学校向け文化体験プログラム「写真の原点『カメラオブスクラ』を作成してみよう!」

津市立高宮小学校6年生のみなさんに、今年度からの新プログラム、写真の原点と言われる『カメラオブスクラ』を作成し、風景を写し取る授業を実施してきました。
 
 木箱に鏡とレンズ代わりの虫眼鏡を取り付けて完成する『カメラオブスクラ』。木箱が目の前に置かれると、みんな一心不乱に作り出しました。完成後は“学校の好きな風景”を切り取るということで、それぞれ校庭や音楽室など目的の場所に移動し写生を始めました。どんどん夢中になっていく子どもたち。1時間くらいの間に3,4枚の作品が仕上がっていました。6年間過ごした学校のよい思い出の1つとなったのではと感じました。
 
 
 ☆プログラム内容
 1.カメラの原理や簡単な写真史の説明
 2.カメラのしくみ
 3.カメラオブスクラ作成
 4.カメラオブスクラで学校の好きな風景を写す
 5.写した風景にサインをいれる
 6.講評とまとめ
 
 
 ☆プログラム開催情報 
 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 日時  12月13日(火)13:05〜15:40
 講師  写真師 松原 豊さん  
 児童数 6年生 14名
 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 
 
 ☆先生からの声
 ・実際にカメラオブスクラを作ったり、風景を写したりしていくうちに、だんだん夢中になっていきました。1枚目より2枚目の方が上手になっていき、楽しんでいろんな風景を写していてとても良いプログラムでした。
 
 ☆子どもたちの声 
 ・私ははじめてカメラをつかって絵を書きました。5年生のときふうけい画を書いたけど、あまりうまくかけませんでした。でもカメラオブスクラをつかって書いたらうまく書けました。こんな体験をできてよかったです。
 ・昔のカメラのことがわかった。自分がしらないことがたくさんあった。カメラオブスクラをつかった時は、いつもよりなぞり書きだったのでかきやすかった。
 ・自分の服でかげにしたらうつした物がうつるということがすごかった。またアニメのキャラクターとかもうつしてみたいです。
 
 (平成23年2学期)








