OiBokkeShi×Entelechy ArtsMoving Day -引っ越しの日-構成・演出:菅原直樹

実際のフリーマーケットを舞台に繰り広げられる、
日本とイギリスをつなぐオムニバス劇。
2021年に俳優で介護福祉士の菅原直樹さんが渡英し製作した「Theatre of Wandering」(徘徊演劇『よみちにひはくれないコヴェントリーバージョン』)に続く、イギリスのEntelechy Arts*1とOiBokkeShiの共同製作第二弾は、実際のフリーマーケット会場に“出店”し、描かれる 複数の短編劇集。観客は3つの出店ブースを周りながら、出品された品々と高齢者たちの語りを通じて、老いの深みや楽しみ、そして現代社会と老いの関係に思いを巡らせることになるでしょう。OiBokkeShiが三重県文化会館と取り組み、今年で6年目を迎えるプロジェクト「老いのプレーパーク」参加者たちが出演します。
Entelechy Arts*1…ロンドン南東部のルイシャムに拠点を置く団体。アートや福祉、地域コミュニティを横断するプロジェクトを多数展開。
基本情報
開催期間
2022年10月16日(日曜日)
申し込み・受付期間
イベントは終了しました
主催者
「老いと演劇」OiBokkeShi
サービス情報
参加・体験 / みる・きく
STORY
それぞれの理由で引っ越しを迫られている高齢者たち。
引っ越しにあたって、自身の、あるいは親類の荷物整理をしたのを機に、彼らはまちのフリーマーケットに出品していた。
ある客が、商品を買おうとすると、その高齢者はその品にまつわる記憶を語りだして…。
PROFILE
老いと演劇OiBokkeShi
俳優で介護福祉士の菅原直樹を中心に、2014 年に岡山県和気町にて設立。看板俳優は、認知症の妻を介護する岡田忠雄 (96 歳)。「老人介護の現場に演劇の知恵を、演劇の現場に老人介護の深みを」という理念のもと、高齢者や介護者と共に作る演劇公演や、認知症ケアに演劇的手法を取り入れたワークショップを実施。高齢社会の課題を「演劇」というユニークな切り口でアプローチするその活動は、演劇、介護のジャンルを越え、多方面から注目を集める。
菅原直樹

劇作家、演出家、俳優、介護福祉士。「老いと演劇」OiBokkeShi主宰。四国学院大学非常勤講師、美作大学短期大学部非常勤講師。平田オリザが主宰する青年団に俳優として所属。2010年より特別養護老人ホームの介護職員として勤務。12年、東日本大震災を機に岡山県に移住。14年「老いと演劇」OiBokkeShiを岡山県にて設立し、演劇活動を再開。並行して、認知症ケアに演劇的手法を活用した「老いと演劇のワークショップ」を全国各地で展開。さいたまゴールド・シアターと共同し制作した『よみちにひはくれない 浦和バージョン』(2018年/世界ゴールド祭)、OiBokkeShi×三重県文化会館「介護を楽しむ」「明るく老い る」アートプロジェクト(2017年~)など、劇団外でのプロジェクト、招聘公演も多数実施している。平成30年(第69回)度芸術選奨文部科学大臣賞新人賞(芸術振興部門)受賞。平成30年度(第20回)、令和4年度(第23回)岡山芸術文化賞準グランプリ受賞。奈義町文化功労賞受賞。2019年度(第1回)福武教育文化賞受賞。
老いのプレーパーク
OiBokkeShi×三重県文化会館「介護を楽しむ」「明るく老いる」アートプロジェクトの一環として、平成30年度、公募で集まった老いや介護に関心のある三重県内の公募メンバーにより結成。最高齢は94歳。定年退職したシニア、理学療法士、介護真っ最中の主婦や、認知症のお母さんとその娘さんなど、顔ぶれはさまざま。老いの明るい未来を模索し、菅原直樹氏指導のもと平成30年度から毎年演劇作品を上演。老いのプレーパークの活動を追ったドキュメンタリー「老いてこそ~あなたの居場所はどこですか?~」(三重テレビ)が中部テレビ大賞(2020)優秀賞を受賞。
詳細情報
日程 |
10月16日(日曜日) |
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会場 |
三重県総合文化センター 知識の広場 |
料金 |
[事前予約制・当日精算] |
※各回定員10人 ※無料立ち見エリア(当日先着)もございますが、聞こえづらかったり、見えづらい場合があります |
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チケット | 9月24日(土曜日)14時 予約開始 |
クレジット |
主催 老いと演劇OiBokkeShi ![]() ![]() |
イベントに関するお問い合わせ先
- 担当部門
- 三重県文化会館トップページ
- 電話番号
- 059-233-1100
- 所在地
- 〒514-0061 三重県津市一身田上津部田1234
三重県総合文化センター 三重県文化会館