第14回みえ生涯学習ネットワーク共催講座
「気候変動を正しく知ろう! -いま、三重県で起きていること、これから起きること-」の事業報告

開催日
2022年2月23日(水曜日)
開催場所
三重県文化会館1階(三重県総合文化センター)レセプションルーム
開催時間
13時30分から15時30分まで
講師
樋口俊実さん(三重県気候変動適応センター 事務局長)
参加人数
65名
参加費
無料
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丁寧にお話を進めていただきました。

みえ生涯学習ネットワーク共催部会が企画・運営する共催講座。
第14回は、ネットワーク会員「三重県気候変動適応センター」事務局長の樋口俊実さんによる「気候変動を正しく知ろう! -いま、三重県で起きていること、これから起きること-」を開催しました。
(1)世界と日本の気候の変化、(2)気候変動への緩和と適応、(3)三重県の気候の変化、(4)国の気候変動適応計画、(5)三重県で起きている影響と適応、(6)SDGsと気候変動対策の関係、という6つのテーマから、気候変動についてどう対処していけばよいのか、「緩和」と「適応」2つの対策を交えながらわかりやすくお話しいただきました。

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細かいデータが盛りだくさん!

特に「三重県で起きている影響と適応」については、三重県の気候がどのように変化しているのか、気候の将来予測はどうなっているのかなどの観測記録の詳細データからしっかり知識を得ることができました。また、それらに対する「適応」についてはどのようなことがあり、私たちはどのように対処していけばよいかを、講師が三重県の各地へ足を運んで入手された細かいデータや独自にリサーチして入手された数多くの資料を基に具体的にご説明いただきました。中でも三重県民がよく目にする商品はどのような過程で誕生したかなど、身近な問題の中の更に身近な例をとりあげて説明をいただいたおかげで、難しく考えることなく「気候変動」に向き合い学ぶことができたのではないでしょうか。

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気候変動を考える良い機会でした。

その他、防災分野や健康分野の方面から気候変動について学んだり、SDGsから見た気候変動対策を教えていただきながら自らの生活と照らし合わせて考える良い機会となりました。

質疑応答の時間はとることができませんでしたが、講座終了後には参加者各々が講師の方に質問されていました。
今、最も関心の高いテーマをネットワーク会員により発信し、学びをより広げることができた講座でした。

<関連企画>
2月15日から3月13日まで、三重県生涯学習センター1階で三重県気候変動適応センターパネル展示を開催しました。気候変動についての影響や適応策から三重県の具体的な事例まで、様々な説明やデータを展示いただきました。   

  • tenji1パネル展示の様子
  • tenji2細かいデータがたくさん!

  • tenji3
    お持ち帰りの資料も充実!

<みえ生涯学習ネットワーク活動>
今回の共催講座も、みえ生涯学習ネットワーク会員の手により講座が開催・運営されました。ネットワークで繋がり学びの輪を広げられるよう、これからも生涯学習活動をしっかりおこなっていきます。

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    会場前のネットワークPRブースでは各団体のPRをおこないました 
  • nw2ネットワーク運営委員長よりご挨拶いただきました
  • nw3司会・進行もネットワーク会員によりおこないました

~みえ生涯学習ネットワークでは会員を募集しています!~

詳しくはこちらをご覧ください。

みえ生涯学習ネットワーク

みえ生涯学習ネットワークとは>
県民一人ひとり、ボランティア、NPO、地域の諸団体、学校、企業、行政機関等が、それぞれの特性を活かした新たな繋がりを築き、主体的にその役割を果たすとともに、互いに学びあい成長しあえる環境を整備することにより、三重県における生涯学習の一層の振興を図ることを目的としています。

参加者の声

  • 今、三重県から世界でおきていること等、各分野に話を聞かれた資料等を使用され、身近に感じることができました。
  • 話が非常におもしろくわかりやすい。よく考えて準備された資料に基づいた良い話でした。
  • 色々な角度から説明頂き、今の現状が良くわかりました。
  • 具体的な例が多く興味深く聴けました。参考、勉強になりました。
  • 大変興味深い話で楽しく聞かせていただきました。これからも継続してセミナーを開催してほしいです。