飯森範親指揮日本センチュリー交響楽団~吉野直子、ハープの世界~

飯森範親
(c)山岸 伸

必聴!!吉野直子&ベルリン・フィル首席ハープ奏者マリー=ピエール・ラングラメの華麗なる音色をお楽しみください。

基本情報

開催期間

2023年10月1日(日曜日)

チケット

イベントは終了しました

開催場所

三重県文化会館 大ホール

会場へのアクセス

主催者

文化会館

サービス情報

みる・きく / 託児あり託児サービスU30クラシック後半割

出演者

指揮:飯森範親(日本センチュリー交響楽団首席指揮者)
ソリスト:吉野直子(ハープ)、マリー=ピエール・ラングラメ(ハープ)
管弦楽:日本センチュリー交響楽団

予定プログラム

ヘンデル:ハープ協奏曲 変ロ長調 HWV 294(独奏:吉野直子)
モーツァルト:2台のピアノのための協奏曲 変ホ長調 K.365(ハープ2台のための編曲版)(独奏:吉野直子、マリー=ピエール・ラングラメ)
ビゼー:「アルルの女」 第1組曲、第2組曲

プロフィール

飯森 範親

飯森範親
(c)山岸 伸

桐朋学園大学指揮科卒業。ベルリンとミュンヘンで研鑽を積み、94年から東京交響楽団の専属指揮者、モスクワ放送交響楽団特別客演指揮者、広島交響楽団正指揮者などを歴任。96年、東京交響楽団のヨーロッパツアーでは「今後、イイモリの名が世界で注目されるであろう」と絶賛された。その後、同楽団とは密接な関係を続け、正指揮者、特別客演指揮者を務めた。03年、NHK交響楽団定期演奏会にマーラーの交響曲第1番でデビューを飾る。06年度 芸術選奨文部科学大臣新人賞、06年度中島健蔵音楽賞を受賞。海外ではフランクフルト放響、ケルン放響、チェコ・フィル、プラハ響などに客演を重ねる。01年よりドイツ・ヴュルテンベルク・フィルの音楽総監督(GMD)に就任し、ベートーヴェンの交響曲全集を録音。06年の日本ツアーを成功に導き、2017年5月にはミュンヘンのヘルクレスザールを始めドイツ国内のツアーにて指揮。同年9月にはポーランドのオルシティン・フィルのシーズン開幕を指揮し成功を収めている。いずみシンフォニエッタ大阪常任指揮者、ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団首席客演指揮者。07年から山形交響楽団の音楽監督に就任、次々と新機軸を打ち出してオーケストラの活動発展と水準の向上に目覚しい成果を挙げたことで2011年齋藤茂吉文化賞を受賞。現在、パシフィックフィルハーモニア東京音楽監督、日本センチュリー交響楽団首席指揮者、山形交響楽団桂冠指揮者、東京佼成ウインドオーケストラ首席客演指揮者、中部フィルハーモニー交響楽団首席客演指揮者。2023年4月より群馬交響楽団常任指揮者に就任予定。2020年10月、新国立劇場のシーズンオープニング公演であるブリテンのオペラ「夏の夜の夢」を指揮、好評を博し大成功を収めた。

飯森範親オフィシャル・ホームページ

吉野直子

 吉野直子
(c) Akira Muto

「ステージで、私は一人ぼっちではありません。いつも、ハープが一緒にいてくれるのですから...」 このことばは、吉野直子の音楽の特徴をよく表している。彼女はもちろんハープを愛している。でも、もしかしたらそれ以上に、彼女はハープに愛されているのかもしれない...。
ロンドンに生まれ、6歳よりロサンゼルスにて、スーザン・マクドナルド女史のもとでハープを学び始めた。1981年に第1回ローマ国際ハープ・コンクール第2位入賞。1985年には第9回イスラエル国際ハープ・コンクールに参加者中最年少の17歳で優勝した。これまでに、ベルリン・フィル、イスラエル・フィル、チューリヒ・トーンハレ管、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、フィルハーモニア管、フィラデルフィア管、ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスなどのオーケストラや、アーノンクール、メータ、ブーレーズ、ブロムシュテット、メニューイン、フリューベック・デ・ブルゴス、小澤征爾など、国内外の著名オーケストラや指揮者と共演を重ねている。リサイタルもニューヨーク、ウィーン、ロンドン、東京など世界の主要都市で数多く行っている。また、ザルツブルク、ルツェルン、シュレスヴィヒ・ホルシュタイン、マールボロ、セイジ・オザワ松本フェスティバルなど、世界の主要音楽祭にも度々招かれ、常に好評を博している。室内楽の交流も幅広く、ヴァイオリンのクレーメル、ヴィオラのV. ハーゲン、今井信子、チェロのC.ハーゲン、フルートのニコレ、ランパル、シュルツ、パユ、ホルンのバボラークなどと共演を重ねてきた。また、ハープの新作にも意欲的に取り組み、武満徹「そして、それが風であることを知った」、細川俊夫「ハープ協奏曲」、高橋悠冶「Insomnia」、マヤーニ「ソナタ第2番」など初演した作品は数多い。レコーディング活動も活発で、これまでにテルデック、フィリップス、ソニー・クラシカル、ヴァージン・クラシックスなどからCDを発表している。2015年には、フランスのアパルテ(Aparté)からオーヴェルニュ室内管と共演した「ハープ協奏曲集」を発表した。また、自主レーベルのグラツィオーソ(grazioso)を創設して、録音プロジェクトを開始。2016年に発表した第1作「ハープ・リサイタル~その多彩な響きと音楽」を皮切りに、「ハープ・リサイタル2~ソナタ、組曲と変奏曲」(2017年)、「ハープ・リサイタル3~バッハ・モーツァルト・シューベルト・ブラームス 他」(2018年)、「ハープ・リサイタル4~武満・細川・吉松・ケージ・サティ」(2019年)、「ハープ・リサイタル5~その多彩な響きと音楽II」(2020年)、「ハープ・リサイタル6~トゥルニエ・ルニエ・カプレ・カゼッ ラ・サルツェード・フォーレ」(2021年)、「ハープ・リサイタル~Intermezzo~」 (2022年)と、毎年切り口を変えた「ハープ・リサイタル」シリーズをリリースし、 いずれも非常に高い評価を受けている。1985年アリオン賞、1987年村松賞、1988年芸術祭賞、1989年モービル音楽賞奨励賞、 1991年文化庁芸術選奨文部大臣新人賞、エイボン女性芸術賞をそれぞれ受賞している。2021年度毎日芸術賞特別賞受賞。国際基督教大学卒業。

