三重県総合文化センター開館25周年記念事業二兎社公演43「私たちは何も知らない」作・演出/永井愛  出演/朝倉あき ほか

二兎社

『ザ・空気』『ザ・空気 ver.2 誰も書いてはならぬ』と、話題作を立て続けに発表してきた永井愛の新作。『青鞜』編集部を舞台にした異色の青春群像劇です。

平塚らいてうを中心とする「新しい女たち」の手で編集・執筆され、女性の覚醒を目指した『青鞜』は、創刊当初は世の中から歓迎され、らいてうは「スター」のような存在となる。しかし、彼女たちが家父長制的な家制度に反抗し、男性と対等の権利を主張するようになると、逆風やバッシングが激しくなっていく。やがて編集部内部でも様々な軋轢が起こり─

基本情報

開催期間

2020年1月10日(金曜日)

チケット

イベントは終了しました

開催場所

三重県文化会館 中ホール

会場へのアクセス

主催者

文化会館

サービス情報

みる・きく / 託児あり託児サービスキャンパスシート学割20

出演

朝倉あき

朝倉あき(平塚らいてう)
福岡県朝倉市生まれ。神奈川県出身。映画『歓喜の歌』(2008)でスクリーンデ ビュー。スタジオジブリ『かぐや姫の物語』(2013)でかぐや姫の声を担う。主演し た『四月の永い夢』が2017年モスクワ国際映画祭で国際映画批評家連盟賞・ロシア映 画批評家連盟特別表彰をダブル受賞。テレビドラマ『下町ロケット』(TBS)で注目 され、映画『七つの会議』(2019)ではキーパーソンを演じて人気を集めた。放送中 のドラマ『グランメゾン東京』(TBS)にも出演。二兎社は『書く女』(2016)以来2度目の参加。

 藤野涼子

藤野涼子(伊藤野枝)
神奈川県出身。映画『ソロモンの偽証』(2015)で、1万人規模のオーディションの中から主役を射止め、スクリーンデビュー。これにより、報知映画賞、日本アカデミー賞など数々の映画賞で新人賞を受賞。最近では、ヒロインを演じたテレビドラマ『腐女子、うっかりゲイに告(コク)る。』(NHK)も話題に。二兎社初参加・初舞台。

大西礼芳

大西礼芳(岩野清)
三重県出身。テレビドラマ『ごめん、愛してる』(TBS)で独特の存在感を発揮して注目される。『結婚相手は抽選で』(東海テレビ) 、『俺のスカート、どこ行った?』(日本テレビ)など出演作多数。映画『菊とギロチン』(2018)、『嵐電』(2019)などでも好演。主な舞台出演に『民衆の敵』(2018)など。二兎社初参加。

夏子

夏子(尾竹紅吉)
東京都出身。モデル、女優として活躍。2019年に東京芸術劇場芸術監督の野田秀樹氏が立ち上げた「東京演劇道場」で学ぶ若手俳優の1人。『BACKBEAT(バックビート)』(2019)ではヒロイン役に抜擢され初舞台を踏む。他出演作として、テレビドラマ『明日の約束』(KTV/CX)、『トレース科捜研の男』(CX)、『偽装不倫』(NTV)がある。二兎社初参加。

富山えり子

富山えり子(保持研)
福島県出身。鴻上尚史の「虚構の劇団」や「劇団鹿殺し」などで舞台経験を重ね、ドラマ『スーパーサラリーマン左江内氏』(日テレ)や『海月姫』(CX)、『婚外恋愛に似たもの』(dTV)での好演で注目を浴びる。他の主な出演作に映画『リバーズ・エッジ』、『愛しのアイリーン』、舞台『少女ミウ』、『誰か席に着いて』、『民衆の敵』など。2019年は映画『トラさん〜僕が猫になったワケ』、舞台「チャイメリカ」(栗山民也・演出)、映画『どすこい!すけひら』(11月公開予定)にも出演。二兎社初参加。

須藤蓮

須藤蓮(奥村博)
東京都出身。話題を呼んだ京都発地域ドラマ『ワンダーウォール』(NHK)で主演。映画は上演中の『よこがお』のほか、『生理ちゃん』『いのちスケッチ』も11月公開予定。オーディション、永井愛ワークショップ、二兎社特別企画のドラマリーディング『走り去る人たち』(2019)を経て、二兎社本公演初参加。

枝元萌

枝元萌(山田わか)
滋賀県出身。加藤健一事務所俳優教室終了後、劇団ハイリンドを結成。独特なキャラクターを生かし、舞台のみならず、映像でも活躍。近年の主な出演作に、朝の連続テレビ小説『わろてんか』(NHK)、『グッドワイフ』(TBS)、舞台『私はだれでしょう』(2017)、『北斎漫畫』(2019)、ミュージカル『ハル』(2019)など。二兎社へは『シングルマザーズ』(2011)、『兄帰る』(2013)以来3度目の参加。

プロフィール

二兎社

1981年、大石静と永井愛の二人が設立。ともに卯年生まれであったことから、 劇団名を「二兎社(にとしゃ)」としました。それぞれのオリジナル作品を交互に 上演し、二人は役者としても出演。『カズオ』などの「早替わり二人芝居」で人気 を博しましたが、大石の退団した1991年以降は、永井の作・演出作品をプロデ ュースする演劇ユニットとして活動を続けています。
二兎社の新機軸となった「戦後生活史劇三部作」は、敗戦直後や高度成長期、学園紛争末期などの転換期に、 時代に翻弄されそうになりながらも、自らもしたたかに変化を遂げて生きていく庶民の姿を描き、「日本人」を舞台上で再発見したと高く 評価されました。それに続く新作『兄帰る』(1999)では一転して、最先端の ライフスタイルを持つ今どきの若夫婦を取り上げ、彼らの見かけと内面のギャップを浮き彫りにして観客を沸かせました。
これ以後もチェーホフを大胆にアレンジした『萩家の三姉妹』(2000)、文豪夏目漱石の作品を現代に甦らせ、 独白を多用して「自己」と「他者」の危うい関係を表現した『新・明暗』(2002)、教育現場の「日の丸・君が代問題」に果敢に切り込んだ『歌わせたい男たち』 (2005)など、自ら考える姿勢を演劇の場から発信し、観客自身を当事者にするような、「考えるエンターテインメント」としての作品を提供しています。

詳細情報

日程

1月10日(金曜日) 19時開演(18時30分開場)

上演時間 未定
料金

全席指定席

  • S席 4,500円
  • A席 3,500円

    学割20黒背景ロゴ:学生は各席20%割引
    キャンパスシートキャンパスシート対象

劇V.I.P.2019対象

チケット 11月10日(日曜日)10時発売
クレジット
主催
二兎社
三重県男女共同参画センター「フレンテみえ」
三重県文化会館
備考
  • やむをえない事情により、出演者・演目等公演内容が変更になる場合があります。ご了承ください。
  • 未就学児の入場はご遠慮ください。託児サービスがございます。
  • 学生券でご入場の際は、学生証の提示をお願いいたします。
  • 開演後は入場を制限させていただく場合があります。ご来場は余裕をもってお早めにお願いします。
  • 駐車場が混雑いたします。当日はできるかぎり公共交通機関をご利用ください。

イベントに関するお問い合わせ先

担当部門
三重県文化会館トップページ
電話番号
059-233-1122(チケットカウンター)
所在地
〒514-0061 三重県津市一身田上津部田1234
三重県総合文化センター 三重県文化会館