みえミュージアムセミナー 石水博物館

みえミュージアムセミナー第2回。川喜田半泥子没後50年を記念して石水博物館で開催された展覧会「川喜田半泥子が見た名品」をテーマとした講演会を開催しました。
川喜田半泥子は、経済界で重要な役職にある傍ら、茶の湯や陶芸など多彩な趣味人でもありました。「半泥子」という名には「半ば泥みて半ば泥まず」という意味があります。つまり、趣味に没頭する自分を、一方で経済人として客観的に見るバランス感覚を持つよう心がけていました。
展覧会では、半泥子が憧れた桃山時代の名品と、名品から影響を受けた半泥子の作品を見比べることができます。
講演会では、半泥子が名品と出会い、影響を受け制作した時期や背景、作品の見どころ、作品の贈り先など、詳細に解説していただきました。
☆講座開催情報
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時間 13:30〜15:00
講師 石水博物館
学芸員 龍泉寺 由佳さん
参加者数 82名
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☆参加者の声
・とにかく「半泥子さん、大好き!!」な私です。「何ともしあわせな」笑いをいただいています。あの基本の徹底した姿勢の上に成り立つユーモアとウィット感がやはり魅力的です。
・石水博物館へは何度も行っているが、詳しい説明を受けて半泥子に対する興味がよりふかくなった。彼のサービ

ス精神にも感心した。
