三重のまなび2012「朗読と尺八で読みとく『源氏物語』と『平家物語』の世界」

日本の二大古典文学である『源氏物語』と『平家物語』の名場面を、物語の背景や登場人物の説明などを解りやすい解説で学習し、その後、尺八の音色が響く中で、原文の朗読が行われました。
源氏の「白旗」と平家の「赤旗」をイメージした舞台で、響きの異なる尺八、朗読の声色とリズムの変化、照明を使った舞台演出などで違いを作りながら、前半に『源氏物語』、後半に『平家物語』の世界が繰り広げられ、参加者の方は古典文学の世界を、朗読と尺八で楽しく生涯学習されていました。
☆講座開催情報
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時間 13:30〜15:30
講師 近代日本文学研究家 河原 徳子さん
尺八奏者 新田 みかんさん
参加者数 216名
参加費 500円
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☆参加者の声
・とてもよかったです。原文で難しかったですが解説付きなので助かりました。尺八の音とマッチして、幽玄の世界に引き入れられていく感じがしました。ありがとうございました。
・朗読と調和の取れた尺八が雰囲気をかもし出していた。場面に合った照明もよかった。一風変わった学習でよい感動を受けました。
・おごそかな雰囲気でありながら、はっきりとした語りで、ユーモアも交じってよく解りました。
