学校向け文化体験プログラム 伝統文化を体感!「三重の伝統文化を体験しよう!(狂言)」

松阪市立柿野小学校6年生のみなさんに、「狂言」の体験授業を届けてきました。
狂言師の森さんは、はじめに舞台(体育館に、柱と鏡板をおき能舞台を作っている)を紹介、続いて挨拶と発声の大切さについてお話され、改めてみんなで挨拶をしました。
次に狂言の「泣く」「笑う」の所作を教えていただき、恥ずかしがりながらも、先生と子どもたちは一緒に狂言の「笑い」を実践しました。また、本物の扇子や面を見せていただき、その扱い方についても教えてもらって、恐々ながらも積極的に触れていました。特に古く歴史があるものに興味が集中していました。「柿山伏」の実演では静かに見入り、ポイントポイントでは笑いも起きていました。この後、「いろは」の台詞を最初から最後まで皆で練習しました。言葉遣いや抑揚に苦戦しながらも、森さんに続いて大きな声で一生懸命練習しました。
☆プログラム内容
1.狂言のお話、あいさつの心がまえと発声についてのお話
2.「柿山伏」の上演
3.体験(衣装・面・扇子に触れる、台詞の練習)
☆プログラム開催情報
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日時 9月27日(木)13:40〜15:50
講師 三重県能楽連盟 森 浩一さん
児童数 6年生 17名
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☆先生からの声
・講師のハツラツさ、声量の多さに感動しました。これから生きていくために大切なこと(あいさつ、声の出し方など)も教えていただきよかった。
・文化祭で狂言に挑戦してみようと思っています。
☆子どもたちの声
・あいさつは相手の人に気持ちを伝えるのですごく大切だと分かりました。
・やっぱり目のまえでかきやまぶしをみるとこえがどんだけおおきいか、うごきがどんなんかがよくわかってよかったです。
・ぼくは服も着せてもらいました。100年以上の物だそうです。すこしいたんでいるだけでこれは本当に100年つかったのか?と思うぐらい大事に大事につかわれてきたんだなぁーと思いました。
・柿の食べている音、顔の表げんだけでこんなに想ぞうができるんだなぁととてもおどろきました。


