ミエ・ユース演劇ラボ2017・サンプル 参加者募集

ミエ・ユース演劇ラボ

演劇やりたい高校生・大学生・若手の皆さん集まれ! 
名前はまだない? 三重県文化会館が仕掛けるU25の演劇ラボ。
参加者を募集します!

基本情報

開催期間

2016年9月17日(土曜日)~2017年3月20日(月曜祝日)

申込締切

申し込み終了

申込受付終了しました

主催者

文化会館

申込書ダウンロード

ミエ・ユース・演劇ラボとは?

若手限定U25の期間限定劇団

募集対象は、高校生以上25歳以下。三重で新しい演劇の創り手となる人材発掘を目指し、期間限定の擬似劇団活動を行います。

作品のクオリティで勝負

毎年、実力ある演出家や俳優などの指導者を招いて、再演可能な秀逸な舞台作品づくりを目指します。

舞台に立つだけが演劇じゃない

俳優のみでなく、劇作・演出助手・美術・音響・照明・制作など、テクニカルや裏方スタッフを希望する人材も広く募集します。

100時間超の稽古でじっくりしっかりと

オーディション選抜を皮切りに100時間超の稽古日程を積みます。発表公演を目指して、劇団名選定から作品づくり、舞台プランづくり、広報宣伝に至るまで、文字通り劇団としてのあらゆる活動を体験してもらいます。

劇団・指導者

2017年は「自慢の息子」で岸田國士戯曲賞を受賞し、蜷川幸雄演出作品へも戯曲を提供する松井周がメイン講師。俳優としても岩井秀人や本谷有希子らから信頼される松井に加え、サンプルの作品を彩る個性的な俳優陣&スタッフも講師を務めます。

松井周(劇作家・演出家・俳優)の主宰する劇団。
青年団若手自主企画公演を経て、2007年に劇団として旗揚げ。松井周が描く猥雑かつ神秘的な世界の断片を、俳優とスタッフが継ぎ目なく奇妙にドライブさせていく作風は、世代を超えて広く支持を得ている。2012年より大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレに参加。小中学校の廃校でのインスタレーションおよび創作活動を継続的に行っている。『家族の肖像』(08年)と『あの人の世界』(09年)で第53、54回岸田國士戯曲賞最終候補にノミネート。『自慢の息子』(2010年)で第55回岸田國士戯曲賞を受賞。

劇団サンプルHP外部リンク

メイン講師

松井周(劇作家・演出家・俳優)

撮影:平岩享
1972年生、東京都出身。
1996年に平田オリザ率いる劇団「青年団」に俳優として入団。その後、作家・演出家としても活動を開始、2007年9月「カロリーの消費」により劇団「サンプル」を旗揚げ、青年団から独立する。
バラバラの、自分だけの地図を持って彷徨する人間たちの彷徨を描きながら、現実と虚構、モノとヒト、男性と女性、俳優と観客、などあらゆる関係の境界線を疑い、踏み越え、混ぜ合わせることを試みている。
2011年「自慢の息子」で 第55回岸田國士戯曲賞を受賞。2011年さいたまゴールド・シアター「聖地」(演出:蜷川幸雄)、2014年新国立劇場「十九歳のジェイコブ」(演出:松本雄吉)など脚本提供も多数。また小説やエッセイ、TVドラマ脚本などの執筆活動、CMや映画、TVドラマへの出演なども行う。

こんにちは。劇団サンプルの松井周といいます。
演劇は「ホント」と「ウソ」のあいだの表現だと思っています。演劇の中では「ホント」も「ウソ」も混じりあって区別がつきません。そんなデタラメなものなんです。「ホント」の現実に打ちのめされた人には「ウソ」の魅力を「ウソ」の妄想に振り回されている人には「ホント」の強さを示すことができると信じています。演劇においては、つくる人も観るだけの人も「あいだ」で立ち止まることが許されています。
さて、演劇をつくってみませんか?
このミエ・ユースでは劇団の「まねごと」(柴幸男さんのように!)が許されています。俳優のまねをして、演出家のまねをして、脚本家のまねをして舞台美術家の、照明家のまねをして、自分たちで作品をつくってみることができます。「まねごと」だから遊びです。何も構えることはありません。僕や何人かのスタッフがサポートもします。でも、遊びだからこそ真剣にやらなくちゃ面白くもなんともないです。遊びのために真剣になれる人、それを続けることができる人が作品を世に残していくのです。その第一歩をここから始めるのもいいのではないでしょうか?

