みえミュージアムセミナー「暦と物の怪−平安貴族のドタバタ生活劇−」

見る・知る・巡る!みえミュージアムセミナー第2回のセミナーです。
斎宮歴史博物館の展示テーマとしては異色だと話題の特別展「暦と怪異−不安な日々の平安貴族」について、担当学芸員の方からお話をしていただきました。
当時、「暦」は平安貴族にとってのバイブルでした。貴族たちは、何かにつけ陰陽師に相談し、○○をしてもよい日、悪い日を占ってもらっていました。物事が予定通り進まないことは日常茶飯事だったそうです。しかし、いつの時代にも抜け道というのはあるそうで。中には、必ずしも従わなくてもよいという、軽めのものもあったのだとか。
「暦」を所有することができるがゆえに、「暦」に振り回される貴族、暦など知らない庶民。科学で説明できることが増えた現代なら、なんとはないことのように感じてしまう平安貴族のドタバタぶりを、受講者のみなさんも楽しんでおられた様子でした。
また、生涯学習センターエントランスでは、パネル展示も行いました。
☆講座開催情報
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時間 13:30〜15:30
講師 斎宮歴史博物館
学芸普及課 船越 重伸さん
参加者数 116名
参加費 無料
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☆参加者の声
・ゆっくりとわかりやすくユーモアたっぷりにお話しいただきました。資料、出典なども教えていただき興味が増すところです。ありがとうございました。展示されている内容がよくわかりました。
・平安時代ドタバタ生活とても楽しくお話し頂き良かった。平安時代にタイムスリップしたい気持ちになったかなぁ〜 ありがとうございました。
