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三重県文化会館の梶館長の解説でクラシック音楽の名盤を鑑賞する人気シリーズ。

 講座ボランティア企講座ボランティア企画「名盤を聴く」は満20年を迎えました。記念年のラストを飾るのは、同郷でもあるエルガーの協奏曲の演奏でも有名、イギリス生まれの天才チェロ奏者、ジャクリーヌ・デュ・プレ特集。2007年以来の第2弾です。

 チェロを弾くために生まれてきたようなジャクリーヌ・デュ・プレは、不治の難病のため42歳で夭折。わずか10年程の演奏活動で、20世紀を代表する屈指の名チェリストとして名を残しています。夫であったダニエル・バレンボイムは、「彼女ほど天性の音楽家と言える人を、私は他に知りません」と、語りました。「100年に1人の名花」と讃えられ、今も人の心をとらえて離さない彼女の遺した名演を、梶館長のお話と共に聴きます。