ロロ「四角い2つのさみしい窓」脚本・演出/三浦直之

当公演は、コロナウイルス感染拡大防止のため開催延期となった2020年5月9日・10日の振替公演です。
「透明な防潮堤」から着想を得た再会の物語。
基本情報
開催期間
2021年8月21日(土曜日)~22日(日曜日)
チケット
イベントは終了しました
主催者
文化会館
出演・スタッフ
出演|亀島一徳 篠崎大悟 島田桃子 望月綾乃 森本華
脚本・演出|三浦直之
宣伝イラスト|矢野恵司
あらすじ
海岸沿いに透明な壁が建てられた。その壁を通して眺める海は、いくつもの過去が折り重なってみえるらしい。
たくさんの人たちが壁のもとに集まってくる。目の見えない綱渡り師、透明人間の恋人を探す女性、窓ガラス清掃をする元役者、スノードームをつくる観光客、ミノタウロスとくだんのあいだに生まれた未来のみえないこども。
「私、フチになりたいんだ。麦わら帽子のフチとか、ルパンが盗む絵画の額縁とか、コップのフチ子とか、あと、絶望のフチとか」
今夜、透明な壁で物語が上演される。
三浦直之(脚本・演出)コメント(2020年)
集まることについて考えてる。透明な壁に隔てられて、はなればなれになった人たちが、ふたたび手を繋ぐ瞬間を想像してる。別れと再会は、「集団」と「外」を往復することだ。だけど、いまぼくは集団の「内側」から生まれる別れと再会について考えたいとおもってる。内側で繰り返される別れと再会のなかで、なんども書き換えられ、結び直されていく関係性。それはもしかしたら、出会いながら別れて、別れながら再会していくような、そんな景色なのかもしれない。
プロフィール
ロロ
劇作家・演出家の三浦直之が主宰を務める劇団。2009年結成。古今東西のポップカルチャーをサンプリングしながら既存の関係性から外れた異質な存在のボーイ・ミーツ・ガール=出会いを描き続ける作品が老若男女から支持されている。2015年に始まった『いつ高』シリーズでは高校演劇活性化のための作品制作を行うなど、演劇の射程を広げるべく活動中。
主な作品として『LOVE02』(2012年)、『ハンサムな大悟』(2015年)、『BGM』(2017年)など。『ハンサムな大悟』は第60回岸田國士戯曲賞最終候補ノミネート。2019年三浦が脚本を担当したNHKよるドラマ『腐女子、うっかりゲイに告(コク)る。』で第16回コンフィデンスアワード・ドラマ賞脚本賞を受賞。
詳細情報
日程 |
8月21日(土曜日) 14時開演 |
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上演予定時間 約2時間(休憩なし) | |
料金 |
整理番号付き自由席
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チケット | 7月3日(土曜日)10時発売 |
クレジット |
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備考 |
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イベントに関するお問い合わせ先
- 担当部門
- 三重県文化会館トップページ
- 電話番号
- 059-233-1122(チケットカウンター)
- 所在地
- 〒514-0061 三重県津市一身田上津部田1234
三重県総合文化センター 三重県文化会館