第13回みえ生涯学習ネットワーク共催講座
「知りたい!自衛隊の災害派遣活動 -南海トラフ地震への備え-」の事業報告

開催日
2021年12月11日(土曜日)
開催場所
三重県文化会館1階 レセプションルーム
開催時間
13時30分から15時00分まで
講師
鈴木利徳さん(自衛隊三重地方協力本部 募集課長)
参加人数
76名(祝祭広場:322名)
参加費
無料
講師の鈴木さんに丁寧にお話いただきました

◆みえ生涯学習ネットワーク共催部会が企画・運営する共催講座。
第13回は、ネットワーク会員「自衛隊三重地方協力本部」募集課長の鈴木利徳さんによる「自衛隊の災害派遣活動-南海トラフ地震への備え-」を開催しました。

「自衛隊ってどんな組織だろう?」「どのように活動しているのだろう?」
・・・実は知ってるようで知らない自衛隊の仕事や活躍。自衛隊の組織や国内での位置づけなどを交えながら細かくお話をいただきました。

また、最も大きかった自衛隊の活動として、東日本大震災時の活動の詳細を教えていただきながら、自衛隊の災害派遣活動について改めて知る機会となりました。

自衛隊の活動について知る良い機会でした

さらに、長年に渡って懸念されている南海トラフの地震への備えについて、防災の基本的な考え方を始め、事前に備えておくべき6つのポイントや災害時に個々がやらなければいけないことなど、災害時にタメになる具体的なお話をしていただきました。

参加者の皆さんそれぞれが、改めて防災について考え、防災意識の向上に繋げられたのではないでしょうか。

講義の最後には、災害時に役立つ「紐(ロープ)の結び方」を教えていただきました。隊員の皆さんには寸劇を披露していただきながら、どういった場面でどのように紐を結ぶのが有効的なのかを教えていただき、参加者の皆さん自身も手元に配られた紐を使って「結び方」を学びました。

  • 寸劇を交えて教えていただきました
  • 各々が「結び方」を実践しました
  • 講義に関して質問もでました

◆<関連企画①>
12月11日、祝祭広場では自衛隊車両展示・試乗やロープワーク体験、自衛隊クイズなどがおこなわれ、約322名の方にお越しいただきました。自衛隊の活動について、クイズをしたり活動動画を観たりしながら各々で学ばれていました。また、お子さまから大人の方まで、珍しい自衛隊の車両に目を輝かせながら、写真を撮ったり試乗されたりしていました。

  • お子さまも興味津々!
  • 自衛隊について学ばれていました
  • 普段見られない車両が並びました

◆<関連企画②>
12月1日から12月19日までは、生涯学習センター1階で自衛隊パネル展示が開催されました。2011年に発生した「紀伊半島大水害」での自衛隊の活動を記したパネルの数々。たくさんの方に見ていただきました。

  • パネル展示の様子です

  • たくさんの写真が展示されました

  •  活動の様子が良くわかりました  

◆今回の共催講座も、みえ生涯学習ネットワーク会員の手により講座が開催・運営されました。ネットワークで繋がり学びの輪を広げられるよう、これからも生涯学習活動をしっかりおこなっていきます。

  • ネットワーク会員による講座受付
  • ネットワーク運営委員長よりご挨拶
  • ネットワークPRブース 

~みえ生涯学習ネットワークでは会員を募集しています!~

詳しくはこちらをご覧ください。

みえ生涯学習ネットワーク

みえ生涯学習ネットワークとは>
県民一人ひとり、ボランティア、NPO、地域の諸団体、学校、企業、行政機関等が、それぞれの特性を活かした新たな繋がりを築き、主体的にその役割を果たすとともに、互いに学びあい成長しあえる環境を整備することにより、三重県における生涯学習の一層の振興を図ることを目的としています。

参加者の声

  • 災害に対しての自衛隊の取り組みが良く判りました。ロープワーク体験はすばらしい。
  • 今日この頃、全国で地震多発の時期、大変有意義なお話、参考になりました。地域自治会にも反映させていきたいと思います。
  • 親子3代で受講しました。大変勉強になりました。自宅の防災グッズも長い間見直していなかったのでこれを機に点検・補充します。
  • とても理解しやすい内容でした。災害の程度にあわせて、対応をフレキシブルに変えていく、事前に準備することの大切さを考えさせられました。