講師陣

古舘寛治(俳優)

大阪府出身。20代にアメリカ・ニューヨークのHB STUDIO(ハーバート・バーコフ・スタジオ)でメソッド演技を学ぶ。
帰国後、劇団青年団に入団。その後、劇団サンプルにも所属し、舞台を中心に活動。 近年は映像作品に多数出演している。主演作『淵に立つ』(脚本・監督:深田晃司)は、第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門審査員賞を受賞した。

杉山至(舞台美術家)

国際基督教大学卒。在学中より劇団青年団に参加。
2001年度文化庁芸術家在外研修員としてイタリアにて研修。
2006年、地点『るつぼ』にてカイロ国際演劇祭ベストセノグラフィーアワード受賞。
近年は青年団、地点、サンプル、城山羊の会、てがみ座、平山素子、白井 剛、森川弘和などの舞台美術を担当。
第21回読売演劇大賞・最優秀スタッフ賞受賞。

熊谷祐子(舞台監督)

2003年劇団青年団入団。
俳優として出演作は「冒険王」「東京ノート」など。 舞台監督として「S高原から」「東京ノート」「ソウル市民」国内外ツアーに参加。
サンプルでは「自慢の息子」や越後妻有長期滞在の創作に関わる。

郷淳子(演出助手)

1988年生まれ、熊本県出身。
桐朋学園芸術短期大学芸術科ステージ・クリエイト専攻卒業後、 スイスの小劇場にて1年間ボランティア活動。
帰国後、ハイバイ、サンプル、庭劇団ペニノなどの演出助手を経て、2011年にgojunkoの活動開始。作・演出を務める。

冨永直子(制作)

1979年生まれ、静岡県出身。
有限会社quinada(きなだ)所属。
一般企業のシステムエンジニアとして10年間勤務したのち、 2012年『女王の器』よりサンプルに制作として参加し始める。

    スケジュール

    戯曲打合せ

    2017年1月28日(土曜日)13時~17時

    稽古

    下記カレンダーの色がついている日程です。時間は原則以下の予定です。

    • 土日は、昼 13時~21時
      ※2月11日・18日は昼13時~19時
      ワークショップ(WS)の日は 昼12時~20時30分
    • 平日は、夜 18時~21時
      ※2月3日は19時~21時
    • 3月11日(土曜日)~20日(月曜祝日)は小屋入りのため終日

    2017年2月

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    注意戯曲打合せ・稽古とも、全日ご参加ください

    注意稽古時間について遅刻・早退のご都合がある場合は、申込時に具体的な参加可能時間を書き添えてください。参加決定後のNG日程追加はできません 。稽古場は、三重県総合文化センター内ほか三重県津市内を予定しています

    公演予定

    2017年3月19日(日曜日)・20日(月曜祝日)

    注意時間など詳細日程は未定です

    会場

    三重県文化会館 小ホール

    オーディション

    9月17日(土曜日)・18日(日曜日)

    • いずれか1日ご参加ください。審査時間は3時間ほどを予定しています。申込書にてご希望の日時を第3希望までお知らせください
    • 審査会場・時間は申込〆切後に申込者全員にお知らせいたします
    • 応募者多数の場合は事前に書類審査を行う場合があります
    • オーディションのみの参加は承りませんのでご了承ください
    • 合格者のみ9月19日(月曜祝日)に顔合わせを行います

    募集要項

    募集内容・人数

    演劇創作に興味のある方 10名程度
    劇作、演出、俳優、舞台、音響、照明、制作など

    参加条件
    • 高校生以上25歳以下の心身共に健康な男女。演劇経験は不問
    • 原則上記全日程に参加可能であること
    • 小屋入り期間については終日参加可能であること 
    参加費
          全日程通し
          • 一般10,000円
          • 高校生3,000円 

    注意稽古初日にお支払ください。お申込み時、オーディション参加時には参加料はかかりません

    申込方法

    申込用紙を下記申込先へ提出してください
    ※戯曲の執筆経験がある方は、執筆戯曲を一緒にご提出ください

    申込先
    郵送
    〒514-0061 三重県津市一身田上津部田1234
    三重県文化会館「演劇ラボ」係 宛
    E-mail
    kenbun@center-mie.or.jp
    ファックス
    059-233-1106

    注意E-mailで申し込む場合は件名を「演劇ラボ申込」とし、(1)MS-Excel版の申込書、(2)写真、(3)戯曲(PDFデータ・任意)を添付してお送りください

    申込締切
      9月4日(日曜日)必着
    クレジット
    主催
    三重県文化会館
    助成
    文化庁
    協力
    三重県高等学校演劇連盟

    募集に関するお問い合わせ先

    担当部門
    三重県文化会館トップページ
    電話番号
    059-233-1100
    所在地
    〒514-0061 三重県津市一身田上津部田1234
    三重県総合文化センター 三重県文化会館