三重県文化会館セレクションシリーズ vol.15ベルリン・フィル八重奏団

ベルリンフィル八重奏団
(C)Simon Pauly

三重県文化会館セレクションシリーズ第15弾!

ベルリン・フィルの第1コンサートマスター樫本大進はじめ8人の名手による最高峰のアンサンブルが来日。
世界第一級の演奏家による珠玉の室内楽をお楽しみください。

【出演者変更のお知らせ】
メンバーの一人アミハイ・グロスは、本人の都合により「ベルリン・フィル八重奏団」ツアーに参加できなくなり、ヴィオラ奏者はパク・キョンミンが務めることとなりました。何卒ご理解賜りますよう、謹んでお願い申し上げます。

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基本情報

開催期間

2023年12月1日(金曜日)

チケット

イベントは終了しました

開催場所

三重県文化会館大ホール

会場へのアクセス

主催者

文化会館

サービス情報

みる・きく / 託児あり点字プログラム英字プログラムU30クラシック後半割

出演者

ベルリン・フィル八重奏団

(C)Simon Pauly

ベルリン・フィル八重奏団は、結成から80年以上という、ベルリン・フィルハーモニーのメンバーが組織する多くの室内楽アンサンブルの中で、最も長い歴史と伝統をもつ団体のひとつである。その歴史は、1928年、8人の楽員たちがシューベルトの八重奏曲を演奏するために集まったところから始まった。メンバーは現在に至るまで、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のトップ奏者および世界第一級の演奏家によって構成されており、ヨーロッパをはじめ、世界の諸都市で演奏活動を行っていある。当初はヨーロッパを中心に活動していたが、1954年初めて7週間の南米ツアーを行い、この頃から始まったアメリカ合衆国、カナダへの再三にわたる演奏旅行で成功をおさめた。その後、アフリカ、韓国、中国、マレーシア、ニュージーランド、オーストラリア、旧ソ連、イスラエルなどの各国や、ザルツブルク、ルツェルン、エディンバラ、ベルリンなどの国際音楽祭にも度々招かれ、日本には1957年の初来日以後、定期的に来日している。また1982年には、ベルリン・フィルの創立100周年記念演奏会にも参加した。レパートリーは、ウィーン古典派からロマン派の音楽を中心に幅広く、この編成ならではの編曲作品も含まれている。また1958年、ヒンデミットがこの八重奏団のために八重奏曲を作曲し、自らヴィオラを担当して歴史的初演を行ったのをはじめ、ヘンツェ、ブラッハー、テーリヒェン、シュトックハウゼン、イサン・ユン、細川俊夫などの著名現代作曲家が、彼らのために作品を残している。

樫本大進(第1ヴァイオリン)

1996年のフリッツ・クライスラー、ロン=ティボーでの1位のほか、5つの権威ある国際コンクールにて優勝。2010年ベルリン・フィルの第1コンサートマスターに就任。2007年より赤穂国際音楽祭、2008年より姫路国際音楽祭、2008年より姫路国際音楽祭の音楽監督を務める。使用楽器は、株式会社クリスコ(志村晶代表取締役)から貸与された1744年製デル・ジェス「ド・ベリオ」。

ロマーノ・トマシーニ(第2ヴァイオリン)

イタリア人の両親のもと、ルクセンブルクとフランスで育った。パリで音楽教育を受け、1983年に修了。ナンシー管弦楽団の第1コンサートマスターを務めた後、1989年にベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の一員となった。

パク・キョンミン(ヴィオラ)

韓国生まれ。2003年からウィーンに留学し、2008年からベルリンのハンス・アイスラー音楽大学にてヴァルター・キュスナーに師事。2010年よりタベア・ツィンマーマンの下で研鑽を積む。ライオネル・ターティス国際ヴィオラ・コンクール第2位、ミュンヘン国際音楽コンクール(ヴィオラ部門)第2位及び聴衆賞を受賞したほか、いくつもの国内外のコンクールで受賞歴を持つ。使用楽器は1690年製のルドルフ・ヘス製作によるヴィオラを使用。2018年、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のメンバー。

クリストフ・イゲルブリンク(チェロ)

1958年、デュッセルドルフ生まれ。1986年ハンブルク国立歌劇場に入団し、1989年よりベルリン・フィルのメンバーとなった。ベルリン・フィル12人のチェリストたち、フィルハーモニー・ピアノ三重奏団ベルリンのメンバーとしても活動している。

エスコ・ライネ(コントラバス)

1961年ヘルシンキ生まれ。18歳でフィンランド国立歌劇場のメンバーとなった。1986年以来、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席コントラバス奏者を務め、ソリストとしても演奏している。

ヴェンツェル・フックス(クラリネット)

オーストリアに生まれ、ペーター・シュミードルに師事。ウィーンで学んだ後、1993年からベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席クラリネット奏者となった珍しい経歴の持ち主。名手ライスターの後を継ぎ、類い稀な美音で世界中の奏者、聴衆から注目を浴びている。

シュテファン・ドール(ホルン)

エッセンとケルンで学び、フランクフルト歌劇場管弦楽団、ニース・フィルハーモニー管弦楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団のソロ・ホルン奏者を経て、1993年ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席ホルン奏者となる。これまでに彼に捧げられた多くのホルン協奏曲の初演を行っている。

シュテファン・シュヴァイゲルト(ファゴット)

1985年からベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席ファゴット奏者を務める。これまでにシャルーン・アンサンブル・ベルリンのメンバーとしても活動、ヨーロッパ室内管弦楽団やギドン・クレーメル主宰のロッケンハウス音楽祭などにも多数出演。1987年以降はベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のカラヤン・アカデミーで教鞭を執る。



予定曲目

シューベルト:6つの楽興の時 Op.94 D.780 ハンズ・アブラハムセンによる八重奏編曲版
細川俊夫:《テクスチュア》八重奏のための(日本初演)
シューベルト:八重奏曲 ヘ長調 D.803

詳細情報

日程 12月1日(金曜日) 18時30分開演(18時開場)
公演予定時間 約120分
料金

全席指定
・S席 5,000円
・A席 4,000円
 30歳以下 各席50%割引 ※当日年齢証明要提示
 クラシック後半割対象

チケット 9月3日(日曜日) 10時発売
仮設車椅子席優先予約
8月29日(火曜日)・8月30日(水曜日)に受付電話へご予約ください。 
受付電話:059-233-1112
クレジット
主催
協賛
三重県文化会館
備考
  • やむをえない事情により、出演者・曲目等公演内容が変更になる場合があります。ご了承ください。
  • 未就学児の入場はご遠慮ください。
  • 30歳以下券でご入場の際は、年齢の確認できる身分証明書のご提示をお願いいたします。
  • 開演後は入場を制限させていただく場合があります。ご来場は余裕をもってお早めにお願いします。
  • 終演後に津駅西口行の臨時バスを発車いたします。(有料)

    臨時バスについて

イベントに関するお問い合わせ先

担当部門
三重県文化会館トップページ
電話番号
059-233-1122(チケットカウンター)
所在地
〒514-0061 三重県津市一身田上津部田1234
三重県総合文化センター 三重県文化会館