【公演中止】松竹大歌舞伎『義経千本桜 川連法眼館の場』『連獅子』
コロナウイルス感染拡大防止のため、公演中止が決定いたしました。
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今年は、歌舞伎の三大名作のひとつとして上演を重ねる作品『義経千本桜 川連法眼館の場』と人気の高い長唄舞踊『連獅子』をお届けします。
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基本情報
主な出演者

演目
『義経千本桜 川連法眼館の場』
『連獅子』
あらすじ・みどころ
■義経千本桜 川連法眼館の場(よしつねせんぼんざくら かわつらほうげんやかたのば)
吉野の山中にある川連法眼の館では源義経が匿われていた。川連法眼は、頼朝方に露見し、義経の身柄を差し出すよう迫られていたが、妻飛鳥に義経を守り抜く覚悟であることを打ち明ける。
そこへ、義経の忠臣・佐藤忠信が訪ねてくる。義経は伏見稲荷で預けた静御前の様子を尋ねるが、忠信は覚えのない様子。まもなく静御前も現れ、はぐれたはずの忠信を見て驚く。不審に思った義経は忠信の詮議を命じ、静御前は初音の鼓を打つ。すると、もうひとりの忠信が忽然と姿を現す。実は、この忠信こそ、初音の鼓の皮を親とする狐の子。親を慕う子狐は、忠信に姿を変えて、静御前と鼓を守ってきたのだった。子狐の孝心に心打たれた義経は、子狐に初音の鼓を与える。すると、子狐は喜び……。
歌舞伎の三大名作のひとつとして上演を重ねる『義経千本桜』は、源平合戦後、数奇な運命を辿る源義経を軸に描かれた全五段の義太夫狂言で、四段目にあたる『川連法眼館』は、通称「四の切」と呼ばれています。狐忠信がその正体を顕(あらわ)す場での、「狐詞(きつねことば)」と呼ばれる独特な台詞(せりふ)廻しや、「毛縫い」と呼ばれる狐衣裳への鮮やかな早替りが眼目です。親子の情愛や狐と人間との慈愛を描いた傑作をご堪能ください。
■連獅子(れんじし)
文殊菩薩が住むといわれる霊地清涼山。その麓の石橋に、狂言師の親子が手獅子を携えて現れます。狂言師達は石橋の謂(いわ)れや、子を千尋の谷へ蹴落とし、谷底より駆け上ってくる子だけを育てるという故事に因んだ踊りを見せます。やがて法華僧と浄土僧がやって来て、お互いの宗派の違いから口論となりますが、一陣の風に怯え退散します。そこへ親獅子と仔獅子の精が現れ、勇壮に毛を振りながら、華麗な獅子の狂いを見せて舞い納めるのでした。
通常は親獅子と仔獅子の二人で踊りますが、今回は親獅子と二人の仔獅子の三人で踊る演出でご覧頂きます。能の「石橋」をもとに、前半で親子の情愛を、後半では勇猛な獅子の毛振りを見せる、人気の高い長唄舞踊をお楽しみください。
関連イベント 歌舞伎レクチャー
楽楽歌舞伎塾 ~歌舞伎の楽しみ方~
2020年4月15日(水曜日)14時00分から16時00分まで
※事前申込制・先着順
場所:三重県総合文化センター 多目的ホール
受講料:1,000円(全席自由)
講師:葛西聖司さん(古典芸能解説者)
申込:2020年1月21日より開始
詳細は下記「三重県生涯学習センター」までお問合せください。
主催 / 申込:三重県生涯学習センター 059-233-1151
詳細情報
日程 | 2020年 5月20日(水曜日) 【昼の部】12時00分開演 【夜の部】16時00分開演 |
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上演予定時間 約2時間30分 | |
料金 |
指定席
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チケット | 2020年 2月23日(日曜日) 10時発売 |
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クレジット |
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備考 |
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イベントに関するお問い合わせ先
- 担当部門
- 三重県文化会館トップページ
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- 059-233-1122(チケットカウンター)
- 所在地
- 〒514-0061 三重県津市一身田上津部田1234
三重県総合文化センター 三重県文化会館