三重のまなび2025 中江有里講演会「言葉の力」
-やりがいを見つける「読書」という出会い-

2025年度の三重のまなび講演会は女優・作家・歌手の中江有里さんにご登壇いただきました。
読書好きとして書評も多く手掛けられている中江さん。
読書をすることで得た視点や「言葉の力」についてお話しいただきました。
中江さんが仕事と学業の両立のため通った定時制高校やお母様との思い出のお話とともに、その体験を題材にした中江さんの著書「万葉と沙羅」「水の月」の朗読に耳を傾けました。
あらかじめ受講者から中江さんへの質問を多数お寄せいただいた中から「影響を受けたり勇気をもらえたりした言葉があれば教えてほしい」との問いには、俳優児玉清さんからの「50歳から努力した者が伸びる」という言葉が宝物だと紹介いただき、和やかな雰囲気に会場が包まれました。
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読書について講演 -
中江さん著書『水の月』の朗読 -
サイン会の様子
「ブックリスト(関連図書)」のご案内
三重県立図書館に所蔵されている講座関連図書のご案内です。
所蔵状況は講座開催日時点のものです。
- 中江さんのやさしい話し方がとても素敵でした。本を読むことの意味や読み方を教えていただき、読む楽しさを味わって読書をしていこうと思いました。
- 朗読がよかったです。中江さんの本を読みたくなりました。小説は人生の予習や復習というのがなるほどと思い、小説を読みたくなりました。
- とてもすてきな時間でした。「本」「読書」=本を選んで読む。ということだけを考えていましたが、「読書」をすることは、そこから枝・葉とたくさん自分の人生を実りあるものにできると気づかせていただきました。
- 「居場所を求める人」に本というものがありますよという事を伝えたかったという言葉にとても共感しました。「言葉の力」には背中を押してくれるような力があるという事を今後大切に考えていきたいと思いました。