舞台芸術振興のためのアートマネージメント人材育成講座劇場法時代の劇場の在り方を考える 受講者募集

三重県と三重大学との「実演芸術の振興等にかかる連携に関する協定」に伴い、三重大学との共催で本アートマネージメント人材育成講座を開講いたします。今年のテーマは「劇場法時代の劇場の在り方を考える」です。
2012年6月27日施行「劇場,音楽堂等の活性化に関する法律」から6年が経ち、2020年東京五輪をまもなく迎える今、これからの劇場の行く末について考えます。地域の文化施設や自治体の文化担当者の方々、舞台芸術の発展を志す方々、教育や福祉の現場に携わる方々など、多くの方々からの申し込みをお待ちしております。

アートマネージメント講座

舞台技術講座

講師プロフィール

詳細・申込

基本情報

開催期間

2018年8月20日(月曜日)~9月19日(水曜日)

申し込み・受付期間

イベントは終了しました

主催者

文化会館

日程

注意1日単位の受講になります。

三重大学地域活動貢献事業 アートマネージメント講座
2018年8月20日(月曜日)

会場:三重大学 メディアホール(総合研究棟2 1階)

会場へのアクセス

日程内容
10時~10時45分

公共劇場の現場から1
劇場現場の活性化と人材育成について
講師:安田賢司((公財)三重県文化振興事業団総務課長)

11時~11時45分

公共劇場の現場から2
利用者目線に立った施設貸出サービスとは?
講師:長野泰紀((公財)三重県文化振興事業団施設予約課長)

13時~14時30分

基調講演
下り坂をそろそろと下る―文化による地域創生
講師:平田オリザ(劇団青年団主宰・劇作家・演出家)

14時45分~15時30分

公共劇場の現場から3
今改めて考える。劇場法時代に劇場が展開する事業とは?
講師:鈴木智之((公財)三重県文化振興事業団事業課音楽事業係長)

15時45分~17時

広報について
SNSをビジネスに活かす!概況と活用のヒント
講師:藤田和重(アライドアーキテクツ株式会社ソーシャルメディアプロデューサー)

17時15分~18時

振り返り・ディスカッション

舞台技術講座
1.2018年9月5日(水曜日)伊賀市文化会館さまざまホール
2.2018年9月19日(水曜日)南伊勢町町民文化会館

伊賀市文化会館さまざまホール

会場へのアクセス

南伊勢町町民文化会館

会場へのアクセス

各会場定員:30名

日程内容
10時30分~13時

「舞台技術概論」

1.舞台・音響 講師:山中秀一(三重県舞台管理事業協同組合副理事長)
舞台の仕組み 音の仕組みについて
劇場の舞台機構、音響設備について

2.照明 講師:西出裕貴(三重県舞台管理事業協同組合 公益財団法人日本照明家協会中部NGC委員長)
光について 劇場の照明設備について

3.舞台機構見学

13時~14時 休憩
14時~18時

グループワーク「朗読劇の舞台演出」

1.台本・仕込み図を読み解く
2.舞台、音響、照明を仕込む
3.リハーサルをする
4.本番をする

参加者の方々が2グループに別れて、朗読劇の舞台演出に取り組んでいただきます。グループ内で、舞台、音響、照明の分掌を決めていただき、演出指示に基づきながら、リハーサル、本番の操作、撤収作業を体験していただきます。2グループでお互いの作品を評価し合い、舞台技術に関する理解を深めます。
※演じ手は参加者の皆さんで交代でやっていただきます。

講師プロフィール

アートマネージメント講座

平田オリザ

平田オリザ

劇団 青年団主宰・劇作家・演出家

1962年東京都生まれ。劇作家、演出家。こまばアゴラ劇場芸術総監督、劇団「青年団」主宰。城崎国際アートセンター芸術監督/大阪大学COデザインセンター特任教授。「東京ノート」「ソウル市民」をはじめとする平田の戯曲は、世界各国語に翻訳・出版されている。

