学校向け文化体験プログラム「日本音楽の楽しさを体験しよう!」

開催日
平成23年12月6日から平成23年12月8日
開催場所
三重大学教育学部附属小学校 音楽室

日本の伝統音楽に触れてほしいとの希望で、三重大学附属小学校5・6年生にお筝の授業を実施しました。

クラス単位に分かれて1時間ずつ、『さくら』を課題曲として実際にお筝を弾く体験をしました。座り方から教わり、最初はうまく音が出せなかった子も、徐々に大きい音が出るようになり自信がでてきたようで、最後は講師の伴奏に合わせて合奏しました。1曲弾けるようになった子もそうでない子も、それぞれできる範囲で参加できたようでした。

☆プログラム内容(6年生)
1.お筝・邦楽 楽譜などの説明
2.『さくら』練習
3.『春の海』鑑賞
4.尺八の説明
5.自由練習
6.合奏


☆プログラム開催情報
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日時  12月6日(火)9:00〜12:20
     12月8日(木)9:00〜12:20
講師  三重県三曲協会のみなさん  
児童数 5年生104名
      6年生113名
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☆先生からの声
・普段落ち着きのない子も正座し、琴を爪弾くと心おだやかに演奏する姿が見られ、とても良かった。【5年生】
・鑑賞は必ずあった方がよいが、活動のどの位置に入れるかは検討する必要があると感じました。【6年生】

☆子どもたちの声
・ヴァイオリンをならっているが、やっぱり西洋の文化と日本の文化は全く似てないなと思った。【5年生】
・けんばんハーモニカでさくらをひいたら、すごく簡単だったのでおこともそんなには難しくないだろうと思っていたけれど、体の角度や音の出し方が難しかったです。楽しかったので、またおことがひきたいです。【6年生】
・尺八はリコーダーとフルートを混ぜたみたいな物だと思っていたけれど、フルートの様に横吹きではないし、リコーダーの様に穴が多くない。びっくりしたけれど、とてもきれいな音でした。お琴は思うように大きめの音が出なくてがっかりだったけど、原理は弦楽器と同じなのかな?と思えました。【6年生】


(平成23年2学期)