学校向け文化体験プログラム「弦楽器の楽しさを体験しよう!」

ヴァイオリンの体験授業を伊賀市立中瀬小学校5年生の皆さんに届けてきました。
まずは、講師の模範演奏を聴きました。じっと聴き入ったり、講師の指の動きに驚いて顔を見合わせたり。
ヴァイオリンについての説明では、表板の隙間から覗くと“魂柱”というものがあり、これが少しでも傾いたりするとうまく音が出ないことなどヴァイオリンの仕組みも教えていただきました。
その後、ヴァイオリンより一回り大きく、低い音が出るヴィオラが紹介され、ヴァイオリンとヴィオラの三重奏を聴きながら、音の違いを感じました。
そしていよいよヴァイオリンの体験です。課題曲「メリーさんの羊」をグループにわかれて練習しました。練習後は各グループごとにピアノの伴奏にのせて発表を行いました。練習のときは「難しい」「ギーギーなる」「腕が痛い」など言っていた子どもたちも、本番では最後まで一生懸命弾ききり、メロディーをばっちり届けてくれました。
☆プログラム内容
1.模範演奏を聴く
2.ヴァイオリンの説明
3.ヴィオラの紹介⇒ヴァイオリンとヴィオラの
三重奏を聴く
4.鉛筆を使って弓の練習
5.ヴァイオリンの体験「メリーさんの羊」
6.模範演奏「メリーさんの羊変奏曲」
☆プログラム開催情報
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日時 1月16日(月)10:45〜12:20
講師 日本弦楽指導者協会三重県支部のみなさん
児童数 5年生 17名
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☆先生からの声
・短時間にヴァイオリンが弾けるようになり、驚きと嬉しさでいい表情だった。
・先生方の演奏を真剣にきくことができていたと思います。とてもよい経験をさせて頂きました。
☆子どもたちの声
・おかしな音が出たりしてむずかしかったけれど、とてもたのしかったです。
・三重奏を聞かせてもらった時、3人の息がすごくあっていて、きれいでした。
・はじめに弾いてくれた人のを見ていたら「かんたんやな」と思いながらきいていて実際に弾いてみると「ギー」という音がなって「こわれてんのかな?」と思って教えもらうときれいな音がなりました。
(平成23年度3学期)

