学校向け文化体験プログラム「楽しい俳句」

開催日
平成24年9月5日
開催場所
大台町立三瀬谷小学校

大台町立三瀬谷小学校の5、6年生のみなさんに、世界でもっとも短い文学『俳句』にふれてもらう授業を届けてきました。

簡単に俳句の基本を勉強したら、小学生が詠んだ俳句で虫食いクイズをしました。
「『あつくない?けむくじゃらの○○○』。○の部分にあなたなら何を入れる?」との講師からの問いかけに、考え込んだり、浮かんだ言葉を指折り数えたりする子どもたち。そんな子どもたちに講師は「この句を詠んだ子は『毛虫君』としたけれど、みんなが考えた言葉も正解だよ。」と伝えました。

後半は校庭に出て俳句を創りました。聴こえてくる音や目に映る風景や植物などを題材とし、一人でいくつも創作していました。教室に戻って創った句を黒板に掲示し、友だちが詠んだ句をみんなで鑑賞しました。


☆プログラム内容
1.俳句の基本
2.俳句虫食いクイズ
3.校庭に出て俳句づくり
4.みんなで講評


☆プログラム開催情報
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日時   9月5日(水)10:35〜12:15
講師   俳人 神田 ひろみ さん  
児童数  5年生 31名
       6年生 32名   
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☆先生からの声
・その子一人ひとりの良さをみつけてほめてもらったので、どの子もうれしそうな表情をしていたのがよかった。俳句って楽しいな、簡単だなって思えたのがとてもよかった。
・また俳句を作る時の参考にしたいです。


☆子どもたちの声
・わたしはとても俳句がすきになり、よるにかぞくと俳句をしました。(5年生)
・「かぶと虫ずっと飛んでるいい気持ち」これがぼくのはいくです。とても書くのがむずかしかったです。(5年生)
・自然の中で自分で感じたことを俳句にできてよかったです。神田さんに1句ずつ俳句の説明をしてもらってすごく勉強になりました。(6年生)
・俳句は正解がないんだと思いました。だから神田さんは、ぼくたちが作ったものすべてをほめてくれました。自由の世界。5・7・5っていう設定が考えられいて、面白い秘密だと思います。(6年生)