地域公共劇場連携事業「りすん」クリエイションツアー原作:諏訪哲史 脚色・演出:天野天街
東海を代表する芥川賞作家と演出家がタッグを組んだ名作が再び
2010年、名古屋を代表する小劇場[七ツ寺共同スタジオ]のプロデュース公演として上演された『りすん』(あいちトリエンナーレ2010共催事業)。デビュー作『アサッテの人』で第137回芥川賞を受賞した作家・諏訪哲史の同名長編小説を、同じ愛知県出身の天野天街(少年王者舘主宰)が舞台作品にした意欲作です。当時名古屋のみの公演でありながら、全国版演劇専門誌「演劇ぶっく」に巻頭特集が組まれるなど、大反響を呼びました。あれから13年。プロデュース元の七ツ寺共同スタジオの快諾を得、東海の演劇人と公共劇場が連携し、三重・愛知・高知ツアーの開催が決定。夢かうつつか、摩訶不思議な世界をご堪能ください。
《NEWS》三重県立図書館で9月18日まで関連展示開催中です(2023年8月1日)
《NEWS》キャストが決定しました(2023年4月29日)
ステージナタリー特集(天野天街×小熊ヒデジ対談、キャストコメント)
基本情報
開催期間
2023年9月17日(日曜日)~18日(月曜祝日)
チケット
イベントは終了しました
主催者
文化会館
ものがたり
「お兄ちゃん、私たちどうしたら小説の外へ出られるの?」 骨髄癌におかされて長期入院中の少女と、彼女と兄妹同然に育った青年の病室での会話。中国旅行の思い出や少女の母親のこと、ヘンテコな言葉遊びー2人のやりとりが同じ病室の女性患者によって書かれた物語であったなら……。
キャストプロフィール
妹役:加藤玲那
兄役:菅沼翔也
宮璃アリ(少年王者舘)
演出・原作者プロフィール
脚色・演出:天野天街
劇作家、演出家、少年王者舘主宰。1960年愛知県一宮市生まれ。1982年少年王者舘旗揚げ、名古屋を拠点として全国的に活躍。演劇、ダンス、人形劇、コンサート、ファッショ ンショー等幅広いジャンルの舞台演出を多数手がける傍ら、漫画執筆、デザイン・ワーク、エッセイ等の分野でも活躍。1998年より演劇ユニット《KUDAN Project》を始動、海外公演を開始する。主な演出作品に『御姉妹』『高丘親王航海記』『百人芝居◎真夜中の弥次さん喜多さん』、映画作品に『トワイライツ』がある。
原作:諏訪哲史
小説家。1969年名古屋市生まれ。名古屋西高校、國學院大學文学部哲学科卒業。独文学者種村季弘に師事。2007年に小説「アサッテの人」で群像新人文学賞・芥川賞を受賞。他に小説『りすん』『ロンバルディア遠景』『領土』『岩塩の女王』、エッセー集に『スワ氏文集(もんじゅう)』『うたかたの日々』『スットン経』、文学批評集に『偏愛蔵書室』『紋章と時間』がある。東海学園大学人文学部客員教授。2022年から名古屋駅の名鉄カルチャースクールで毎月第3土曜日に文学講座(常時入会可)を開講中。
詳細情報
日程 |
9月17日(日曜日)13時00分開演(12時30分開場) |
---|---|
上演予定時間:約1時間45分 | |
料金 |
整理番号付自由席
|
チケット | 7月15日(土曜日)10時発売 |
クレジット |
|
備考 |
|
イベントに関するお問い合わせ先
- 担当部門
- 三重県文化会館トップページ
- 電話番号
- 059-233-1122(チケットカウンター)
- 所在地
- 〒514-0061 三重県津市一身田上津部田1234
三重県総合文化センター 三重県文化会館