【プレスリリース】第七劇場「ヘッダ・ガーブレル」

お知らせ

2014年に東京から三重に拠点を移して10年目の第七劇場が、2024年の新作公演として、イプセン「ヘッダ・ガーブレル」を上演。

  1999年、早稲田大学在学中に演出家の鳴海康平氏によって結成後、三重県津市美里町へ拠点を移し活動する劇団「第七劇場」が、2024年の新作公演として、近代演劇の父と称されるイプセンの名作「ヘッダ・ガーブレル」を上演します。

 第七劇場は2014年より三重県文化会館の準フランチャイズカンパニーとして毎年新作を発表しています。演劇界において共通項である名作の既成戯曲のレパートリー化に挑んでおり、過去には文豪チェーホフの「ワーニャ伯父さん」をはじめ、「かもめ」「桜の園」「三人姉妹」を製作上演し、国内外で高い評価を得てきました。第七劇場ではこれまでにイプセンの製作上演にも取り組み、2017年「人形の家」、2020年「幽霊」と発表してきましたが、この度、新作「ヘッダ・ガーブレル」を上演いたします。

 「ヘッダ・ガーブレル」は、近代演劇作品の最高峰として世界中で舞台化され、ヒロインのヘッダは、印象的な女性像として多くの人々を魅了し、また彼女のとった行動はさまざまな議論を生みだし上演され続けてきました。さらに多様化する価値観が存在する現代において、この作品を通して、ひとりの人間として必要な承認を問う契機になれば、と演出家の鳴海氏は投げかけます。

第七劇場の「ヘッダ・ガーブレル」にどうぞ、ご期待ください。