どうやら乗客同士の会議で決めるという。
人生の終盤に入った彼らにとってこの会議はどのような意味を持つのか?
儀式のように始まるこの再現劇は、一体どこにたどり着くのか?
作品について
蜷川幸雄が創設した高齢者演劇集団「さいたまゴールド・シアター」に、松井周が書き下ろした『聖地』は、初演から14年の時を経て、新たな作品『終点 まさゆめ』に生まれ変わります。
安楽死法が施行された近未来、社会に居場所を失った高齢者たちの怒りや悲哀が描かれた『聖地』。2021年、コロナ禍で上演中止となった改訂版『聖地2030』では、議論しながら劇を進行させていく手法で観客を虚構と現実の間にいざない、「老い」「死」のあり方を摂餌に問いかけようとした。本作には、介護×演劇の第一人者である菅原直樹が出演・演出協力で加わり、さらに岡山・三重・埼玉のオーディションで選ばれた65歳以上のキャストも参加。こうしたプロセスを経て、高齢者演劇のその先を目指す。
出演者・スタッフ
【出演者】
久保井研、菅原直樹、申瑞季、篠崎大悟、荒木知佳
石川佳代、井上洋子、今栄敬子、小川隆正、竹居正武、山田浩司 [オーディションキャスト]
【スタッフ】
作・演出:松井周 演出協力:菅原直樹 ドラマターグ:谷澤拓巳 音楽:宇波 拓 舞台美術:森純平/志賀耕太
照明:中山奈美 音響:内海常葉、余傳莉彩(岡山芸術創造劇場スタッフ)
舞台監督:河内崇
プロフィール
作・演出:松井周
1972年生まれ。東京都出身。平田オリザの現代口語演劇と出会ったことをきっかけに、96年に劇団青年団に入団。2007年に自らの劇団である劇団サンプルを結成。作家・演出家としての活動を本格化させる。 2011年「自慢の息子」で岸田國士戯曲賞を受賞。16年「離陸」でKuandu ArtsFestival(台湾)、18年「自慢の息子」でフェスティバル・ドートンヌ・パリ(仏)に参加。独自の世界観で、人間の複雑さやあいまいさを舞台上に表出させる劇作は「変態」的とも評され、観客の心を強く揺さぶることで高い評価を得ている。 近年は劇団以外に、神奈川芸術劇場、彩の国さいたま芸術劇場、三重県総合文化センター、北九州芸術劇場など多くの劇場で活躍。また俳優としても舞台だけでなくテレビ、映画でも活躍。
詳細情報
日程 |
12月21日(土曜日)14時00分開演(13時30分開場) |
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上演予定時間:未定 | |
料金 |
整理番号付自由席
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チケット | 10月12日(土曜日)10時発売 |
クレジット |
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備考 |
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イベントに関するお問い合わせ先
- 担当部門
- 三重県文化会館トップページ
- 電話番号
- 059-233-1122(チケットカウンター)
- 所在地
- 〒514-0061 三重県津市一身田上津部田1234
三重県総合文化センター 三重県文化会館