広上淳一指揮 新日本フィルハーモニー交響楽団

(右)ヴァイオリン:服部百音
地域拠点契約を結ぶ新日本フィルの定期公演。
数々の熱演を輩出したマエストロと着実に研鑽を摘む若き才能をご覧あれ。
基本情報
出演者
広上淳一[指揮]
服部百音[ヴァイオリン]
新日本フィルハーモニー交響楽団[管弦楽]
曲目
モーツァルト/歌劇「劇場支配人」序曲
ブラームス/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品77
ドヴォルザーク/交響曲第8番 ト長調 作品88
プロフィール
指揮 広上淳一
東京生まれ。尾高惇忠にピアノと作曲を師事、音楽、音楽をすることを学ぶ。東京音楽大学指揮科卒業。1984年、26歳で「第1回キリル・コンドラシン国際青年指揮者コンクール」に優勝。以来、フランス国立管、ベルリン放送響、コンセルトヘボウ管、モントリオール響、イスラエル・フィル、ロンドン響、ウィーン響などメジャー・オーケストラへの客演を展開。これまでノールショピング響、リンブルク響、ロイヤル・リヴァプール・フィルのポストを歴任、このうちノールショピング響とは94年に来日公演を実現、さらに米国ではコロンバス響音楽監督を務めヨーヨー・マ、五嶋みどりをはじめ素晴らしいソリストたちとともに数々の名演を残した。
近年では、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ響、スイス・イタリア管、モンテカルロ・フィル、バルセロナ響、ビルバオ響、ポーランド国立放送響、スロヴェニア・フィル、サンクトペテルブルク・フィル、チャイコフスキー・シンフォニー・オーケストラ、ラトビア国立響、ボルティモア響、シンシナティ響、ヴァンクーヴァー響、サンパウロ響、ニュージーランド響等へ客演。国内では全国各地のオーケストラはもとより、サイトウ・キネン・オーケストラ、水戸室内管弦楽団にもたびたび招かれ絶賛を博している。オペラ指揮の分野でもシドニー歌劇場デビューにおけるヴェルディ《仮面舞踏会》、《リゴレット》が高く評価されたのを皮切りに、グルック、モーツァルトからプッチーニ、さらにオスバルト・ゴリホフ《アイナダマール》の日本初演まで幅広いレパートリーで数々のプロダクションを成功に導いている。
2008年4月より京都市交響楽団常任指揮者を経て2014年4月より常任指揮者兼ミュージック・アドヴァイザー、常任指揮者として13シーズン目の2020年4月より2022年3月まで京都市交響楽団第13代常任指揮者兼芸術顧問を務めた。2015年には同団とともにサントリー音楽賞を受賞。現在はオーケストラ・アンサンブル金沢アーティスティック・リーダー、日本フィルハーモニー交響楽団 フレンド・オブ・JPO(芸術顧問)、札幌交響楽団友情指揮者、京都市交響楽団 広上淳一。また、東京音楽大学指揮科教授として教育活動にも情熱を注いでいる。
2025年よりマレーシア・フィルハーモニー管弦楽団音楽監督に就任。
ヴァイオリン 服部百音
1999年生まれ。5歳よりヴァイオリンを始め8歳でオーケストラと共演。様々な国際コンクールで1位、グランプリなどを受賞。
2011年よりイタリアでのリサイタルを皮切りに国内外で演奏活動を始める。ウラディミール・アシュケナージとスイス、イタリア公演。アラム・ハチャトリアン音楽祭、トランス・シベリアン音楽祭などにも参加。マリインスキー劇場での公演、又ノルウェーのオスロオペラハウスでリサイタルも行った。2020年にはフランツ・リストチェンバーオーケストラとドイツツアーを行う。国内ではN響、都響、読響、東京フィル、東響、日本フィルをはじめ、アンサンブル金沢、名フィル、大フィル、京響などと数々の著名オーケストラ、指揮者と共演を重ねている。2021年にはNHK交響楽団、パーヴォ・ヤルヴィとの共演を行う。2016年に発表したCD「ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番、ワックスマン:カルメン幻想曲」はレコード芸術で特選盤等、高い評価を受けた。またこれまでに新日鉄住金音楽賞、岩谷時子賞、アリオン桐朋音楽賞、服部真二音楽賞、ホテルオークラ音楽賞、出光音楽賞、ブルガリ アウローラ アワードを受賞。桐朋学園大学院に進学。使用楽器はグァルネリ・デル・ジェス。
管弦楽 新日本フィルハーモニー交響楽団
(C)K.Miura
「一緒に音楽をやろう!」1972年、小澤征爾、山本直純の下、自主運営のオーケストラとして創立。1997年、すみだトリフォニーホールを本拠地とし、日常の練習と公演を行う日本初の本格的フランチャイズを導入。定期演奏会、特別演奏会、楽員プロデュース「室内楽シリーズ」のほか、地元の学校体育館や小中学校の音楽授業、各種施設の訪問など、地域に根ざした演奏活動も精力的に行う。
1999年、小澤征爾が桂冠名誉指揮者に就任、歴代の指揮者には、初代音楽監督・小泉和裕(1975年~79年)、第2代音楽監督・井上道義(1983年~88年)、第3代音楽監督・クリスティアン・アルミンク(2003年~13年)、第4代音楽監督・上岡敏之(2016年~21年)。その他、ダニエル・ハーディングがMusic Partner of NJP(2010年~16年) 、インゴ・メッツマッハーがConductor in Residence(2013年~15年)を務めた。新日本フィル・ワールド・ドリーム・オーケストラの音楽監督に久石譲(2004年~)、また新日本フィルのMusic Partner(2020年~)も務めている。
受賞歴に第3回三菱信託音楽賞奨励賞、第18回三菱UFJ信託音楽賞、第22回ミュージック・ペンクラブ音楽賞等多数。
2023年4月より佐渡裕が第5代音楽監督に就任。街・ホール・オーケストラが一体となった音楽活動を行う。
詳細情報
日程 | 4月12日(土曜日) 16時00分開演(15時30分開場) |
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上演予定時間 約120分(休憩含む) | |
料金 |
指定席
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チケット | 2025年1月26日(日曜日) 10時発売 |
仮設車椅子席優先予約 |
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クレジット |
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備考 |
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イベントに関するお問い合わせ先
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