学校向け文化体験プログラム「演劇プログラム」

今回は学校側から「自分から進んで表現したりすることが苦手な子どもたちの、何かのきっかけになれば」との希望があり、6年生に演劇プログラムを実施しました。
プログラムの内容は『対話劇』。学校に転校生がやってくるという設定の台本を使い、グループで活動しました。ワークシート1では、台本の一部をグループで書き換え演じ発表しました。他のグループの作品に刺激を受けたのか、だれも休憩を取らずワークシート2を始めていました。ほぼ真っ白な台本を、ワークシート1を参考にしながらみんなで書き上げていきました。どんどんネタが出てきてなかなかまとまらない班もあれば、早くから立ち稽古を始める班があったりとそれぞれでしたが、最後の発表では全員が楽しそうに演じきっていました。
講師からは講評と、みんなと意見をまとめていかなければならないときに求められるであろう“正解”ではない“最適解”というお話がありました。ここまでグループで作品を創り上げた子どもたちには、このお話が実体験として理解出来たようでした。
☆プログラム開催情報
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日時 11月18日(金)9:35〜12:35
講師 津あけぼの座 油田 晃さん
生徒数 6年生21名
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☆先生からの声
・勉強でいい成績がとれない子たちも「自分もできる」という自信が持てたようでキャリア教育にふさわしいと感じました。
☆子どもたちからの声
・まずむずかしかったことは、自分たちで台本を作ること、いけんが合わなかったりしたから。おもしろかったことは、その役を上手にひょうげんできたことです。
・今日はすごく楽しくてもうもり上がってしまいました。すごく楽しかったです。手をたたくのにちょっと手がいたかったです。えんげきプログラムは楽しかったです。
・相手はどんなくふうをしたら笑ってくれるのかを考えるのがむずかしかったです。
(平成23年2学期)

