みえアカデミックセミナー2024 オープニング
小平奈緒講演会「知るを愉しむ」の事業報告
『みえアカデミックセミナー オープニング』は、三重県内全ての高等教育機関が参加する『みえアカデミックセミナー 公開セミナー(毎年7月から8月にかけて開催)』に先駆けて行う、国内トップレベルの研究者による大型講演会です。
2024年度は、平昌オリンピック金メダリストであり、現在は信州大学の特任教授である小平奈緒さんに「知るを愉しむ」と題してご講演いただきました。
2010年バンクーバーオリンピック女子チームパシュートで銀メダルを獲得し、2018年の平昌オリンピックでは1000mで銀メダルを、女子500mにおいて、オリンピック日本女子スピードスケート史上初となる金メダルを獲得。その後も国内外の大会で37連勝を記録するなど、第一線で活躍を続けられ、2022年の全日本距離別選手権大会500m優勝をもって競技生活を引退し、現在は相澤病院に勤めながら、信州大学でキャリア形成や健康科学に関する講義を担当されている小平奈緒さん。
講演では、これまでのスケート競技人生を振り返り、「知ること」を愉しみながらパフォーマンスに結びつけてきた過程を、いくつかのテーマで、エピソードを交えて講演されました。
また、事前に募集した質問にもお答えいただきました。
「どうしたら小平さんのように一つのことを頑張れますか?」「諦めたくなった時に踏みとどまるためには?」という質問や、「腰痛予防になるスピードスケートのトレーニングはありますか?」という質問に丁寧に答えていただき、参加者の皆さんが、小平さんから教えていただいたストレッチに実際に挑戦してみるなど素敵な講演会となりました。
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講演会では、手話通訳や要約筆記の方に協力をいただいて開催しました。
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ロビーでは三重県内にある大学・高専・短大の資料展示を行いました。
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ロビーでは講師の小平奈緒さんの著書の販売も行いました。たくさんの方にご購入いただきました。
「ブックリスト(関連図書)のご案内
三重県立図書館に所蔵されている講座関連図書のご案内です。
所蔵状況は講座開催日時点のものです。
これまでのみえアカデミックセミナーオープニングについてはこちら
- 素晴らしい講演だった。生き方の教訓にしたい。
- とても分かりやすくその時その場面の様子が思い浮かぶようなお話で心に響きました。ありがとうございました。
- スポーツをする喜びを大切にしている姿を見せていただきました。軽快なトークにも感動しました。とてもいい時間をありがとうございました。
- 「自分がコントロールできることに力を注ぐ」このことが今の自分に響きました。素敵な時間をありがとうございました。
- 「苦手や弱みは伸びしろ」なかなか思えることではないと思いますが、この言葉が心に残りました。良いお話たくさん聞けました。ありがとうございました。
- トップアスリートである小平奈緒さんから直接話が聞けていい体験になりました。結果が出なくてもやり遂げることを貫いた姿に感動しました。「スポーツは人生を豊かにする」印象に残りました。