    藤田和重

    藤田和重

    アライドアーキテクツ株式会社 ソーシャルメディアプロデューサー

    アライドアーキテクツ株式会社 SMMLabCNMLab 編集長。大学卒業後、ラジオ制作会社勤務などの後 11 年間専業主婦生活を経て 2007 年にアライ ドアーキテクツ入社。2011 年、ブログメディア「SMMLab」を立ち上げ編集長に就任。記事執 筆の傍ら各種メディアへの寄稿等も行う。著作に「現場のプロがやさしく書いた Facebook マ ーケティングの教科書」(マイナビ)、「今すぐ使えるかんたん mini インスタグラム はじめる& 楽しむ ガイドブック」(株式会社ナイスク共著/技術評論社)など。

      安田賢司

      安田賢司

      (公財)三重県文化振興事業団 総務課長

      金融機関勤務経験を経て、2000年に財団法人三重県文化振興事業団(現公益財団法人)職員として採用される。三重県文化会館事業推進グループリーダー、施設利用サービスセンター貸出グループリーダー等を経て、2013年4月より現職。人事労務、財務、施設管理、全体広報等の総括を中心に、指定管理者応募作業責任者等を担う。公益社団法人全国公立文化施設協会コーディネーターも務めている。

        長野泰紀

        長野泰紀

        (公財)三重県文化振興事業団 施設予約課長

        民間企業勤務を経て、2006年に財団法人三重県文化振興事業団(現公益財団法人)職員として採用される。三重県生涯学習センターにて、事業担当として主に高等教育機関との連携事業を経験し、2013年4月より現職。現在は、三重県総合文化センターの全29施設の貸館業務に従事し、文化団体、興行主、各種サークル活動、企業、学会など、さまざまな団体・個人による施設利用の予約業務を担っている。

          鈴木智之

          鈴木智之

          (公財)三重県文化振興事業団 事業団事業課音楽事業係長

          昭和音楽大学音楽芸術運営学科アートマネジメントコース卒業。在学時、三重県文化会館といわき芸術文化交流館アリオスでのインターンシップを行う。在京オーケストラで勤務を経て、2012年より公益財団法人三重県文化振興事業団で勤務。主に地域拠点契約を結ぶ新日本フィルハーモニー交響楽団との公演・普及・育成事業や、ワンコインコンサートの企画制作、ジュニア管弦楽団の運営、作曲家加羽沢美濃と「初心者のためクラシック音楽講座」の企画運営を手がけている。また、14年より組織全体で取り組むアート教育事業のメンバーを兼務。

            舞台技術講座

            山中 秀一

            山中秀一

            三重県舞台管理事業協同組合 副理事長

            1973年北海道生まれ。三重大学在学中に劇団設立。舞台音響会社()現場サイド取締役。津あけぼの座テクニカルディレクター。少年王者舘、KUDANproject、このしたやみ、下鴨車窓などの公演に参画。舞台芸術製作の過程すべてを「現場」と捉え、観客・聴衆と表現者・演者を結びつけ、スタッフワークが有機的に機能する製作環境をめざす。

              受講料
                無料
              対象者

              文化施設職員
              舞台芸術に関わる制作者
              自治体文化担当職員
              アートマネージメントに関心のある方

              申込事項 以下の必要事項をご記入のうえ、お申し込みください。
              1. 名前(ふりがな)
              2. 所属(あれば)
              3. 連絡先(TEL&E-mail)
              4. 希望する講座(舞台技術講座1or2、アートマネージメント講座)
              申込先 所定の申込書にご記入いただき、下記の方法でお申し込みください。
              申込フォーム
              E-mail
              kenbun@center-mie.or.jp

              ファックス
              059-233-1106

              注意E-mail、ファックスで申し込む場合は件名を「アートマ講座申込」としてください。

              クレジット
              主催
              三重県
              三重県文化会館
              共催
              三重大学、(公財)伊賀市文化都市協会、南伊勢町教育委員会
              協力
              三重県舞台管理事業協同組合

              募集に関するお問い合わせ先

              担当部門
              三重県文化会館トップページ
              電話番号
              059-233-1110(10時~19時)
              所在地
              〒514-0061 三重県津市一身田上津部田1234
              三重県総合文化センター 三重県文化会館