学校向け文化体験プログラム「日本音楽の楽しさを体験しよう!」

松阪市立伊勢寺小学校6年生のみなさんに箏の演奏体験をお届けしました。
今回は、6年生で体験時間もたくさんあるということで、通常のプログラムで使用しているよりも難しい楽譜にチャレンジしました。
練習曲「さくらさくら」の譜面には漢数字の他に、見慣れない「斗・為・巾」という漢字が並んでいます。また、数字の右隣にカタカナの「ヲ」や「オ」がついているものもあります。
これはどういうことを意味するのでしょうか?
初めて見る楽譜にとまどいながらも、講師に弾き方を教わり、実際にできるとうれしそうでした。
体験の後は、講師の模範演奏を聴きました。
「小さい秋」「かあさんの歌」「四季の歌」のメドレーです。
自分たちが体験した、半音上げたり下げたりする演奏法や、もっと複雑な演奏法も出てきたので、みなさん真剣に鑑賞していました。
最後に交替で練習の成果を合奏しました。講師は伴奏のみで、メロディは子どもたちだけで弾きましたが、きれいな「さくらさくら」の音色が教室に響きました。
☆プログラム開催情報
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日時 1月20日(金)13:50〜15:25
講師 三重県三曲協会 青木琴里さん ほか
児童数 6年生 26名
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☆先生の声
・子どもたちのふだんの様子とは違い一人ひとりがうれしそうに演奏したり、合奏するときにも真剣な様子がみられました。交代でおこなうことにより、集中してとりくめていたと思う。もうすこし、一人ひとりにいきとどくように教えていただく方がいればなおよかったかもしれない。
☆子どもの声
・琴の弦を弾くのに力をかなり使いました。もう少し練習したかったです。けどいい体験ができました。
・初めての琴だったので、さわったこともなかったし、聞いた事もさわったこともなかったので、わくわくしました。最初は何もひけなくて、先生に教えてもらったし、自分たちでも練習したので、最後にみんなで合そうできてよかった。
(平成23年度3学期)

