学校向け文化体験プログラム「ピアノのふしぎ」

津市立明合小学校の全校児童のみなさんへ、学年別にピアノの授業を届けてきました。
ピアノの音が出るしくみを学ぶため、鍵盤からの内部構造の模型を使い、説明を受けました。それからいつもは閉じられているピアノのふたを開けて内部を見たり、また音を響かせる重要な役割を持つ「響板」にオルゴールを置いたり、ピアノの下にもぐったりして音の響きを確かめたりしました。
子どもたちはただ演奏を聴くだけではない、ピアノという楽器に親しむことができたプログラムを満喫してくれたようでした。
☆プログラム内容
1.挨拶の1曲『子犬のワルツ』鑑賞
2.音楽室が美術館に?
ムソルグスキー『展覧会の絵』にのせて
3.ピアノのふしぎ
いろいろな実験・体験を通してピアノの構造
を学ぶ
4.ピアニストと一緒に演奏
1〜4年 鍵盤ハーモニカで『キラキラ星
変奏曲』
5・6年 ハンドベルで『カノン』
5.最後に1曲鑑賞
1年 『エリーゼのために』
2〜4年 『トルコ行進曲』
5・6年 『革命のエチュード』
☆プログラム開催情報
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日時 11月22日(火)10:35〜15:20
12月5日(月)10:35〜12:00
講師 ピアニスト 伊藤 亮子さん
児童数 全校児童118名
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☆先生からの声
・学年に応じたプログラム、話の内容で素晴らしかった。一番素晴らしかったのは、伊藤さんが児童とのやり取りの中で、児童の反応を受け入れながら柔らかく言葉を返してみえたところです。
・1時間の中にもりだくさんの内容で充実してはいたものの、対話の時間がとれなかったのが残念だった。
☆子どもたちの声
・ピアノの中がひつじのけがつかわれていたよ。しらなかったよ。【1年生】
・わたしは、ピアノをならっていていつも家でいやいやで練習をしていました。でも、いとう先生のを見たら、先生みたいにピアニストになりたいから、ピアノをたのしく練習したいです。【3年生】
・1番おもしろかった所は響板の所で小さい音のオルゴールの音が響板にのせることによって大

きくなったのがびっくりでした。今度授業をうけさせてもらえるならピアノの歴史をしりたいなあと思いました。【5年生】
(平成23年2学期)
