学校向け文化体験プログラム「弦楽器の楽しさを体験しよう!」

開催日
平成23年12月1日
開催場所
くろしお学園おわせ分校

8月の教職員研修を受けていただいた先生からお申込いただき、くろしお学園おわせ分校へ弦楽器のプログラムを届けてきました。

前半は、高等部の生徒と小・中学生も一緒に鑑賞中心の授業を行ないました。「チャルダッシュ」や「星に願いを」の演奏とヴァイオリン、ビオラ、チェロといった楽器の説明をしていただきました。
後半は高等部の生徒たちがヴァイオリンの演奏を体験しました。挑戦した曲は「メリーさんの羊」。グループに分かれ、楽器の構え方から教わり15分程度練習すると、ワンフレーズ弾けるようになっていました。さすがは高校生、しっかりしたきれいな音を出し、先生方を驚かせていました。また別のグループでは鉛筆を使って弓の持ち方・使い方を練習しました。生徒たちは講師の持ち方を一生懸命まねていました。

その後講師陣に「メリーさんの羊変奏曲」を演奏していただきました。生徒たちは最後まで集中力を切らさず真剣に鑑賞しており、本当に音楽を楽しんでくれていたようでした。


☆プログラム開催情報
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日時  12月1日(火)10:20〜12:00
講師  日本弦楽指導者協会三重県支部の
     みなさん  
生徒数 高等部17名
     ※鑑賞のみ小・中学生4名
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☆先生からの声
・いつもは独り言が多い子が演奏にきき入っていて、ヴァイオリン体験のときにも真剣な顔つきで取り組んでいた。車イスの子で体が動きにくいため色々なことを自分からあきらめている子が、ヴァイオリン体験では真剣な顔つきで「もう少し肘を支えてください」など熱心に取り組んでいる様子がみられた。
・子どもたちの真剣な表情、音が出た時の驚きと嬉しそうな顔がみれました。最後練習した「メリーさんの羊」をみんな(グループ)で合わせて演奏できたらよかったなと思います。


☆子どもたちの声
・いままでこんなに楽しい授業はいっしょうに一度しか行なえません。次に行なえる時があれば1回目よりも、もっと楽しみたいです。
・ヴァイオリンの音がキレイになりました。うれしかったです。おもしろかったです。楽器を持つのが難しかったです。

私はヴァイオリン体験の時にさいしょにあいさつがあって私はきんちょうしました。それから皆さんの演奏を聞きました。本当に素晴らしくて私は泣けてきました。でもあこがれました。ありがとうございました。


(平成23年2学期)