みえアカデミックセミナー2011
鈴鹿医療科学大学公開セミナー
「仙人が飲んでいた杜仲茶の効能」
「くすりと食べ物 〜医薬品と食品〜」

前半の講義では、健康茶として注目されている杜仲茶についてのお話でした。杜仲茶の「杜仲」とは仙人の名前が由来であり、1科1種1属という非常に珍しい植物であることや、中国では昔から五大漢方薬のひとつと言われ高貴なものとされてきたことなどの紹介がありました。また杜仲の葉に含まれる成分や作用、効能などを詳しく解説し、他の健康茶との健康効果の比較についての紹介がありました。
後半の講義では、くすりと食べ物、食べ物と食品、言葉の違いについて、「薬食同源」というキーワードを用いてのお話でした。漢方薬や生薬については、天然由来だから安心というわけではなく、副作用があることにも触れお話されました。最後にはセルフメディケーションとして、「正しい情報を得る」ことの大切さを紹介されました。
☆講座開催情報
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演題
「仙人が飲んでいた杜仲茶の効能」
「くすりと食べ物 〜医薬品と食品〜」
講師
薬学部 教授 藤川 隆彦さん
薬学部 教授 岩島 誠さん
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☆参加者の声
杜仲茶の効能についてよく理解できました。健康のため、腹七分目でがんばりたいと思います。クスリは薬害があるので、最終にしたいと思います。
身近な問題を解りやすく説明されて勉強になりました。薬漬けの日々を反省しました。“自己管理”、これが一番大切なことです。
杜仲茶、さっそく買って帰ろうと思いました。聞くことができてよかったです。ありがとうございました。「過ぎたるは・・・」、本当にそうだとおもいました。お二人の先生ともとてもお話がわかりやすかったです。
薬について、薬食同源の立場から興味深いお話を教えていただきました。今後自己責任で基本に戻って健康管理をしていきたいと思いました。
杜仲茶の良さが理解できました。私も飲んでみたいと思いました。お話もとても聴きやすくてよかったです。藤川先生のスタイルの良さが、杜仲茶の効果があるという証明にもなっているような説得力がありました。薬食同源の話もとても聴きやすくてよかったです。くすりも食べ物も、摂り過ぎはよくないので、バランスに気をつけようと思いました。岩島先生のお話もユーモア

を交えてくださって、とても楽しくてよかったです。ありがとうございました。