アレクサンダー・シェリー指揮 国立カナダナショナル管弦楽団

(右)オルガ・シェプス
(下)国立カナダナショナル管弦楽団
カナダの誇り、40年ぶりに日本に響く
カナダの首都・オタワを拠点に活躍する名門オーケストラが初登場!
1969年に設立された国立のオーケストラが、最高のプログラムを聴かせます。
最高の顔ぶれで贈る交響曲「運命」、超絶技巧とロマンティックな表現に絶賛が集まるオルガ・シェプスと挑むピアノ協奏曲はまさに必聴です。
基本情報
出演者
指揮/アレクサンダー・シェリー
ピアノ/オルガ・シェプス
管弦楽/国立カナダナショナル管弦楽団 (Canada's National Arts Centre Orchestra)
曲目
ケイコ・ドヴォ―:水中で聴く(Listening Underwarter)
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
プロフィール
アレクサンダー・シェリー(芸術監督)

1979年ロンドン生まれ、父親は著名なピアニスト・指揮者のハワード・シェリー、母親はピアニストのヒラリー・マクナマラ。王立音楽院、デュッセルドルフのロベルト・シューマン音楽院でチェロを専攻、ムスティスラフ・ロストロポーヴィッチ、ヤーノシュ・シュタルケルらに師事した。その後、指揮者の道に進むこととなり、2005年にはリーズ指揮者コンクールで第1位を受賞し、2009年から2017年までドイツのニュルンベルク交響楽団の首席指揮者を務める。2015年からは、ピンカス・ズーカーマンの後任としてカナダの国立カナダナショナル管弦楽団の音楽監督を拝命し、2024-2025シーズンからはロンドンのロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の首席副指揮者として活動。ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、フィルハーモニア管弦楽団、バーミンガム市交響楽団、ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団などに客演。
オルガ・シェプス(ピアノ)

1986年、モスクワ生まれ、6歳の時にドイツに移住。現在はケルン在住。ケルン音楽・舞踊大学でパヴェル・ギリロフに師事。バシキロフなどの元で研鑽を積む。また、A.ブレンデルから認められた実力派ピアニスト。
シュレスヴィヒ=ホルシュタインなど著名な音楽祭にも招かれている。
ベルリン、ハンブルク、ミュンヘン、フランクフルト、シュトゥットガルト、ウィーン、ケルンなど世界の主要都市で頻繁にリサイタルを行っている。これまでに北ドイツ放響、シュトゥットガルト放響、ザルツブルク・モーツァルテウム、イスラエル・フィルなど著名なオーケストラと共演。シェプスは2016年には東京交響楽団、2018年には新日本フィルとも共演し、その演奏は日本の聴衆からも大きな賞賛を受けた。
ソニー·クラシカル/ RCAの専属アーティストとして、既に5枚のCDを発表している。デビューCDのショパン作品集はECHOクラシック賞を受賞。以後のCDも常に好評を博し、特に2015年に発表されたサティの作品集は、チャートで1位を獲得するなど、高い評価を得た。2023年、オルガ・シェプスのピアノソロCD『MELODY(メロディ)』が日本でリリースされた。
川崎洋介(コンサート・マスター)

ニューヨーク出身。6歳で父・川崎雅夫と五嶋節にヴァイオリンの手ほどきをうける。その後ジュリアード音楽院で学び、ドロシー・ディレイ、ヒョー・カンらに師事。 水戸室内管弦楽団、日本センチュリー交響楽団、サイトウ・キネン・オーケストラなどでコンサートマスターを務め、2007年カナダ・オタワのナショナル・アーツ・センター管弦楽団のコンサートマスターに就任し、現在もその地位にある。 ソリスト、室内楽奏者としては小澤征爾、ピンカス・ズーカーマン、ヨーヨー・マらと共演し、カーネギー・ホールやコンセルトヘボウの舞台に立った。現在、カルテットAT水戸、トリオ・インクのメンバー。アフィニス音楽祭音楽監督、ブルガリアの「オフ・ザ・ビートゥン音楽祭」芸術顧問も務める。 N響で初めてコンサートマスターを担ったのは2023年6月、ジャナンドレア・ノセダ指揮の定期公演でのこと。2024年4月、N響ゲスト・コンサートマスターに就任。
国立カナダナショナル管弦楽団
Canada's National Arts Centre Orchestra(管弦楽)

1969年に国立カナダナショナル管弦楽団(National Arts Centre Orchestra - NACO)は、カナダの首都オタワにあるカナダ国立芸術センター(National Arts Centre)の専属オーケストラとして設立。オタワ・ナショナル・アーツ・センター管弦楽団とも呼ばれる。イツァーク・パールマン、ルネ・フレミング、ジョシュア・ベル、ガブリエラ・モンテーロ、ジェームズ・エーネス、エマニュエル・アックス、ヨーヨー・マなどの著名な芸術家と共演している。演奏とレコーディングにかける情熱と明晰さ、革新的な教育普及プログラム、そしてカナダ国内における創造性の育成において高い評価を受けている。
1999年には、現代最高峰のヴァイオリン奏者兼指揮者であるピンカス・ズッカーマンが音楽監督に就任し、16年間にわたりNACOを磨き抜き、積極的にレコーディングに取り組んで、世界的な楽団へと昇華させた。そして、2015年9月にピンカス・ズーカーマンの後任としてアレクサンダー・シェリーが音楽監督に就任した。NACOは40枚以上のCDを発表しており、近年ではアナ・ソコロヴィッチによる「Golden Slumbers Kiss Your Eyes」(2019年)がジュノ賞を受賞した。
これまでNACOは95回以上のツアーを行い、カナダ国内120都市、海外では20カ国138都市を訪れた。2019年には創立50周年を記念し、イギリス、フランス、オランダ、デンマーク、スウェーデンでの演奏や教育イベントを含む7都市のヨーロッパツアーを実施した。
詳細情報
日程 | 6月5日(木曜日) 19時00分開演(18時30分開場) |
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上演予定時間 120分(休憩含む) | |
料金 |
全席指定
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チケット | 3月9日(日曜日) 10時発売 |
仮設車椅子席優先予約 |
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クレジット |
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備考 |
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イベントに関するお問い合わせ先
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- 三重県文化会館トップページ
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- 059-233-1122(チケットカウンター)
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