第七劇場「桜の園」原作:A・チェーホフ 構成・演出・美術・訳:鳴海康平
「かもめ」(2007)、「ワーニャ伯父さん」(2019)、「三人姉妹」(2013)と、チェーホフ戯曲を製作上演してきた第七劇場が、2021年秋、ついにチェーホフ四大戯曲の残るひとつ、そしてチェーホフ最後の傑作「桜の園」を上演。
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チェーホフの名作「桜の園」を解説付きでみんなで読んでみませんか?ナビゲーターは第七劇場・演出家の鳴海康平さんです。実際に使用する台本を、みなさんで声に出して読み進めながら作品を紐解いていきましょう。
基本情報
開催期間
2021年10月9日(土曜日)~10日(日曜日)
チケット
イベントは終了しました
主催者
文化会館
出演
木母千尋、小菅紘史
諏訪七海、増田知就
藤島えり子(room16)
金定和沙(青年団)
森下庸之(TRASHMASTERS)
三島景太(SPAC-静岡県舞台芸術センター)
作品紹介「桜の園」
1904年にモスクワ芸術座で初演されたチェーホフ最後の戯曲。
かつての裕福なころの浪費癖が抜けない女地主ラネーフスカヤが、久しぶりに自分の土地に帰ってくる。しかし、その土地の桜の園は借金返済のために売りに出される。農民あがりの商人がこの状況を切り抜けるための助言をするも、ラネーフスカヤたちは聞こうとはしない。桜の園の売却が決まり、ラネーフスカヤたちは屋敷を後にする中、桜を切り倒す音が響く。
以前は地主に搾取されていた農民あがりの商人の躍進、以前は搾取する側だった支配階級の没落、そしてそれら両方を見る未来を担う若者たち。この三者の目に「桜の園」はどう映るのか。チェーホフが亡くなる半年前に初演されて以降、世界中で上演され続ける名作戯曲。移り変わる社会と世代、変われる人間と変わることができない人間の切なさが入り交じる。
プロフィール
第七劇場
鳴海康平
第七劇場、代表・演出家。Théâtre de Belleville、芸術監督。
1999年、演出家・鳴海康平を中心に設立。主に既成戯曲を上演し、言葉の物語のみに頼らず舞台美術や俳優の身体とともに多層的に作用する空間的なドラマが評価される。国内外のフェスティバルなどに招待され、これまで国内24都市、海外5ヶ国11都市(フランス・ドイツ・韓国・台湾・ポーランド)で作品を上演。代表・鳴海がポーラ美術振興財団在外研修員(フランス・2012年)として1年間滞仏後、2013年に日仏協働作品『三人姉妹』を新国立劇場にて上演。2014年、東京から三重県津市美里町に拠点を移設し、倉庫を改装した新劇場 Théâtre de Bellevilleのレジデントカンパニーとなる。
日程 |
10月9日(土曜日)14時00分 開演 / 18時00分 開演 完売いたしました。当日券につきましては三重県文化会館へお問合せください。 |
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上演予定時間:100分 | |
料金 |
整理番号付自由席
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チケット | 8月21 日(土曜日)10時発売 |
クレジット |
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備考 |
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イベントに関するお問い合わせ先
- 担当部門
- 三重県文化会館トップページ
- 電話番号
- 059-233-1122(チケットカウンター)
- 所在地
- 〒514-0061 三重県津市一身田上津部田1234
三重県総合文化センター 三重県文化会館