学校向け文化体験プログラム
和文化体験学習『平安時代 十二単&束帯の歴史と着装体験』

開催日
2016年10月12日(水曜日)
開催時間
10時40分から12時20分まで
開催場所
津市立家城小学校
講師
小林豊子きもの学院のみなさん
参加児童数
6年生 12名
樹魚の様子
津市立家城小学校6年生のみなさんに和文化を体験する授業を届けてきました。まず先生がモデルになって十二単の衣装を着付けを見学しました。豪華絢爛な衣装を美しく着付けていく技に子どもたちは驚きながら、真剣な表情で見入っていました。
そして、子どもたち全員が十二単か束帯を着付けてもらい、本物の着物の重さや温かさを体感しました。少し照れくさそうにしながらも着付けてもらうと子どもたちはうれしそうな表情を見せていました。

授業の様子
自分の順番を待っている子たちは、十二単にまつわるクイズに取り組み、十二単のことや、平安時代の人々の暮らしについて講師にたくさん質問をしていました。
最後に着装した子どもたちは衣装を着たまま少し歩いてみて、着物の後ろ姿をみんなで観察しました。日本の伝統的な文化にふれ、平安時代の学習を深めることにつながる体験となりました。
授業の様子
授業の様子

☆プログラム内容

  1. 「十二」にまつわるお話
  2. モデルの先生に着装しながら解説(十二単・束帯について)
  3. 「空蝉」の完成
  4. 子どもたちが、十二単と束帯を着る
  5. 十二単にまつわるクイズ

文化体験パートナーシップ活動推進事業

参加者の声

  • 十二単をきさせているときに手のひらをかけずに、手のこうでしていました。最後までずっと見ていたけどすごいなと思いました。そして、その技術はとてもすごいものなんだと思いました。
  • 沢山服を着るのだから紐を沢山使うと思っていたけど、2本で服をまとめるのがとってもすごいと思いました。
  • 私が十二単を着て思ったことは、すごく重かったけど、昔のお姫さまはこれを長時間着ていられるのは、すごいなぁと思いました。
  • はずかしそうにしていましたが、なかなかできない体験に幸せそうな表情をしていました。(先生)