まなびぃすとセミナー 「蓄音機の王様“クレデンザ”が奏でるアコースティック音楽のかがやき

亀山市関町にある「楽聴館」が所蔵されている蓄音機を使って鑑賞会を開催しました。
近年では、蓄音機はすっかり姿を消してしまい、博物館などで展示品として目にすることはあっても実際に演奏を聴く機会は少なくなってしまいました。
今回の講座では、まずは東日本大震災の追悼演奏曲としてシューベルトの「アベマリア」が流されました。その後クラシックやジャズの楽器演奏、アメリカの歌曲、オペラのアリアなど様々なジャンルの名曲を、その時代に作られたSPレコードを使って、蓄音機の中でも銘機といわれている“ビクトローラ・クレデンザ”を主に、5台の蓄音機を使い鑑賞しました。
受講者の方々は、蓄音機の音楽を聴いたことがある方や、初めて耳にする方など様々な年代の方が参加されていましたが、約90年前に作られた蓄音機がこれだけのすばらしい音色と音量を保っていて、しかも全く電気を使っていないことに皆さん驚きと感動をもって鑑賞されていました。
☆講座開催情報
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日時 5月26日(土)
1回目:10時〜12時30分
2回目:14時〜16時30分
講師 楽聴館 館長 服部 豊光さん
参加者数 1回目34名 2回目44名
参加費 500円
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☆参加者の声
・100年近い音がこんなすばらしいなんて感動いたしました。涙が出るほど感動しました。
・博物館や資料館にしか置かれていないと思っていました。このように蓄音機でレコードを聴ける機会があるととても嬉しいです。
・会場の内装など、講座をより楽しむ為の設営が出来るのが素晴らしいですね。