マリー=ピエール・ラングラメ

マリー=ピエール・ラングラメ

フランスのグルノーブルに生まれる。8歳でニース音楽院に入学、エリザベス・フォンタン=ビノシュよりハープの指導を受け、15歳でイギリスのマリア・コルチンスカ国際ハープ・コンクールで最高位を受賞。翌年にはパリのシテ・デザール国際ハープ・コンクールで優勝。17歳でニース歌劇場管弦楽団の首席ハープ奏者に就任後、合衆国へ渡りカーティス音楽院で研鑽を積んだ。20歳の時から5年間メトロポリタン歌劇場管弦楽団の副首席奏者を務め、その間、ニューヨーク・コンサート・アーティスト・ギルド・コンクール第1位、イスラエル国際ハープ・コンクール第1位を受賞。1993年ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席ハープ奏者に就任。ソリストとして、これまでクラウディオ・アバド、サー・サイモン・ラトル、トレヴァー・ピノック、マレク・ヤノフスキ、ホルスト・シュタインを含む指揮者、ベルリン・フィル、イスラエル・フィル、スイス・ロマンド管をはじめとするオーケストラと共演。カラヤン・アカデミー、ベルリン芸術大学で後進の指導に当たるなど、指導者としても活躍している。
2003年フランス芸術アカデミーより権威あるCino del Duca賞を、09年にはフランス芸術文化勲章「シュヴァリエ」を受章。

  

日本センチュリー交響楽団

日本センチュリー交響楽団
(c)MasaharuEguchi

大阪府のオーケストラとして1989年に発足し、2011年に公益財団法人日本センチュリー交響楽団として大阪府から独立。2019年に楽団創立30周年を迎えた。現在、飯森範親が首席指揮者、秋山和慶がミュージックアドバイザーを務め、2021年4月より久石譲が首席客演指揮者に就任。ザ・シンフォニーホールで開催するシンフォニー定期演奏会、ハイドンの交響曲全曲演奏・録音プロジェクト「ハイドンマラソン」に加えて、大阪府豊中市立文化芸術センターでの名曲シリーズと、大阪府下2拠点で定期的な演奏会を開催。
2度にわたり大阪府文化祭奨励賞を受賞する(2015年度、2018年度)など、演奏活動は高い評価を得ている。
オーケストラ体感コンサート「タッチ・ジ・オーケストラ」、特別支援学校コンサート、ユースオーケストラの運営といった教育プログラム、「豊中まちなかクラシック」(豊中市)、「ルシオール街かどコンサート」(滋賀県守山市)等の地域連携事業にも力を入れている。
「優れた演奏により地域の力を発信する」「オーケストラによる感動と癒しを提供する」「優れた才能を発掘し次世代の育成に寄与する」「国際相互理解や平和に積極的に貢献する」の4つの理念をもとに、演奏を通して多くの人々の心に明るい夢が広がることを願い、新しい時代のオーケストラとしての発展を目指し活動している。

日本センチュリー交響楽団オフィシャル・ホームページ

日本センチュリー交響楽団関Twitter

日本センチュリー交響楽団Facebook


 

詳細情報

日程 10月1日(日曜日) 15時00分開演(14時15分開場)
演奏予定時間 約120分(休憩含む)
料金

全席指定

  • S席 4,500円
  • A席 3,500円
  • B席 2,500円

 各席1,000円※当日年齢証明要提示 

チケット 7月11日(火曜日)発売

仮設車椅子席優先予約
7月4日(火曜日)・5日(水曜日)に受付電話へご予約ください。 
受付電話:059-233-1112

クレジット
主催
三重県文化会館[指定管理者:(公財)三重県文化振興事業団]
公益財団法人日本センチュリー交響楽団
備考
  • やむをえない事情により、出演者・曲目等公演内容が変更になる場合があります。ご了承ください。
  • 未就学児の入場はご遠慮ください。
  • U30割券でご入場の際は、年齢が確認できる身分証明書のご提示をお願いいたします。
  • 開演後は入場を制限させていただく場合があります。
  • 駐車場が混雑いたします。ご来場は余裕をもってお早めにお願いします。
  • 終演後に津駅西口行の臨時バスを発車いたします。(有料)

    臨時バスについて

イベントに関するお問い合わせ先

担当部門
三重県文化会館トップページ
電話番号
059-233-1122(チケットカウンター)
所在地
〒514-0061 三重県津市一身田上津部田1234
三重県総合文化センター 三重県文化会館