男性講座 怒りに負けない男をめざす しなやかな男のアンガーマネジメント術

開催日
2020年11月29日(日曜日)
開催場所
フレンテみえ セミナー室A
講師
角井 孝次さん(株式会社きらめき労働オフィス代表 アンガーマネジメントファシリテーター)

怒りの感情との上手な付き合い方を学ぶ!

現在のコロナ禍で、先の見えない不安を感じたり、なかなかやりたいことが思うようにできない中、イライラすることが多くなったり、怒りっぽくなっていることを感じている人も少なくないのではないでしょうか。
そんな中、注目を浴びているのが怒りの感情と上手に付き合っていくためのアンガーマネジメント。今回は、男性向けに行いました。

講師は各地の男女共同参画センターをはじめ、様々な企業・団体で人材育成に関わる研修で講師を務められてきた株式会社きらめき労働オフィスの角井孝次さん。豊富な知識と確かな根拠に基づいた説得力ある語り口で、アンガーマネジメントについて分かりやすくお話しいただきました。

角井さんのお話はまずアンガーマネジメントの歴史や「怒り」とは何か、と言ったところから始まり、「怒り」という言葉を「知っている」のと「理解している」のは違うということを「アザラシ」の漢字に例えるといったユニークな視点でお話しされ、参加者の皆さんはどんどん角井さんのお話に引き込まれていきました。


怒りを生み出す「〇〇は▲▲すべきだ」

角井さんによると、怒りをコントロールするためには「情動・思考・言動」この3つをコントロールすることが求められ、中でも要注意なのが「〇〇は▲▲すべきだ」「~しなければいけない」という「思考」。この「べき」が"自分が正しいと思うこと"と"現実"のギャップを生み出すことで怒りを引き起こす原因になりやすく、自分の中の「べき」と向き合い、見直していくことがアンガーマネジメントにつながっていくとのこと。

講座の途中では、そんな「べき」について同じグループの人と話し合うなどのグループワークも行われました。感染症対策として、全参加者の前にパーテーションを設置した状態で行いましたが、皆さんパーテーション越しに意欲的に意見交換をされ、会場は終始和やかなムードで進行していきました。

角井さんから教わった内容について参加者から「今日から即実行しようと思う」といった声が聞かれるほど、皆さん得るものが多い講座となったようです。
そんな参加者の皆さんに対して、講座の最後には角井さんから「皆さんはすでに"しなやかな男"です!」と太鼓判を押されていました。

*お知らせ*

2020年12月発行の三重県総合文化センターの情報誌『Mニュース vol.132』に今回の講師 角井孝次さん監修のアンガーマネジメント特集記事が掲載されています!
Mニュースは県内の公共施設などに配架されています。見かけたらぜひ手に取ってみてくださいね☆


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参加者の声

  • 「怒り」について客観的に考えることができました。今後の生活で活用していきたいです。
  • 分かりやすく聞くことができました。やってみようと思えるものでした。
  • 今日から即実行しようと思うし、できると思います。内容も良く理解できるもので次回も参加させていただこうと思います。
  • 怒りのしくみが理論的に分かりました。認知の歪みをほぐしていきたいです。