注意2019年6月発行に発行されたMニュースの記事をそのまま掲載しています。 インタビュー内容、講師プロフィールは掲載当時のものです。

三重のまなび2019 講師 太田雄貴さんに一問一答!

Mニュース126号誌面

 2020年東京オリンピック・パラリンピックまであと1年!そして三重県では2021年に三重とこわか国体・三重とこわか大会を控え、スポーツへの関心が高まっています。この夏、三重県生涯学習センターではフェンシング選手としてめざましい業績を残してきた太田雄貴さんをお招きし、スポーツの未来について語っていただく『三重のまなび講演会』を開催します。太田雄貴さんといえばオリンピックでの活躍が印象に残っている方も多いと思いますが、現在は日本フェンシング協会の若きリーダーとして、その革新的な取り組みが大注目を浴びています。8月の講演会を前に、フェンシングや今後のスポーツ界を担う子どもたち、そして2020年東京オリンピック・パラリンピックへの想いについて伺いました。


質問:フェンシング協会の組織改革や、エンタメ性を高めた観戦の仕掛けづくりで、全日本フェンシング競技大会のチケットを完売させるなど、太田さんの会長就任以降、これまでのフェンシングのイメージが大きく変わってきているように思います。これらのアイデアはどうやって発想されるのですか ?

回答:アイデア自体はかけ合わせでやっています。その前提として、課題を明確にして、その課題をどのようにして解決するかを考えています。かけ合わせるものは日常生活にもあふれているものです。


質問:学校訪問デモストレーションや、今年の3月には鳥羽市でのフェンシング体験型イベントに参加されるなど、次世代の子どもたちに向けての活動にも力を入れていらっしゃいます。子どもたちにフェンシングを通じて伝えたいものは何ですか?

回答:一番は『人を応援する』ということです。人の足を引っ張るのではなく、支えて、応援するような人に育ってほしいと思っています。


質問:2020年には東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。オリンピック・パラリンピックを契機に社会に対してどのような期待をお持ちですか?

回答:重複しますが、出る杭を打つ社会から、出る杭を引き上げるような、応援できるような社会になっていってほしいと思います。


質問:最後に、三重県のみなさんにメッセージをお願いします。

回答:三重県出身の日本代表選手も出ています、一度、剣を手に取ってみてください。


太田雄貴さんプロフィール

太田雄貴さん

公益社団法人日本フェンシング協会会長

(Mニュース掲載のプロフィールです)

2019年8月30日(金曜日)15時00分開講
三重のまなび2019
太田雄貴講演会 「継続は力なり」

講座の様子
講座の様子