イベント詳細

三重県文化会館の梶館長の解説でクラシック音楽の名盤を鑑賞する人気シリーズ。

 講座ボランティア企画「名盤を聴く」は2022年、20年目を迎えます。記念年の第１回目はベルリン・フィルハーモニー管弦楽団を長きに渡り率いた20世紀を代表するドイツ生まれの指揮者、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、2004年の第４弾から17年ぶりの特集 第5弾です。

　1886年、ベルリンに生まれたヴィルヘルム・フルトヴェングラーの生涯は、否応なしにナチスとの密接な関係を持たざるを得ず、苦悩に満ちたものでした。しかし、遺された多くの録音中、名演とされるものは戦時中に録音されたものが多いのです。今も時代を超えて決して色あせることのない名声と、人々を引きつけてやまない魔力を持つ20世紀最大の指揮者。本当の音楽の「力」と「魅力」を考えさせずにはいられないー「フルトヴェングラーを聴く」から、20年前に講座「名盤を聴く」は始まりました。以来、梶館長に20世紀のクラシック音楽の遺産ともいえる名演奏の数々を紹介していただいて参りました。

　今回は、尽きることのないフルトヴェングラーの音楽の魅力を聴く特集 第５弾です。

     当日受付はございません。あらかじめご了承ください。